鈴木議員は本会議でマイクの前に立ち、政府が国民に10万円の給付を決めた政府を称賛。そして、一部野党が1月、新型コロナウイルス問題が浮上した際に、「桜を見る会」や「IR問題」に時間を割いていたことを厳しく批判する。
最後に、同議員は「我々が直面しているのは、新型コロナウイルスとの戦いであり、それは世界の国々との協力連携が不可欠で、強いリーダーシップが必要です。それができるのが安倍総理あなたであります」と話す。
続けて、「議員の皆さん。今戦うべき相手は大災害とも言うべき新型コロナウイルスであり、政府ではありません。反対のための反対の政党では立ち行かないのであります。危機的状況の今、全会派、全国会議員がワンチームとなって知恵を出し合い、政府と協力し、見えざる敵との戦いに勝利することではないでしょうか?」と訴える。「非協力的」と名指しされた形となった野党は、鈴木議員に激しいヤジを浴びせた。
この発言に、「大賛成。緊急事態下でどんな法案でも反対し文句を言う一部政党は異常だ」「今こそ日本人が一つになる時。足を引っ張る勢力は邪魔でしかない。よくぞ言ってくれた」「色々問題もあるけど、今は新型コロナウイルスをどうにかすることが先」と称賛の声が相次ぐ。
鈴木議員の演説を見た高須クリニック院長の・高須克弥氏も、「ワンチーム、大賛成」と賛同の意思を示し、1万を超える「イイね」が寄せられる。一方、立憲民主党支持者などからは「緊急事態宣言下だからって文句も言えないの?おかしいよね」「過去に刑務所入った人に言われたくない」「言論の自由を奪うな」などと、批判の声が上がった。
4月に産経新聞・FNNが行った世論調査では、鈴木議員が所属する日本維新の会が支持率を上げ、立憲民主党を上回っている。どちらを支持するのかは人それぞれだが、鈴木議員の演説には「納得できる」という声が多かった。