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「復帰後に浮きそう」「通信料が心配」新型コロナの影響をモロに受けそうな新大学1年生

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画像はイメージです

 日本中に感染者を出し続けている新型コロナウイルスは、ゴールデンウィークに突入した現在においても収束の気配を見せていない。
 2019年末に中国で初の感染者を出し、1月には国内で複数人の感染者を確認。2月には国内で初の死者を出し、4月には緊急事態宣言が出されるなど多大な影響を出しており、それは4月から新しい生活をスタートさせる予定だった若者にも大きな影響を及ぼしている。

 4月から入社する新社会人は、多くの企業でZOOMなどを使ったリモート入社式を行ったことが話題になったほか、入社したものの現在まで出社できていない新社会人も数多いという。春からの入社に備えて引っ越しなどしていた新社会人は「いつ出社できるのか…」と不安な日々を過ごしているという。
 また、コロナの影響は新社会人だけではなく、4月から入学するはずだった大学1年生にも影響を与えているという。

 今年入学した大学1年生は、現役の場合、3月に行われるはずだった高校の卒業式を開催できないまま卒業となり、大学へ入学したのだが、当然入学式は行われず授業も延期。9月入学説まで発展し、「こんなはずじゃなかったのに…」と精神的に辛い日々を過ごしているという。

 さらに、大学はガイダンスを受けて履修届を出さないと講義を受けることができないのだが、初めて大学に入学した新入生はガイダンスをZOOMなどで聞き、慣れない履修届もネット上で行っている。

 特に、移住圏でない大学へ通い始めた下宿組の新1年生は、周囲に友人や知人が一人もいないまま、ネットでの履修届や授業を受けることになり、「仮に元通りになっても学部内で浮かないか心配」という声もあるという。
 また、下宿組は家庭が困窮しているため、アルバイト収入を見込んで大学に進学した人も少なくないので、「バイトも減らされそのままでは大学生活を送れない」とする1年生のほか、ネットを使ったリモートで授業を受けるにしても、「通信料がかかるので負担が大きい。速度制限を食らったらまともに受けられなくなるかも」との声もある。

 新大学1年生のコロナとの戦いは、まだまだ続きそうだ。

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