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ダルビッシュ、野村克也さんの遺体公開について「アメリカならOK」か調査 現地のチームメイトらも「聞いたことがない」

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ダルビッシュ有(写真はレンジャーズ時代)

 カブス・ダルビッシュ有が、20日に自身のツイッターに投稿。11日に亡くなった野村克也さんの遺体を、義理の息子である団野村氏が16日に自身のツイッター上に公開したことに関する質問の“調査結果”について報告した。

 野村氏の妻である沙知代さん(2017年12月8日に逝去)と前夫の長男である団氏の行為について、ダルビッシュは19日に自身のツイッターに投稿し、「本人がいいって言ってたならわかるけど、そうでないならダメでしょう。 賛否の賛の意味がわからない」と苦言。当該ツイートに返信する形で、ツイッターユーザーからは「遺体の写真をSNSにアップする神経が理解できない」、「いかに身内とはいってもさすがに非常識」といった反応が寄せられた。

 同時に、ダルビッシュの元にはSNSでの遺体公開についての質問も複数寄せられたが、その中の1つである「アメリカの文化ならOKという風潮はどう思う?」との質問に対し、ダルビッシュは「アメリカにそんな文化あるんですね!明日チームメイトに聞いてみます!」とカブスの選手たちに聞き取りを行うと回答していた。

 20日午前6時17分にツイッターに投稿したダルビッシュは「チームメイト、スタッフに聞きましたが『尊敬がない』『亡くなって休んでいるのになぜそれをするのかわからない』といったいった声ばかりで『アメリカにそんな文化あるのか?』と聞いたら『聞いたことない』とのことでした(原文ママ)」と、聞き取りの限りでは、アメリカにそのような文化があることは確認できなかったと報告した。

 今回の投稿に返信する形で、ツイッターユーザーからは「そりゃこんな不謹慎な事が文化になっている国なんて無いですよ」、「アメリカOKとか言ってた人は1人の行動だけを見て判断したのかもしれません」、「事情はどうあれ、遺体を撮影してSNSにアップするのは故人への冒涜だと思います」といった反応が多数寄せられている。

 ツイッターユーザーからの質問を受け、実際に聞き取り調査を行ったダルビッシュ。今回の投稿の中では「ただベネズエラや、ドミニカの人には聞いていないのでまた聞いてみます」と、今後、中南米出身のチームメイトやスタッフへも聞き取りを行うことを示唆してもいる。

 なお、今回物議を醸している団氏は、2018年12月9日に「我が最愛なり母親ごと野村沙知代停年85歳、亡くなってはや一年、、(原文ママ)」という文章と共に、棺の中で眠る沙知代さんを写した写真を2枚投稿してもいる。ただ、この投稿には、今回のような否定的・批判的なコメントは全くと言っていいほど寄せられていない。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
ダルビッシュ有の公式ツイッターより
https://twitter.com/faridyu
団野村氏の公式ツイッターより
https://twitter.com/donnomura

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