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ダルビッシュ、野村克也さんの遺体公開に「意味が分からない」 アメリカならOKの風潮にも疑問、団野村氏のSNS投稿に苦言

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ダルビッシュ有(写真はレンジャーズ時代)

 カブス・ダルビッシュ有が、19日に自身のツイッターに投稿。11日に亡くなった野村克也さんのご遺体が、義理の息子である団野村氏によってツイッター上に投稿されたことに苦言を呈している。

 野村氏の妻である沙知代さん(2017年12月8日に逝去)と前夫の長男である団氏は16日、自身のツイッターに野村さんが納められた棺、そしてヤクルトのユニホームを着て眠る野村さんの全身を写した写真をそれぞれ投稿。この投稿を受け、団氏の元には「最後の野村克也さんを見せてくださってありがとう」、「安らかなお顔が見られてとても嬉しいです」、「不謹慎すぎます、今すぐ消してください」、「身内にこんな非常識な事をする人がいるのは残念」と賛否の声が殺到していた。

 19日にツイッターに投稿したダルビッシュは、この一件を伝える『AbemaTIMES』(AbemaTV)の記事を引用リツイートした上で、「本人がいいって言ってたならわかるけど、そうでないならダメでしょう。 賛否の賛の意味がわからない」と苦言を呈した。

 今回の投稿に返信する形で、ツイッターユーザーからは「いかに身内とはいっても、さすがに非常識な気がします」、「ご遺体の写真をSNSにアップする神経が理解できません、野村監督のことを知らない人の目に入る可能性もあるのに…」、「そもそも最後の姿は心に残すもので、写真や映像に残すものではないと思う」といった反応が多数寄せられている。

 なお、ダルビッシュは今回のツイートの返信欄に寄せられたツイートの一部に返信してもいる。「団氏に感謝を述べる人もいたがどう思う?」というツイートには、「単に『自分が野村克也さんの最期を見られてよかった』ってことでしょう。野村克也さん側に立っては考えていないですよね(原文ママ)」と見る側の自己満足ではないかと回答。

 また、今回の一件を巡っては「アメリカなら珍しいことではない」との指摘も散見されるが、この点を踏まえた「アメリカの文化ならOKという風潮はどう思う?」とのツイートに対しては、「アメリカにそんな文化あるんですね!明日チームメイトに聞いてみます!」と、ダルビッシュ自身はこの文化を知らなかったようだ。

 19日正午現在では、団氏のツイッター上にアップされたままになっている野村さんのご遺体写真。日を追うごとに波紋は広がり続けているが、今後、団氏が削除などの対応を行うことはあるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
ダルビッシュ有の公式ツイッターより
https://twitter.com/faridyu
団野村氏の公式ツイッターより
https://twitter.com/donnomura

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