そんな我が家は昨年、再起を賭けてYouTubeチャンネルを開設し、杉山と関わり合いのある芸人たちを集めて、「我が家・杉山の悪口を1000個いただくまで帰れない酒場」という企画をスタートさせた。同企画は、『めちゃ×2イケてるッ』(フジテレビ系)の総監督として有名な片岡飛鳥氏が演出を担当し、話題に。しかし、その中で坪倉が後輩芸人にマジギレする場面があった。
動画には杉山の更生を願う多数の芸人が出演する中、最後に現れたのが、ハライチ・岩井勇気である。彼は、芸人同士の馴れ合いのような流れをずっと見ていたようで、登場して早々、「もうやめよ、やめよ。こんなYouTubeマジで意味ないから! だって(杉山は)反省してないでしょ、別に。何年前から(同じ流れ)繰り返してるの? 俺、(反省企画の)くだり何回も見てんだけど」と発言。これに坪倉は「今度こそは、ちゃんと…」と語るも、岩井は「いや、今度こそとかじゃないでしょ。熱量が全然、我が家から伝わってこねぇんだけど! 誰か見んだよ、このYouTubeよ。後輩も正座しながら、なんか言ってたけどさ、そんなことする必要ないわけ。我が家なんかもう終わりなんだから。だって、YouTubeチャンネル立ち上げるにあたって、カメラ5台あります、片岡飛鳥います、だったらもっと覚悟決めてやんなきゃいけねぇんじゃないの!?」と、正論をぶちかました。
その後、坪倉は「岩井は多分、核心突いてる。俺ら3人、響いてるし…」と話すと、岩井は「いや〜、響いてたかな?」と、苦笑しながら疑いの視線を向けた。すると、坪倉は「何がおかしいの? なあ! 人が一生懸命変わろうとしてるの見て、何がおかしいのお前は? キャラでやってんだったらもうやめろ! そんなもん。不愉快なだけなんだよ!」と、声を荒らげブチギレ状態に。さらに、「あと、俺らのとこに来てくれたのはありがたい。俺らにタメ口はいいよ。でも(ロッチ)中岡さんにタメ口使うな! 何でお前タメ口使えるんだよ! 関係ないだろ!」とヒートアップ。
これに岩井は「今、タメ口(が問題)とかの話じゃないでしょ? 感情的にならないでくださいよ。それを受け止めるって企画でしょう」と返し、その後も話し合いは続けられた。激論は7時間にも及び、最後に岩井は「俺はドキュメントだと思ってます。視聴者がドキュメントじゃないと思ってる状況であれば、これはドキュメントだという風に思ってもらいたい。(だから色々と)言いました。全然、僕は応援されなくてもいいです。これを言いに来ただけなんで。我が家と中岡さんに生意気にタメ口をきいた件は申し訳ございませんでした。頑張ってもらいたいです」と、本音を明かしたのだった。
その後、この動画は40万再生を超える反響を呼び、岩井の言動にも賛同する声が相次いでいる。今回のYouTube企画によって、我が家は変わることができるだろうか。