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WWEカブキ・ウォリアーズ旋風止まらず!アスカが連日の勝利

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場外戦を仕掛けるカブキ・ウォリアーズ

 世界最大のプロレス団体WWEは日本時間16日、ミネソタ州ミネアポリスのターゲット・センターでPPV『TLC』を開催した。

 アスカ&カイリ・セインの日本人女子スーパースター、WWE女子タッグチャンピオンチームのカブキ・ウォリアーズがメインイベントに出場。ベッキー・リンチ&シャーロット・フレアーと同王座の防衛戦をTLC戦で行った。

 TLC戦ではテーブル、ラダー、チェアーの使用が認められており、天井に吊るされている2本のベルトを奪取したチームが勝利となる。序盤、ベッキー&シャーロットがいきなり襲いかかり、シャーロットがカイリにビックブーツを放って攻め込めば、アスカはベッキーにヒップアタック、カイリもアスカと連携し、パイプ椅子を使ったドロップキックをシャーロットに決めて反撃。リング下から持ち出した消火器を噴射すると、アスカがベッキーをロープでラダーに縛り付けて数的優位の状況を作り出した。しかし、カイリが解説席からインセイン・エルボーをベッキーに放つと、ベッキーはこれを迎撃してロープを自力で脱出。カイリは戦闘不能に陥った。

 勝機と見たベッキーは、竹刀攻撃からアスカにレッグドロップを放ち、テーブルごと破壊するなど激しい攻撃を繰り出した。その後はテーブル、ラダー、パイプ椅子が飛び交う白熱の攻防を展開。終盤にベッキーがベックスプロイダーでアスカを投げ飛ばしてリングのラダートップまで上り詰めたが、最後はアスカがラダーに縛り付けたロープを引っ張ってベッキーを落とすと、ラダー上に吊るされたベルトをしっかりと抱きしめ奪取。最後はアスカが孤軍奮闘し、カブキ・ウォリアーズがWWE女子タッグ王座の防衛に成功している。

 日本時間の翌17日もアイオワ州デモインのウェルズ・ ファーゴ・アリーナで主要ブランドのロウが開催され、アスカがディオナ・プラゾとシングル戦で激突した。

 ゴング前に不意打ちのビックブーツで襲撃されたアスカはゴングと同時に「やってやるぞ」と言って襲いかかると、キック連打からヒップアタック2連発で圧倒。さらにディオナがアームバーを狙えば、アスカも飛び付きアームバーからニーバーを決めて倍返しにした。ディオナも反撃したが、「なめんじゃねえぞ!この野郎」と気合いを入れたアスカは顔面を蹴り返し、最後は必殺のアスカロックで捕まえてギブアップ勝ちを奪った。

 バックステージでロウ女子王者ベッキーはインタビューを受けると、連勝したアスカに言及した。「私にはアスカが必要だ。アスカは私が倒せなかった相手だと認めるよ。会社や王座のためではなく自分自身に証明するためにそれを変える必要がある」と“上から目線”で挑発。80年代に全日本女子プロレスから長期遠征し、タッグ王座を獲得するなど旋風を起こしたJBエンジェルス以上の勢いが今のカブキ・ウォリアーズにはある。シングルでもキッチリ結果を残したいところだろう。

(どら増田 / 写真・©2019 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

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