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松本、極楽・加藤、ジュニア、日本ボクシング連盟騒動についてそれぞれ異なる見解

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松本人志

 5日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、助成金流用や不正判定疑惑などで、ジム会長や選手らから告発されている日本ボクシング連盟の騒動について取り上げた。

 山根明会長の独裁国家だったということから、「何が怖かったのか?」とゲストらが疑問視する中、“ボクシング好き”としても知られるコメンテーターのダウンタウン・松本人志は「ワイドショーの悪いところが出ている」と一言。会長が地方に宿泊する際には、豪華な果物や飲み物などが用意されていることについて、「会長ともなると水やフルーツくらいはありますよ」と語った。

 続けて、自身の境遇とも照らし合わせ、「俺らだって楽屋にお菓子くらいあるもんね」とコメント。ゲストのヒロミが「ダウンタウンの楽屋も(山根会長の宿泊先と)同じようなもの」と揶揄すると、松本は慌てて否定していた。松本はもちろん会長が一番の悪としながらも、「下の人たちも悪い」と言い、「ショッカーの首領の下で忖度する地獄大使や死神博士も悪いねん」と例えていた。

 このコメントとは違った見解を示したのが、同じく“ボクシング好き芸人”の千原兄弟・千原ジュニア。7月31日放送の『ビビット』(TBS系)で、今回の騒動に驚きはなかったと言い、「いつかはこうなるだろう」と予想していたとのこと。かねてから山根会長に気に入られるかどうかで、選手の勝敗が左右される噂はあったことを明かした。

 また、試合会場で偶然山根会長が隣に座っていたことがあったそうで、「アマチュアの選手が列をなして挨拶に来ていた」「(噂のことを)知っていたから、ちょっと異様な感じがした」と振り返っていた。

 3日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で山根会長と直接対峙したのが、極楽とんぼ・加藤浩次。翌4日深夜の自身のラジオ番組『極楽とんぼオレたちちょこっとやってまーす!』と『オレたちゴチャ・まぜっ!〜集まれヤンヤン〜』(MBSラジオ)で「大変だったぜ」と大笑い。「はっきり言うよ。この人の下につくと大変だと思った」と回顧する。山根会長については、「自分が正解」という信念で生きている人とし、「(そういう人とは)“会話って成立しねぇんだな”って」と述懐。今の時代を生きていくには、昔だけのやり方ではなくアップデートが必要だとうながした。

 芸人コメンテーターの意見は、“山根会長が悪”としながらも三者三様。これからこの騒動がどのように収束していくのか? そして、芸人コメンテーターはどんなコメントを残すのか? 今後も注目していきたい。

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