小島よ、覚悟しろ。
先シリーズ、小島がVMきっての人気者、ゾディアック獲得に乗り出したことで、抗争が激化したTARU。VMに残留してほしいという思いもむなしく、5日の最終戦金沢大会ではゾディアックも頭を抱えて悩み始めるなど、確実に心は小島の方になびいている。
そんな不利な状況にかかわらず、TARUは「小島クン、かつて在籍した“古巣”に目をつけるとは賢いのう。本隊にはパッとした奴がおらん。かといってGURENTAIには相手にされへん。まあ、オレのモノマネしとるだけやけどな」と余裕のエールを送った。
ここまで自信タップリのTARUだが、これには理由がある。小島との接触を避けるため、次期シリーズではゾディアックを“隔離”することを決意。「オレにとっては我が子のようなもの。そう簡単に渡すわけないやろ。ヒッヒッヒッ」と小島をあざ笑った。
「ゾディアックばかりに気をとられて、足元をすくわれんようにな。次のシリーズ、逆にKAIと大和(ヒロシ)を引き抜いたるからな。前から才能があってエエ子やと思ってたんや」とまさかの報復に打って出ることを予告した。
かつて小島もそうだったように、諏訪魔、ジョー・ドーリング…とVMは、まるで笑ゥせぇるすまんに登場する喪黒福造のように、結果が出せず悩み始めた選手の心のスキにつけこみ、選手を獲得し勢力拡大を図ってきた。それだけに、結果が出ていないKAI&大和は、つけ入るスキは十二分にある。
もし、KAIと大和がVMに引き抜かれた場合、小島は一人ぼっちに。「独り者にならんようようにな」と意味深エールを送ったTARU。次期シリーズで小島と形勢が逆転しているかもしれない。