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東海道新幹線の運転士が免許条件のメガネ忘れ、そのまま運転

 東海道新幹線の運転士が、運転する際の免許条件であるメガネを掛け忘れ、規定の視力に満たない状態で、新大阪駅から東京駅まで運転していたことが分かった。

 JR東海によると、東京第二運輸所所属の男性新幹線運転士(57)が、1月30日午後7時30分発の東海道新幹線「のぞみ184号」で、メガネを忘れたため、国が交付する新幹線運転免許の条件である視力に満たないまま、終点の東京駅(午後10時3分着)まで約2時間半運転した。

 同日午後8時2分頃、大阪第二運輸所の休憩室で別の乗務員がメガネの置き忘れを発見し、管理者に報告。当該運転手が東京駅に到着後、確認したところ、運転免許の条件である矯正メガネを使用せずに運転したことが判明した。

 この新幹線には約950人の乗客が乗っていたが、列車は定刻通り、東京駅に到着し、遅れるなどのトラブルはなかった。

 新幹線の運転免許では、左右それぞれ0.7以上、両目では裸眼、矯正を問わず、1.0以上の視力が必要。当該運転士は当初は裸眼で運転可能だったが、視力が低下したため、08年以降メガネを掛けることが必須となっていた。

 ふだんの日常生活ではメガネを使用していなかったといい、聞き取りに対しては、「発車の時にメガネがないことに気づいたが、発車時刻に遅れてしまうので焦って発車させてしまった」と説明しているという。

 同社は同31日、関東運輸局と近畿運輸局に報告。「全運転士に周知するとともに、運転免許条件遵守の指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」としている。

 メガネを休憩所に取りに戻っていたら、列車は遅延したと思われ、それはそれで会社からお叱りを受けたであろうが、乗客の安全を考えれば、メガネを取りに戻るべきだった。
(蔵元英二)

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