本作はアメリカで人気を博した連続ドラマ『SUITS/スーツ』が原作。敏腕弁護士と天才フリーターがタッグを組み、難問を次々と解決していくというストーリーとなっており、日本版で主演を務めるのは織田裕二。その相棒役としてHey! Say! JUMPの中島裕翔がキャスティングされている。
織田裕二が「月9」枠で主演を務めるのは、2008年に放送された『太陽と海の教室』(フジテレビ系)以来で10年ぶり。また、本作には女優・鈴木保奈美も出演しており、ふたりの共演は名作と名高い月9ドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)以来となっており、話題も呼んでいる。
しかし、本作についてある噂が飛び交っているという。
「放送前から既にネット上で囁かれているのは、織田裕二の“賞味期限切れ”です。最高視聴率32.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した『東京ラブストーリー』では23歳だった織田も、今や50歳。『あのくどい演技を若者は受け付けないのでは?』といった懸念が囁かれており、フジテレビ内では視聴率が大コケした場合、『織田の賞味期限切れという方向に持って行こう』とする動きもあるようです」(ドラマライター)
とはいえ、今年1月期に放送され、『SUITS/スーツ』と同じパターンで、放送前は“賞味期限切れ”が噂されていた木村拓哉主演ドラマ『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)は平均視聴率15.2%と上々の数字を記録。最終回も自己最高の17.3%を獲得するなど有終の美を飾っている。
「『BG〜身辺警護人〜』の成功は、木村にまだ数字を期待できることを表す出来事となりました。しかし、木村以外の主要キャストには、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗など、年齢層があまり高くない俳優をキャスティング。若い視聴者層を獲得できたことも高視聴率の一因だったと言えるでしょう」(同)
『SUITS/スーツ』にも、中島裕翔のほか、新木優子、今田美桜、磯村勇斗など若手が多くキャスティングされている。このところ高評価を得ている月9枠だが、果たして大コケを避けることはできるだろうか。注目が集まる。