まずセブンイレブンでは、『ミートスパゲティグラタン』や『イカフライおかか弁当』の復活を望む声が多い。前者は、居酒屋定番メニューのポテトグラタンのように、ゆで玉子とチーズが濃厚にミートソースに溶け込む逸品。後者は、濃い目の味付けのイカフライと醤油味のおかかとの相性が抜群(らしい。)のかつての定番商品だ。
現在は、
「イカフライおかか弁当は80年代半ばくらいの定番商品でして、2005年くらいに復活したものの、その後の取り扱い品目にはありませんねえ。ミートスパゲティグラタンも、やはりだいぶまえに消えた商品ですから今は残念ながら…」(国立市内某店舗)
というベテラン店長の話だった。
ファミリーマートへは、以下の意見が。
「『ボンゴレビアンコ』ですね。水菜とにんにくの効いたおろしがアクセント。完全にプロの味でした」(30代サラリーマン)
ネットからは、「『タイカレー弁当』がうまかった」の声。
お客様相談室によると、後者の取り扱いはまったくなく、名前が違うのでは? ということだった。また、ボンゴレビアンコも含め、復活予定弁当はないらしい。
同社のパスタは、カルボナーラも個人的におススメだが、いずれも消える前に早めに食すのが吉だろう。
いっぽう、
「ローソンの『おでんパン』の復活を望む」
という謎のネット書き込み。
「やわらかいフランスパンに出汁のしみこんだじゃがいもが丸ごと一個はいっていてうまい」
らしいのだが。
「じゃがバター、というまさしくじゃがいもが入った人気商品はありましたが、つい先日終了しました。あとは、かつて東北地区近畿地区でオリジナルのちくわパンの販売をしたほか、いくつかおでん系…の惣菜パンが過去あったかどうか…というところです」(商品開発関係者)
というのが答えだった。お忙しいところスミマセン。
だいぶ怪情報に振り回された(?)が、各社とも意外に、過去のオリジナル商品すべての把握など、生き字引の長老社員でもいない限り無理なのかも…とも思わせ、まあそれはそれで新鮮な驚きだった。
あの青春の味をまた是非に! という方は積極的にお客様相談室に意見を寄せてはいかがだろう。