日程は来年2月1日から27日まで。今年に引き続き宮崎市清武運動総合公園(SOKKENスタジアム、清武第2野球場)を舞台に、一軍と二軍が間近で練習に励む。
休日は一、二軍ともに2月5、10、14、19、25日で、昨年より1日多い。一軍と二軍の振り分けは、年明けの首脳陣によるミーティングで決定される見込みだ。
昨年は11月12日に発表された春季キャンプだが、今年は発表がこの時期までズレ込んだ。オリックスが宮崎で春季キャンプを行うのは、宮古島からキャンプ地を移した2015年から6年連続(2軍は2016年から5年連続)となる。
西村徳文監督が宮崎県串間市出身とあって、今年の春季キャンプでは、監督に差し入れられたサツマイモがファンに振る舞われるなど、“ファンファースト”の西村監督らしい一面も見られた。
オリックス、巨人、ソフトバンクを受け入れる宮崎市も毎年、地元の魅力発信に躍起。『バファローズタウン』では飲食の露店販売から地元の野菜、果物を販売し、宮崎の魅力を全力でアピールしている。
また、一軍と二軍の投手が合同で利用する巨大なブルペンは圧巻。投手陣のピッチング見たさに連日、朝早くからブルペン見学席で待機するファンの姿が見受けられるのも宮崎キャンプ名物と言ってもいいだろう。
キャンプでアピールした選手が、開幕一軍の切符はもとより、開幕スタメン、先発ローテーションの座を射止めることも多いだけに、来シーズンをより楽しむ意味でも春季キャンプには足を運んでおきたい。
宮崎では限定グッズはもちろん、来シーズンの定番グッズも先行販売される予定だ。
(どら増田 / 写真・垪和さえ)