search
とじる
トップ > トレンド > 【今行く映画館】北欧発。やさしくてあたたかい手紙を巡る物語。『ヤコブへの手紙』

【今行く映画館】北欧発。やさしくてあたたかい手紙を巡る物語。『ヤコブへの手紙』

 フィンランド本国での公開以来、小さな作品にも関わらず国内外の様々な映画祭で賞を獲得した映画『ヤコブへの手紙』(公開中)。1970年代のフィンランドの片田舎を舞台に、人を寄せ付けない元囚人と悩める人々を癒やす盲目の牧師との繊細な交流を描いた人間ドラマ。北欧の美しい風景とともに、やさしくてあたたかい手紙を巡る物語が感動を運ぶ。

 孤独で、周囲を寄せ付けない雰囲気を持つ主人公のレイラ。無愛想なレイラを盲目の牧師ヤコブはただひたすらに温かく迎え入れる。しかし、ヤコブを受け入れようとせず、手紙を読むという毎日の仕事にも嫌気がさすレイラは、毎日ヤコブ牧師への手紙を届けにくる郵便配達人ともうまくいかなくなり…。その後、ある出来事を通して一つの真実が明らかになる。

 監督は、フィンランドだけでなく、スウェーデンでも活躍するクラウス・ハロ。本作品では、第66回(2010年)フィンランド・アカデミー賞(Jussi Awards)作品賞と監督賞を受賞。3人の登場人物が紡ぐ物語を、静謐ながらも、温かくやさしい視線で綴る。主演は、コラムニストとしても活躍するカーリナ・ハザード。

『ヤコブへの手紙』は
2011年1月15日(土)より、銀座テアトルシネマほか全国順次公開
配給:アルシネテラン
監督:クラウス・ハロ
出演:カーリナ・ハザード、ヘイッキ・ノウシアイネン、ユッカ・ケイノネン、エスコ・ロイネ
原題:Postia Pappi Jaakobille

関連記事


トレンド→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

トレンド→

もっと見る→

注目タグ