もちろん、今回、代々木姉妹が斎先生の診断を受けるのは、彼女たちのもっとも重大な悩み事、「なぜ、売れないか」を解消するため。少しでも彼女たちの売れる“きっかけ”でも、つかむことができるのか、さっそく斎先生にお話を伺った。「きょうも3人の霊と会った」と語る斎先生。二人の名前、生年月日、仕事内容などを伝え、診断スタート。
まずはちぇきから。彼女は以前ある占い師さんに、先祖代々の水子の霊が2体憑いていると言われたらしい。しかし、斎先生によると水子は憑いていないとのこと。ホっとするちぇきだったが、安心したのも束の間、、ちぇきの自宅には台所の窓から霊がよく入っているという。そして、その霊達にトイレや風呂場を覗かれているらしい。衝撃の事実に驚きを隠せず動揺するちぇきだが、「もてるってことですよ(笑)」となぜか褒めらる。「そっちの方にもてても…私まったく男運がないんです!」と語るちぇきに、斎先生は、「面食いだよね」と一言。さらに、付き合うとすぐにセックスレスになると嘆くちぇきに対して、「…激しいのかしら…」と斎先生は苦笑い。「奉仕しすぎるのはよくない」とアドバイスを受けた。
一方のアサノも、斎先生によると、「男性の霊がひとり憑いています」と。この男性の霊は28歳で白いシャツを着ているサラリーマンとのこと。「悪さはしないから大丈夫よ。アサノさんは見てて面白いから憑いているみたい、でも飽きたら離れると言ってるわ」と言う先生に対して、「そんなこと言われると逆に切なくなる。行かないで」と、霊にまですがるアサノであった。また、アサノの将来の結婚については、「晩婚になるだろうね」と予想。その理由を「根がまじめだから考えすぎるところがありますね」と説明した。
つくづくなんとも可哀想な姉妹である…。ちなみに、最近、マンガ誌の連載が打ち切りになったことを相談すると、「連載名にインパクトがないですね。タイトルが悪かった」と分析した。
ちぇきのセックスレスやアサノの結婚は、この際どうでもいいのだが、本題は代々木姉妹の今後。ここで、斎先生は、またもや「ユニット名が悪い」とダメ出し。なるほどとなぜか納得した二人は、突然、新しいユニット名を真剣に考え始めた。喧々諤々の議論の末、「アパラッチハイ」とのユニット名が最有力候補にあがった。しかし、勝手にユニット名を変えようとする代々木姉妹に、斎先生から「顔色が悪い、結構ヤバい、お祓いをした方がいい」と指摘されたマネージャーは、「他の事務所を探してください」と苦笑いであった。
■協力:-霊力士- 斎
・ぶんか社『あなが経験した怖い話』 斎シリーズ好評連載中
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http://itsuki-spirit.com
■代々木姉妹
アサノ光とちぇきの女の子二人からなる“マンガ家ユニット”。身体を張ったネタ活(体験取材)で巷を賑わす。そのネタ活は様々で、マンガやブログでは描かない、描けない、描いちゃいけないことも体験する。
○ブログ
「代々木帝國」http://ameblo.jp/yoyogi-sis/
○マンガ連載
・『本当にあった笑える話 Pinky』毎月21日発売(ぶんか社)