玉置の度重なる「奇行」には、ドラッグ依存説まで噂されるほどになっているが、音楽関係者は「今回の事態は、周囲が玉置の体調を過信しすぎたため起きた」と語る。
「玉置さんは自身の半生本で公表しているように、統合失調症に長い間苦しんできました。これまで、突然病気を理由に休養に入ったのは、ほとんどそれが原因です。完全に回復したわけではありませんし、玉置さん自身、調子の良いときは精力的に活動していますから、どうしても所属事務所を含め周囲は見極めが難しくなる。今回もタイミング悪く体調が思わしくない時期に引っかかってしまったんだと思います。早く休養させてあげればよかったのに。断じて噂されてるようなドラッグ依存ではありませんよ」と話すのは、ある音楽プロデューサー。玉置の「奇行」には病気が影響しているというのだ。
「周りのスタッフは玉置には体調に波があるのをみんな知っています。安全地帯が何度も休止してもすぐグループを再開できるのは、そのあたりをメンバーが分かっているからです。ダメな時期は創作活動にまったく手をつけられませんが、イイときには際限なく曲が浮かぶし、歌詞が出てくる。大ヒットした『田園』なんて、まさにイイときに浮かんだ曲でしたからね。去年は女優・石原真理(46)との熱愛破局報道から、今年7月の青田典子(42)との入籍まで、絶えずお茶の間にネタを提供し続けてきましたから、スタッフも体調が良いモノだとばかり思ってしまってたんでしょうね」(音楽プロデューサー)
玉置自身も「SOS」を出していたのではなかったのか。
「“完全復活”コンサートツアーと銘打ってますけど副題が『またね…。』でしたからね。このツアーを全部こなせるか、玉置も自信がなかったのではないでしょうか。終了後また休養期間をおこうと考えていたのかもしれません。業界にとっては、もったいないことですが」と音楽プロデューサーは残念がる。
福岡公演後、ネット上ではこの話題で騒然となり、玉置の誕生日の13日・熊本を含め残り6か所の公演中止を心配する声も出ている。体調を考えれば休ませてあげたほうがいいのではないか。