2007年に芸能界入りした三浦は、2008年に放送されたテレビドラマ『ごくせん第3シリーズ』(日本テレビ系)にメインの生徒役でレギュラー出演。当時『ごくせん』に出演していた生徒役の俳優は、全員が10代から20代前半の同世代ということで親密であり、特に共演したHey! Say! JUMPの高木雄也とは今でも頻繁に会う友人同士なのだという。
>>ヒット映画の続編に多大なる影響を与えそうな主要キャストの相次ぐ急死<<
TOKIOカケルのスタッフは『ごくせん』出演当時の三浦のイメージを聞くため、高木にも話を聞きに行った。高木と三浦は当初、あまり仲は良くなかったが、メインの生徒役数人で固まって食事へ行く際、なかなか予定が合わずに一人欠け、二人欠け、最終的にはあまり交流の無かった高木と三浦の二人きりになってしまったという。
だが、その後はお互い似ている部分も多く、親友と呼べる仲に。一時は同棲もするなど、ドラマ終了後も付き合いは続いたという。
視聴者の間では、この高木と三浦のエピソードに「ドラマのイメージ通りだった」「イイ話だった」という声が相次ぐ一方、ドラマファンの間ではある人物のことが気になっていたという。
それは『ごくせん』で、高木とともにメインキャストとして出演していた三浦春馬さんの存在であった。春馬さんは2020年7月に自宅で死去。高木の言う「メインの生徒役数人」には当然、春馬さんも入っていたと思われるが、春馬さんの訃報を思い出してしまうためか、特に名前や写真は出てこなかった。
だが、番組スタッフは名前や写真代わりに、『ごくせん』で春馬さんが演じた風間廉を髣髴とさせる前髪にメッシュを入れた男性のイラストを登場させていた。
ネットでは、「あのイラスト絶対、春馬くんだよね!?」「名前は出せないかもしれないけどイラストを用意してくれた番組スタッフに感謝」といった言葉が相次いでいた。
死去後も主演も含め多数出演映画の公開が決まっている三浦春馬さん。彼の存在は、亡くなった後もスタッフの間で愛され続けているようだ。