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『カネ恋』最終回、三浦春馬さんの“代役”に反響「ほんとに猿渡くんに見えてた」不在感じさせない演出が絶賛

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三浦春馬さん

 ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)の最終回第4話が6日に放送され、平均視聴率が10.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だったことが各社で報じられている。第3話の10.4%からは0.5ポイントのアップとなり、全話平均視聴率は10.5%となった。

 ​>>“令和イチ可愛い”キスで盛り上がった『カネ恋』、最終回はどうなる?「留学」「恋心を自覚」様々な声<<​​​

 最終回は、九鬼玲子(松岡茉優)は、猿渡慶太(三浦春馬)からの突然のキスに動揺して、眠れない夜を過ごしていた。一方、慶太も動揺を隠し切れず――というストーリーが描かれた。

 7月に逝去した三浦春馬さんが収録を終えていたのは3話までということもあり、最終回をどう描くかにも注目が集まっていたが――。
 「結局、最終回での三浦さんの出演は、布団の中でキスについて慶太が悶絶するシーンのみ。玲子と顔を合わせないために朝早く出掛け、その後も無断外泊をするという設定で不在を乗り切っていました。慶太が不在の間、玲子は自身宛に何年も父がお金を送金してきていたことを偶然知り、主人が不在でどこか寂しそうに見えた慶太のトイペット『猿彦』を抱きかかえて、伊豆に会いに行くことに。旅の間、玲子は猿彦に『いかめしが400円ってとってもお得だと思いませんか?』と話しかけたり、急に走り出した猿彦をきっかけに父と再会できたりなど、玲子の支えになり続け、まさに猿彦が慶太の存在そのものという演出になっていました。旅を終えた後も、玲子が猿彦に慶太への想いを告白もしていましたが、視聴者からは『猿彦通して三浦春馬に語りかけている感じに感動した』『猿彦がほんとに猿渡くんに見えてた』『できる限り最大の不在を感じさせないようにする神演出だった』と言った称賛が殺到。多くの視聴者が、玲子を傍で見守る猿彦を慶太だとして観ていたようです」(ドラマライター)

 また、ドラマをきっかけに「猿彦」として登場したペットロボット「LOVOT」について、「欲しい!」「猿彦って名前つけて可愛がりたい」といった声も急増。絶妙なタイミングでの相槌や甘え方に多くの視聴者が夢中になっている。「猿彦」は耳がついた猿をモデルにしたペットロボットであるものの、実際の「LOVOT」は耳がなく抱き心地のいい形、温かさが売りのロボット。甘え上手な仕草も話題となっているが、実は本体価格約30万円で、月々1万円前後の維持費も掛かること、45分稼働後、20分の充電が必要なこともあり、「現実的には買えない…」「猿彦の値段高すぎて涙止まった」といった驚きも聞かれていた。

 さまざなな声を集めた本作。多くのドラマファンにとって、特別なものとなったようだ。

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