UFO
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ミステリー 2023年05月13日 23時00分
「英国のロズウェル」こと「レンデルシャム森事件」の現場をUFOハンターと探索!英国初のUFOツアー開催へ
UFO事件で世界的に有名な場所といえば、1947年に墜落事件の起きたアメリカ・ニューメキシコ州ロズウェルだろう。しかし、イギリスでも過去にロズウェルに匹敵する驚くべき事件が発生していた。 1980年12月26日、イギリスのウッドブリッジ空軍基地に駐留していたアメリカ軍兵士らが、近くにあるレンデルシャム森の中に未知の物体が降りてくるのを目撃した。 基地の軍人らが森の中を調査したところ、光る金属製の物体を発見。物体に近づくにつれ、何かが木々の間を移動しているように見えたという。 >>音速の2倍で飛行するUFO等、アメリカ上院軍事委員会で行われたUFO公聴会で明らかになった最新のUAP情報<< 翌日になって、彼らが奇妙な物体のあった現場に戻ってみたところ、地面に3つの三角形の印が残されているのを発見した。 そして12月28日、謎の物体が再び出現。チャールズ・ハルト副基地長中佐と軍人たちが調査のために森に入ったところ、現場で驚くべきものを目撃した。 「私たちのチームは、大きく赤い色の光が木々の間を移動するのを観察していました。数分後、この物体は溶けた金属のようなものをしたたらせた。それはいくつかの小さな白っぽい物体に分かれて、四方八方に飛び去っていきました」とハルト大佐は後に語っている。 この物体がいったい何だったのか、長年にわたって様々な議論がされてきた。彼らの証言を素直に信じるならば、当時の技術では到底再現できない物体であることから、エイリアンの宇宙船であるという説が有力なように見えた。 一方で、基地の近くに建つ灯台の光が森の中に差し込んだのを見間違えたのではないか、という説や、イギリスの特殊空挺部隊(SAS)が核弾頭を保管しているとされるウッドブリッジ空軍基地で、駐在するアメリカ軍のセキュリティについて試験していたのではないかという説がある。 英国のXファイル専門家であるデビッド・クラーケ博士は、当時イギリス人兵士が何度もアメリカ人兵士に「エイリアン(外国の工作員)」と呼ばれたことから、このような計画を思いついたのかもしれないと推測している。 しかし一方で、当のハルト大佐は「自分が目撃したものは灯台ではない」という主張を崩していない。他にも英国軍人の将校が謎の金属体から姿を現したヒューマノイドと交渉したという説もあり、「レンデルシャム森事件」に関する決定的な証拠や説明は未だに見つかっていない。 そしてこのほど、イギリス国内で初めてこの「レンデルシャム森事件」に迫るツアーが開催されることが決定した。 主催はイギリスで有名なベテランUFO研究家のゲイリー・ヘセルティン氏。彼はこの事件について「42 years of Denial」という本を著しており、「『レンデルシャム森事件』に関する約14年間の公開調査の結果、これほど多くの偽情報と目撃者『政治的内紛』の対象となったケースは他に思い当たらない」と述べている。 「1947年7月からのロズウェル事件は、墜落したUFOとエイリアンの遺体を回収し、隠蔽するために軍と政府が一つの意思で動いていたように見えました。しかし、それに比べて『レンデルシャム森事件』はもっと複雑で、いくつかの意図が働いているように思えます」とヘセルティン氏は語る。 果たして、今回のツアーで新たな発見はあるのだろうか。ヘセルティン氏の解説付きで森を巡り、最新の見解を詳しく知ることのできるツアーは今年の夏開催。25人限定で、チケットは1枚30ポンドだという。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事https://www.unexplained-mysteries.com/news/366196/uks-first-ufo-tour-set-to-focus-on-site-of-britains-roswellhttps://www.dailystar.co.uk/travel/travel-news/uks-first-ufo-tour-launch-29741161
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ミステリー 2023年05月06日 23時00分
音速の2倍で飛行するUFO等、アメリカ上院軍事委員会で行われたUFO公聴会で明らかになった最新のUAP情報
現地時間4月19日午前、アメリカ上院軍事委員会でUAPに関する公聴会が行われた。 公聴会には米国防総省でUFOを研究するグループ、全領域異常解決局(All-Domain Anomaly Resolution Office、AARO)のディレクターSean Kirkpatrick氏が登壇。 上院軍事委員会のブリーフィングで未確認航空現象(UAP)の最新情報を提供し、ここ数年で寄せられた650件以上の報告書を検証しているものの、UAPが地球外生命体によるものであるという証拠をまだ見つけていないことを示した。 >>ロシア軍の侵攻を受けたウクライナに天使やUFOが飛来している!?現地から届く奇妙な報告<< この公聴会ではこれまで機密解除されていなかったUFO動画が公開され、現在調査中の新たなUFO目撃情報の内容についても明かされた。 古くは80年前にさかのぼりUAPとの接近遭遇を研究するAAROを率いるショーン・カークパトリック氏は、彼のチームが現在650件の事件を調査中であることを明らかにした。 カークパトリック氏によれば、報告のあったUAPの52%が球体であることが確認されており、その大半が大きさ1~4メートル、白や銀、半透明で、高度3000メートルから9000メートルの間を飛行しているという。 飛行速度はマッハ2(時速1534キロ)で音速の2倍以上。世界最速の旅客機エアバス380の最高速度が時速1185キロであるため、かなりの速度で動いていることが分かる。しかしこれらのUAPにはエンジンや翼、熱排気が確認できず、レーダーにも断続的にしか映らなかったという。 現在AAROが調査を行っているUAP目撃情報の中には、高高度気象観測気球やドローン、人工クアッドコプターなどの「ありふれた」物体があったかもしれないが、約半分のケースでまだ正体がつかめていないとカークパトリック氏は述べる。 今のところ、彼のチームが起源を断定できたのはほんの一握りであり、中には解決できないものもあったことを認めている。今のところUAPの中に「地球外」由来、つまりエイリアンの関与があることを証明する信頼できる証拠は発見されていないという。 もし今後の調査で本当にエイリアンの証拠のような「画期的な発見」が出てくる可能性もあるが、そんな事態になった場合は「アメリカ政府に報告する前に、NASAに相談するだろう」ともカークパトリック氏は述べている。 「UAPは多くの場合、常にではありませんが、容易に説明可能なソースで解決します。人間は欺瞞や錯覚、センサーによる予期せぬ反応や誤作動、場合によっては意図的な干渉を受けます」とUAPについて説明している。 なお、現在調査員が研究している事件のうち、外国勢力によるハイテク技術が関与している懸念が出てきているとも彼は語る。 「多くの場合、ロシアと中国、特に中国が、ある分野では我々と同等か、あるいは先行した技術を持っているようです。敵は待ってはくれません。素早く前進しているのです。彼らは技術的な進歩に対して、私たちよりもリスクを回避しているのです」 カークパトリック氏の回答に見られるように、アメリカ政府や軍は既にUAPをオカルトの分野ではなく、国防上の課題と捉えているようだ。フェーズが変わった、と言うべきかもしれない。未だにUFOはオカルトの域を出ないという認識を我々も改めるべき時期に来ているのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事US probe into 140 new sightings of UFOs that can fly twice speed of sound(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/us-news/probe-140-new-sightings-ufos-29757972
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ミステリー 2023年04月16日 23時00分
内部告発者が「UFOのリバースエンジニアリングプログラム」を暴露!?
SF映画や、UFO絡みの陰謀論でよく登場するのが「軍が秘密裏に確保したUFOの技術をリバースエンジニアリングして新兵器を作っていた」とする秘密の計画の存在だ。 しかし、もしこれがフィクションでないとしたらどうだろうか。現在、どのようにエイリアンの技術を「リバースエンジニアリング」していたのか、複数の内部告発者たちが暴露しており、注目を集めている。 この動きに関わっているのは映画監督のジェームズ・フォックス氏。 彼は最近、ペンタゴンのAARO(UFOオフィス)の責任者であるショーン・カークパトリック氏と上院情報特別委員会(SSCI)の情報筋との話し合いを経て、ポッドキャスト番組「The Amazing People Podcast」のインタビューで結果を公表した。 >>CIA職員やホワイトハウスを襲った「ハバナ症候群」原因は秘密兵器?それとも心身症?<< この話題は機密事項が多く、すべての詳細が明らかにされたわけではない。だがフォックス氏は匿名の人物から「UFO技術を研究し複製しようとする秘密のプログラムに従事していた」、あるいは「現在も従事している」ことを示唆する証言を得たという。 「彼らが私に話したところによると、これらのリバースエンジニアリングプログラムは間違いなく存在します。彼らの中には引退した者もいますが、その多くはまだ現役で、適切な証明書があればその研究室に連れて行けるそうです」とフォックス氏は語っている。 ちなみにこの情報源は、新しい免責条項によって法的影響なしに証言できるよう保護されているとのこと。また、多くの人物が同様の証言を提供し、宣言が公表されない場合のバックアッププランも用意されていたことを共有している。 近年、UFOを取り巻く状況は大きく変化している。これまでは単なる陰謀論として片付けられることが多かったが、現在は軍事面や国防の観点から真剣に、そして厳密な調査が必要なテーマへと変化している。 この変化はいずれも信頼できる目撃証言の増加、機密解除された軍事映像の公開、未確認航空現象が実際に存在することを政府機関が認めたことに起因しているものだ。 「エイリアンの技術をリバースエンジニアリングしている」という主張も完全に否定したり、うのみにしたりするのではなく、徹底した客観的な検証が必要になるのではないか。SFや、オカルトの世界で語られてきた事の真相が明らかになる日も近いのかもしれない。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Breaking the Silence: Whistleblowers Unveil Classified UFO Reverse Engineering Programs(curiosmos)よりhttps://curiosmos.com/breaking-the-silence-whistleblowers-unveil-classified-ufo-reverse-engineering-programs/
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ミステリー 2023年03月12日 23時00分
カナダ政府も独自のUFO研究「スカイ・カナダ・プロジェクト」の始動を発表
先日、カナダ政府はアメリカ政府にならって、自国でもUFOに関する独自の公式調査を開始すると発表した。今回の取り組みは「スカイ・カナダ・プロジェクト」と呼ばれ、同国の最高科学顧問が監督すると伝えられている。 「スカイ・カナダ・プロジェクト」は約30年ぶりのカナダ政府主催のUFO研究プロジェクトだ。未確認航空現象(UAP)の正体が何であるか、という疑問を追求するよりもUAPの報告を政府主体で収集することが中心となっているようだ。 >>UFOが軍事基地上空を飛行、核弾頭10個を停止させた!?過去に米軍内で起きていたUFOインシデント<< そのため、内容は現在アメリカで行われているUAP調査に類似したものとなっている。また、今回のプロジェクトの詳細を記した公式文書でも「地球外生命体や地球外からの訪問者の存在を証明したり否定したりするものではない」と強調されている。 プロジェクトに参加する研究者は、カナダの宇宙機関や王立騎馬警察を含むカナダの様々な政府部門から意見を求める予定とのこと。また、同じくUAP問題を検討しているアメリカの国防総省やNASAとも情報を交換し合い、来年中に調査結果を公表することをめざしている。 「スカイ・カナダ・プロジェクト」の設立には国会議員のラリー・マグワイア氏が関わっている。彼は以前からカナダ国内の最高科学顧問にUAPに関する研究を行うよう要請していた人物だ。以前からの要請が実現したことを受けてマグワイア議員は「政府、科学界、メディアその他が、もはやUAP問題を無視できないというシグナルを発した」と表明している。 なお、マグワイア議員は「UFOの報告の大部分には平凡な説明があるだろう」としながらも、UFO関連の事件がこれまでほとんど検証されてこなかったことを踏まえ「我々の空に何がいるのか、高い信頼性をもって迅速かつ正確に判断するために、今回のプロジェクトによって科学的計画が立てられる」ことに期待を示している。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Canadian Government Launches UFO Study(Coast To Coast Am)https://www.coasttocoastam.com/article/canadian-government-launches-ufo-study/
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ミステリー 2023年03月05日 23時00分
UFOが軍事基地上空を飛行、核弾頭10個を停止させた!?過去に米軍内で起きていたUFOインシデント
2月にアメリカ各地の上空で謎の気球が目撃され、撃墜されて以来、アメリカ国内ではUFO関連の情報や過去の報告が精査される状況になっている。 事実、2022年にアメリカ国防総省によって、未確認航空現象(UAP)の報告を追跡調査するために新たに開設された「全領域異常解決局(AARO)」は現在様々なUAPの報告に対応しているという。そんなAAROに先日、既に2人の退役軍人から、1960年代に軍事基地付近で発生した奇妙なUFO目撃報告が提出された。 >>撃墜された謎の白い気球はUFOだった!?米政府がSNSで盛り上がる「宇宙人による侵略説」の拡大を懸念<< 一人は元米空軍大陸間弾道ミサイル発射将校のロバート・サラス氏。82歳の彼は1967年3月24日にモンタナ州のマームストローム空軍基地で勤務中、オレンジ色の円盤状のUFOが正面ゲート上空を一時的に通過したと証言している。 その数秒後に基地にある10基のミサイルが次々と機能を失い、核兵器が発射できない状況に陥ったという。 ミサイルの修理には数時間かかったそうだ。あまりの事態に軍による調査が開始され、報告書がまとめられたものの、ミサイルが停止したことの説明はつかなかったという。 サラス氏らは当時、空軍特殊捜査局の捜査官から事情聴取を受けた後、秘密保持契約書にサインさせられたという。 1940年代からUFO調査(プロジェクト・ブルーブックなど)は行われているが、このほど改めて捜査官がサラス氏に証拠の提出を打診したところ、サラス氏は快諾。「自分の証言は何十年もの間、政府に無視されるか否定され続けてきた」として、今回の調査に感銘を受けたと語っている。 「私は50年以上、政府機関に自分の話をしたいと思い続けてきた。とても安心した。彼らはとても寛大で、熱心に話を聞いてくれた。私は事件について完全な報告をした。私は、彼らが誠実に努力しようとしている姿を見て、当時よりも自分が見たものについて確信を持てるようになりました」とサラス氏は語っている。 また、サラス氏の証拠提出に感謝する電子メールの中で、調査官もサラス氏に対し「あなたのような愛国者の貢献と現在の政府の関心と投資のレベルが、我が国の市民が長い間要求してきた疑問に対する答えを提供することを望む」と述べている。 もう一人の証言者は、元米国空軍将校ロバート・ジェイコブス氏だ。84歳の彼は1964年に撮影した「空飛ぶ円盤がミサイルを撃ち落とす」という衝撃的な内容を収めた35ミリフィルムについて証言している。 ジェイコブス氏は、1960年代にカリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地でミサイル発射実験を撮影する望遠カメラチームの責任者であった。 1964年9月15日の発射実験の際、なんと動いているミサイルに円盤が接近。ビームを何発も発射して飛び去り、ダミーの弾頭が空から落下する事態になったのである。 「それは急にフレームに飛び込んできたかと思うと、弾頭に光線を発射したのです。このようなものはすべて時速数千マイルで飛んでいることを思い出してください。この物体は弾頭に光線を発射して命中させた後、上に移動して別の光線を発射、次は下に移動して別の光線を発射し、もと来た方角へ飛び去りました」 「私たちが見た物体、光の点や弾頭などは、上空を約60マイル直進していたのです。時速1万1000~1万4000マイルはあったところを、このUFOは追いついてきただけでなく、周りを回って、攻撃してまた飛んでいった。他の人がどう言おうが知ったことではありません。私は確かにそれを見たし、記録したのです」 ジェイコブス氏は、後に上司のフロレンゼ・J・マンスマン少佐から撮影した映像について黙っているように命じられたと語った。 また彼はマンスマン少佐と事件が起きた数日後に、2人のCIA職員と会合を行い、その映像を見返したという。ちなみにマンスマン少佐本人は2000年に亡くなる前に「円盤型」の物体の映像を4回は見たと証言している。気になる映像はCIAの元に送られ、現在は非公開のアーカイブに入っているという。 ジェイコブス氏は自身の体験について次のように語る。 「私は40年以上、政府に私の証言を聞いてもらおうと努力してきました。政府はやっと耳を傾けてくれた。彼らが次に誰を狙うのかは分からない。しかし、私はこの組織(アメリカ政府)をどの政府にも負けないくらい信頼しています」 AAROのディレクターであるショーン・カークパトリック博士も、同様の事件の他の9人の目撃者にインタビューしていると証言した。 これらの目撃証言や記録を踏まえ、イギリスのUFO研究家であるニック・ポープ氏は「米軍兵士の接近遭遇のほとんどは核兵器に関連したものである」と指摘。なぜUFOが核兵器に執着するのか、その真相を解明するべく努力すべきだと呼びかけている。 なお、国防総省にこれらの調査結果についてコメントを求めたものの応じていないという。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事UFO flying over military base switched off 10 nuclear warheads, investigators told(The Daily Star)よりhttps://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/ufo-flying-over-military-base-29288327
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ミステリー 2023年03月04日 23時00分
アメリカ上空で撃墜された物体は「UFO」と定義すべきなのか?アメリカの宇宙政策の専門家が言及
2023年2月4日、米国各地の上空で奇妙な飛行物体が目撃された。正体が中国のスパイ気球である可能性が高まり戦闘機で撃墜されたが、その数日後にアメリカ、カナダの領空内やその付近でさらに3つの飛行物体が発見され、撃墜に至った。 アメリカの本土上空で確認されたこれらの飛翔体について、アメリカメディアが空軍のグレン・ヴァンハーク将軍に尋ねたところ、未確認飛行物体であることは認めたものの、地球外生命体が関与していることを否定することはなかった。 >>「気球がどこから来たのか分かるまで撃墜はやめるべき」?アメリカの気球騒動にイギリスから慎重論<< しかしこの発言は、アメリカ政府のこれらの物体に関する知識の欠如を浮き彫りにしていると宇宙政策の専門家ウェンディ・ホイットマン・コブ氏は語る。 彼は「私は宇宙政策の専門家として、しばしばUFOやエイリアンについて質問されることがあります。しかし、最近のエピソードが示すように、UFOは宇宙のどこか遠いところから飛来したものではなく、人間が作り出したものである可能性の方がはるかに高いのです」として、現代のUFO現象と「UFO」の意味することについて興味深い考察を行っている。 そもそも未確認飛行物体(Unidentified Flying Object、UFO)は歴史的に「容易に識別または説明のできない航空機」を表す言葉として使われてきた。 アメリカにおける現代のUFOブームは、1940年代後半から1950年代前半にかけて、ロケットやミサイルなどの新技術の開発と時を同じくして始まった。 現在、アメリカ政府は未確認空中現象(Unidentified Aerial Phenomena、UAPs)という言葉を使うようになっている。これはUFOという単語がSFやエイリアンを連想させるようになってしまったことに由来する。 これら「未確認飛行物体」の多くは、珍しい大気現象やカメラ機器のトリックであるという事実を踏まえた上で、より科学的な研究を促す言葉にもなっている。 一般の人々によるUAP目撃情報は毎年何千件も報告されているが、近年アメリカはこれらの目撃情報を追跡していなかったようだ。 その関心の低さが変わり始めたのは、2020年に国防総省が戦闘機のコックピットから撮影した、謎の動きをする未確認物体の映像3本(俗にTik-Tak-UFOとされるもの)を公式に公開してからだ。 翌2021年、アメリカ議会はUAPに関する報告書の作成を義務づけた。国家情報長官は報告書の中に、2004年から2021年の間に軍の飛行士や政府のセンサーから寄せられた144件のUAPに関する生の声があったことを確認している。 ちなみに報告書の中では、UAPについて「クラッタ(鳥、気球、ドローンなどを含む包括的な用語)を含むいくつかの可能性がある」ことを明言している。 もちろん、氷の結晶や熱の揺らぎといった自然の大気現象や、アメリカや他国が開発中の秘密技術の可能性についても言及されている。 2月頭に目撃され、米軍によって撃墜された気球や未確認物体はいずれもこの最後のカテゴリーに該当するとして注目されているのだ。 中国やロシアなどの国々は現時点でも人工衛星を使ってかなりの量の情報を集めることができるが、今回の気球騒動は潜在的にアメリカ国民も知らない、国の機密データを収集する技術が他に存在することを示唆するものだとホイットマン・コブ氏は語る。 2022年だけでもアメリカ国防総省は新たに247件のUAP報告を受けており、その約半数は最終的に気球ないしは"気球のようなもの "に起因するとされている。 今回の気球騒動がそうだったように、探すべき・監視すべき対象を把握していなければ、悪影響を与える存在を見逃してしまうことにもつながる。 今後のUAPが気球であれ、何らかの秘密技術であれ、はたまたそれ以外のものであれ、国を挙げてのUAPの研究、探知能力の向上は継続され、追跡されるだろうとホイットマン・コブ氏は述べている。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Should the objects shot down over the US be defined as 'UFOs' ?(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/364167/should-the-objects-shot-down-over-the-us-be-defined-as-ufos
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ミステリー 2023年02月27日 23時10分
宇宙人と接触したという人がツーショット写真を撮らない謎
一説によると宇宙人に誘拐された人は、アメリカだけで50人に1人の割合でいるという。これは驚異的な数字である。アメリカでは90%以上の人が宇宙人の存在を信じており、25%の人は宇宙人が地球に訪れていると思っていて、宇宙人と接触したと主張する人や、そういう人物を知っていると答えた人は9%もいるそうな。でも考えたら、それほどの人々が宇宙人と接触しており、UFOにも乗っているというのに、なぜそれらの人々はUFOの内部写真や、宇宙人とのツーショットを撮っていないのか・・・携帯電話にカメラが付いて20年以上たつというのに、これまでそういった写真で納得できるものを見たことがない。中には何度も宇宙人と会ったという人やUFOに乗ったという人もいる。そういう人の多くは、宇宙人はとても友好的だと語っているにもかかわらず・・・エイリアンアブダクション(宇宙人からの誘拐)に遭った人は、持ち物検査をされ、携帯やスマホは一時的に奪われてしまったのであろうか?(そんな話しは聞いたことがない)UFOの内部写真は撮影禁止なのであろうか?(一番ありえそうな理由だけど、これも聞いたことがない。もしかしたらそんな話しがあるのかも知れないけれど)エイリアンアブダクションは、肉体は地上のままで、魂や意識のみUFOに乗せられたのか?(まあ、落としどころとしては、この考え方も悪くないけど、多くのアブダクションされた人の話と矛盾してしまう。肉体的に接触したと主張する人がとても多いのだ)幻覚や妄想、あるいは夢の世界であるから・・・(それを言っちゃあおしまいよってことね(苦笑))さて、米国の情報機関を統括する国家情報長官室は、今年の1月に366件のUFO関する目撃情報があったと公表した。この366件のうち、26件は無人航空機、163件は気球、6件は気象現象などの特徴があるとしたが、171件については未解明のままだという。もちろん目的は米国の安全保障で、宇宙人の検証ではない。ただし不思議な動きをする【実態をともなう物体】は、確実に米国の空を飛んでいることは間違いない。「宇宙人などいない」と思っている日本人は多いが、我々地球人が地球に存在するのだから、広い宇宙に知的生命体がいないという方がムリがある。もし本当に宇宙人がいて、本当に地球人に接触したりUFOに乗せているとすると、ぜひ地球人にツーショット写真やUFOの内部写真を撮らせてあげてほしいものだ。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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ミステリー 2023年02月26日 22時30分
UFOを目撃した人に対応する医療支援団体「UAP医療連合」結成
米軍がUFO関連の機密情報を公開し、今年2月にはアメリカやカナダで謎の気球が目撃されるなど、ここ最近になって未確認航空現象(UAP)の報告が活発になり、一般市民や専門家の関心を集めている。 事実、米軍の目撃や遭遇が起こっていることを確認しており、2022年には国防総省が新たに未確認物体の調査と、国家安全保障に対するあらゆる潜在的脅威を軽減することを目的としたタスクフォース「全領域異常解決局(AARO)」を設立している。 >>「ビッグフット」の正体は「宇宙猿人」? UFOとの意外な関係性が<< そして2022年に公表された「未確認航空現象に関する年次報告書」によると、既に2022年8月30日時点で、510件のUAPに関する報告が提出されていたことが明らかになっている。 それに伴い、UFOもしくはUAPに遭遇した後に身体的、心理的な影響を受けたと報告する目撃者の報告も増えてきたという。 昔からUFOに遭遇したり、エイリアンに誘拐されたと主張する人の中には謎の体調不良に襲われる人や、奇妙な傷や手術痕が体にできていた、というケースも存在していた。 ここまでの事例ではなくても、UAPを見た後に体に異変が出たという事例はあり、頭痛や吐き気、不安感や睡眠障害など、その内容は多岐にわたるという。 NARCAP(National Aviation Reporting Center on Anomalous Phenomena)の共同設立者兼事務局長のテッド・ロー氏は、自身のUAPに関する体験から「UAP Medical Coalition(UAPMC、UAP医療連合)を立ち上げた人物である。 「私は家族ぐるみでUAPに遭遇しており、私の場合は5歳のときまでさかのぼります。だから私は生涯を通してUFOというテーマと向き合ってきたのです。私を担当していたセラピストは、UFO全般の情報については門外漢でしたが、トラウマについては真摯に対応し、軽減してくれました」 ロー氏は自身の体験も踏まえ、UFOやエイリアンに関する体験をした人々が、医療や心理学の助けを求める際に直面する困難さについて次のように語る。 「私は、UFO体験を持つ人たちの交流会に参加している人が皆同じように悩んでいることに気がつきました。いくつか参加してみて、精神保健と医療の分野はUAP問題に対処する準備がまったくできていないことを知りました」 また最近になって、スタンフォード大学医学部の微生物学・免疫学教授であるギャリー・ノーラン氏が「UAPとの遭遇が人間の脳に及ぼす健康への影響の可能性」を探る研究を行っている。 この研究はUAPの相互作用が、人間に及ぼす可能性のある生物学的影響を体系的に調べる最初の試みの一つであることもあって、注目を集めている。ノーラン氏は、2022年8月のタッカー・カールソンとのインタビューで、研究の詳細について次のように語っている。 「スタンフォード大学での私の本業は、がんや血液を調べる技術の開発でした。しかし2011年頃、CIAと航空宇宙会社の人たちが『異常な物体に遭遇した人たち』の分析について私に助けを求めに来たのことです。正直なところ、データを見るまでは冗談だと思ったんです。しかし彼らは真剣でした」 「そして、軍人や地上にいた諜報員など『異常な物体に遭遇してダメージを受けた人』の脳の画像をいくつか見せてくれました。ある事例では、数人のパイロットが奇妙な物体に十分に接近して、すぐそばまで行って触っていたそうです。その物体は体長1.2〜1.5メートルで、奇妙な文字が書かれていると言っていました」 彼は研究で、UAPとの遭遇を報告した少数の人々に焦点を当て、彼らの脳スキャンを、UAP関連の経験をしたことのない対照群と比較した。その結果、脳活動、脳構造、特定の生化学的マーカーの存在など、両グループの間に多くの違いがあることが分かったという。 この研究の重要な発見の一つは、UAPに遭遇したと報告した人が脳の特定の領域、特にストレスの調節とトラウマ的記憶の処理に関与する領域で活動が増加している証拠を示したことにある。また、特定の神経伝達物質やその他の生化学物質のレベルにも変化が見られ、これは脳機能の変化を示している可能性があるという。 これはUAPを目撃した人たちが、自分が目撃したり体験したことを整理できず、さらにUAP体験を誰とも共有できなかったことから大きな不安を抱き、結果的に精神的に大きなストレスを受けてしまった可能性が考えられるそうだ。 また、目撃時にUAPの近くにいた人の中には、強烈な圧力や振動を感じ、身体的な不快感を覚えたという事例もあり、人に酔っては日常生活を送ることができないほど深刻な影響を受けたケースもあるという。 専門家の中には、これらの影響は電磁波やUAPに関連するその他の未知の要因に関連している可能性があると考える人もいる。しかし、UAPとの出会いと健康影響の関係を完全に理解するためには、さらなる研究が必要だ。 ロー氏は「我々は、専門家のコミュニティにUAP研究についての情報を提供し、彼らが事例を確認して議論を深め、専門医療がこのテーマにどう関わるべきかについて自分なりの見解を持てるようにしようとしています」と説明している。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事UAP Medical Coalition seeks to help medical professionals deal with UAP experiencers(Roswell Daily Record)よりhttps://www.rdrnews.com/news/national/uap-medical-coalition-seeks-to-help-medical-professionals-deal-with-uap-experiencers/article_b1ed8ec0-aa4f-11ed-8db6-57078bb7918a.html
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ミステリー 2023年02月19日 23時00分
ホワイトハウス、謎の気球騒動を受けて「新たなUFOタスクフォース」結成を発表
ここ数日アメリカ各地の上空で目撃され、注目を集めている謎の気球。2日にモンタナ州で白い気球が発見された後、データの分析方法を変更して探知の感度を上げた結果10日にはアラスカ州上空で、11日にカナダのユーコン準州で、そして12日にはミシガン州ヒューロン湖上空で謎の飛行物体が確認され、いずれも撃墜措置がとられている。 アメリカ政府関係者は、撃墜された3つの飛翔体はおそらく気球であり地上には無害なものであったと示唆する発言をしている。一方でホワイトハウス側はこのような謎の物体について「より良い理解を得るために」新たに省庁間チームの創設に着手すると発表した。 >>アメリカ国防総省、年次報告書にてUFO目撃情報「急増」を確認 - しかしその理由は不明<< 国家安全保障会議のジョン・カービー報道官は、今回確認された飛翔体について情報機関が「これらは商業または研究機関に関連した気球である可能性があり、したがって『良性』な物体である」との見解が出ていることを示している。これを踏まえて3つの空飛ぶ物体の性質に関する評価が提出されたと報じられた。とはいえ、「今回のような特定の未確認飛行物体に関する暴露は、未知の物体による空中侵犯に関する政府と国民の懸念を鎮めることはないでしょう」ともされている。 そこで13日月曜日の記者会見で、カービー報道官は「安全またはセキュリティ上のリスクをもたらす未確認飛行物体の検出、分析、処分に関するより広い政策的意味を研究する」新たなタスクフォースの設立を発表した。 ホワイトハウスが今回の問題をいかに深刻に捉えているかを物語るかのように、ハービー報道官は「政府のあらゆる部門が、これらの事象を理解し、軽減するための努力を倍加させる」と宣言している。近々発足するUAP調査チームは、連邦航空局、国土安全保障省、国防総省など、さまざまな政府機関の代表者で構成されると伝えられている。 一方、墜落した3機の飛行物体の破片を回収する作業は、軍にとってある種の「挑戦」であることが判明している。マーク・ミルリー統合参謀本部議長によれば、どのケースでも「非常に困難な地形に落ちている」ため、現時点では3機共に十分に回収できていないとのこと。「いずれは回収できるが、全ての残骸を回収するには時間がかかるだろう」と記者団に答えている。軍部が最終的に全ての残骸を手に入れることができれば、飛翔体の性質をめぐる謎は最終的に解決されると推測されている。 一方で、地方議員からは不満の声も上がっている。アメリカ両議会の議員も14日、現在進行中の状況について機密扱いのブリーフィングを受けたが、ユタ州のマイク・リー上院議員は会合後に自身のツイッターで「答えよりも疑問が多いまま会合を終える」と不満を表明した。バイデン大統領にはさらなる情報の透明性を求め、ブリーフィングで得た追加情報をもってしても、この事件が「ホワイトハウスによって極めて重要な出来事が軽視されているのか、それとも取るに足らない事件が誇張されて大げさに報道されているのか不明」と嘆いている。 未だに情報が錯綜状態にある謎の気球騒動。今後の動きにも注意していきたいところだ。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事White House Suggests Downed Objects Were 'Benign,' Forms New UFO Task Force(Coast to Coast AM)よりhttps://www.coasttocoastam.com/article/white-house-suggests-downed-objects-were-benign-forms-new-ufo-task-force/
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ミステリー 2023年02月18日 23時00分
撃墜された謎の白い気球はUFOだった!?米政府がSNSで盛り上がる「宇宙人による侵略説」の拡大を懸念
今月2日、アメリカ各地の上空に謎の白い気球が出現。直径約60メートルの白い球体で、下に8枚の太陽電池パネルがあることが確認された。アメリカ側はこの気球について深刻に受け止め、調査を行った結果、中国の高高度偵察気球である可能性が高いという結論に至り、中国当局に連絡したと明らかにしている。 アメリカ側が慎重になった理由の一つに、問題の気球が通過した場所に米軍基地が多数存在したという点がある。特に最初、謎の気球が確認されたモンタナ州には核ミサイル格納庫を備えたマルムストローム空軍基地が存在しているため、警戒を強めたものとみられている。しかし、もし気球を撃墜した場合は地上に残骸が落ちて大きな損害を与える可能性もある。4日に気球がサウスカロライナ州沖合に出たことが確認された上で撃墜となった。 >>イギリス空軍が機密にしていた1990年に撮影されたUFO写真が32年の時を経て公開<< その後、データの分析方法を変更して探知の感度を上げた結果、10日にアラスカ州上空で、11日にカナダのユーコン準州で、そして12日にはミシガン州ヒューロン湖上空で気球が確認され、撃墜措置がとられた。特に12日のミシガン州のケースでは、気球が高度約6000メートルで飛行していた。周辺を飛行する民間機に対する懸念が増したため、撃墜措置がとられている。 ちなみに、これらの気球は全て同じ形状というわけではない。アラスカ州で確認された気球は「円筒形で銀色がかった灰色」であることが確認された後、約1万2000キロ上空でF-22ラプターによって撃墜されている。 アメリカの捜査当局はこれらの物体の残骸の回収と特定に取り組んでいるが、アメリカ国内メディアではこれらの物体が何であり、どこから来たのか憶測が飛び交っているという。その結果、SNSでは疑心暗鬼になった人たちから「宇宙人による侵略が始まったのではないか」という懸念まで出てきているというのだ。 この件について下院情報特別委員会のジム・ハイムズ氏は 「現在ソーシャルメディアを見ているとある種のパターンが見える。突然、異星人の侵略や中国の追加行動、ロシアの行動に関する大量の憶測が飛び交った。情報がないと、人々の不安は破壊的になる可能性のある領域に導く。だから私は、政権がすぐにもっと多くの情報を得られることを願っている」 と述べている。 ここで気になるのは、アメリカ側の動きだ。アメリカは2019年に第六の軍として「宇宙軍」を発足させたが、その後UFOに関する情報公開を行い、今回の謎の気球の確認と撃墜など、一昔前にはUFOと関連づけられていた事柄に関して非常に迅速に動いている。これらの点から考えると、米軍はかなり前から今回の高高度偵察気球のような情報収集などを目的とした飛翔体やドローン等の存在に気づいており、専門的に対処するために新たな枠組みとして宇宙軍を設立したように思えてくる。 アメリカを騒がせる謎の気球騒動がどのような展開を迎えるのか。少なくとも現状では、詳細が発表されるまで待つしかないだろう。山口敏太郎作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中関連記事Mystery of downed UFOs over US sparks 'alien invasion' fears(unexplained-mysteries.com)よりhttps://www.unexplained-mysteries.com/news/363926/mystery-of-downed-ufos-over-us-sparks-alien-invasion-fears
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撃墜された謎の白い気球はUFOだった!?米政府がSNSで盛り上がる「宇宙人による侵略説」の拡大を懸念
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