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エリア51のUFOからパックマンまで、Googleマップに隠された「イースターエッグ」

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 Google Mapsは目的地を検索し、移動にかかる時間を計算し、ストリートビューを用いて周囲の環境を確認することもできる。ストリートビューを使う際には、Google Mapsの右下隅に表示されるオレンジ色の人型アイコン「ペグマン(pegman)」を地図上に移動させる。だが、このペグマンにはちょっとした遊び心が加えられているという。それは特定の地域にペグマンを移動させると、いつもとは違う姿に変わるのだとか。これはGoogle Mapsに仕込まれた「イースターエッグ」として話題になった。

 そんな変わったペグマンを見ることができるポイントを、イギリスのDaily Star紙が特集していたので、特に興味深い事例を3つほど紹介してみたい。

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1.ネス湖のネッシー
 スコットランドのネス湖にペグマンを移動させると、全身が緑色になりスコットランドの伝統的なタータンハットをかぶった姿になる。さらに、長いしっぽも生えて恐竜を思わせるシルエットになるのだ。

 ちなみにネス湖には他にもイタズラが仕掛けられており、経路検索でネス湖沿岸のアーカート城からフォート・オーガスタスまでの道のりを検索すると、公共交通機関以外にも「ネッシーに乗れば22分」という表示が出るのだ。もちろん、乗り物のアイコンもちゃんとネッシーになるそうなので、気になる人は試してみてはいかがだろうか。

2.女王様
 イギリス・ロンドンのバッキンガム宮殿やウィンザー城、スコットランドのバルモラル城を検索すると、ペグマンが白い服に青いサッシュを着けた姿になる。そう、イギリスのエリザベス2世を模した姿になるのだ。

 このペグマンの姿は昨年初めて発見され、何人かが海外の掲示板サイトRedditに書き込んだことで発覚、話題になった。なお、前述の通りウィンザー城やバルモラル城でも確認できるため、イギリス国内の有名なお城であれば他にも女王様が出現するのかもしれない。

3.エリア51のUFO
 UFOに関わるうわさで悪名(?)高いアメリカの空軍基地ことエリア51では、ペグマンがなんとUFOに乗った状態で表示されるという。アイコンの状態では通常通り、オレンジ色の人型なのだが、ストリートビューを表示できる場所を探して地図上をドラッグさせると、UFOに乗った状態に変化するのだ。しかし残念ながらエリア51は米軍の基地があり、高度に機密化された場所に該当するため、ストリートビュー機能は使えない。その代わりと言ってはなんだが、ペグマンに「お遊び」を入れてみたということなのだろうか。

 他にもハワイでは人魚の姿になるなど、様々な仕掛けがある模様。気になった人は試してみてはいかがだろうか。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中

関連記事
'Easter eggs' hidden on Google Maps - with everything from Area 51 UFOs to Pac-Man(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/google-maps-hidden-easter-eggs-26711143

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