DDT
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スポーツ 2021年09月27日 11時45分
DDTのエース竹下幸之介が札止めの後楽園でKO-D王座初防衛「僕もチャンピオンで頑張り続ける」
DDTプロレスは26日、東京・後楽園ホールで「Who's Gonna TOP? 2021」を開催した。KO-D無差別級王者の竹下幸之介が挑戦者クリス・ブルックスとの29分超えの死闘を制して、初防衛に成功。試合後には、11月3日に東京・大田区総合体育館で開幕するDDT最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2021 II」での優勝を早くも宣言した。 序盤はグラウンドでのレスリングの攻防でスタートしたが、5分過ぎ、クリスは場外に戦場を求めた。クリスが腕を攻め、チョップ連打を叩き込めば、竹下もジャンピング・ラリアット、トップロープ越えトペコンヒーロなどで応戦。竹下が雪崩式パワーボムを見舞えば、クリスは雪崩式ダブルアーム・スープレックスで逆襲し消耗戦に発展。25分過ぎ、竹下がエプロン、場外でのジャーマンを繰り出してダメージを与えると、ザーヒー、グラウンド状態でのラリアットからPlus Ultraで絞め上げてギブアップを奪っている。 竹下はカタコトの英語で「クリスは『日本には友だちがいない』と言っていたけど、日本にはたくさんの友だちがいます。多くのDDTメンバー、ファン、チョコプロのファン、そしてあなたは僕の最高の親友だ。日本に来てくれてありがとう」と語りかけると、2人は抱擁し、ガッチリ握手を交わした。マイクを持った竹下は「今日は久しぶりに、この後楽園ホールが全席完売となりました。本当にこの満員のお客さんの中でクリスとメインイベントができてうれしいですけど。ソーシャルディスタンスなので間に席があるし、これは仕方ないけど、きっと近い未来、空いている席も満員になる日が来ると信じてます。僕もチャンピオンで頑張り続けるので、DDTを見に来てDDT最高、UNIVERSEで見ている人もDDTを見に来ようと思う人がいたら、見に来てください」と熱くアピール。 バックステージで竹下は「一番、今日の試合で思っていたことは、『なめられたらいけない』って。クリスも同じ気持ちだったんじゃないですかね。特にクリスがこうしてトップ戦線で闘ってくれることで海外のレスラー、ファンがWRESTLE UNIVERSEを通して見てくれることで『これがDDTなんだぞ』って。クリスも『俺が選んだDDTはこうなんだ!』って。俺も『俺がトップのベルト巻いてるDDTはこうなんだ!』って。やっぱりなめられてはいけないってところに行き着くんですよ」と話した。 続けて、「クリスとのKO-Dは後楽園で2回目。前は19年。お互いのやってきたことは1ミリも間違えてなかったし、お互い進化してるし、明るい未来しかない。勝ち負け以上のものがそこにはあった。僕は来年、DDTでデビューして10年。こうしてチャンピオンでいられる。10年間の恩返しのつもりで闘ってます」と語った。そして、「D王」の話に及ぶと、「チャンピオンとして勝つことは決まっているので。絶対王者として僕が優勝したいと思います」とキッパリ。 一方、惜しくも敗れたクリスは「タケシタはDDTだけじゃなく、日本、世界でもトップの選手。彼とこうやって後楽園のメインで、負けたとしてもそれは恥ではない。むしろ誇らしい気持ちでいる。たくさんの仲間に囲まれて大きなことを成し遂げた。そういう気持ちでいる。鼻と指を折ったかもしれない。でも俺はまた挑戦できるまで頑張る。その時の相手はタケシタであってほしい」とまた挑戦する時も竹下に挑戦したいようだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月27日 10時50分
ガン☆プロ石井慧介が入江茂弘とチーム・ドリフ再会マッチ!高尾蒼馬も観戦
ガンバレ☆プロレスが25日、「BAD COMMUNICATION-ULTRA Pleasure Style 2021-」を後楽園ホールで開催。セミファイナルでは、石井慧介がかつてDDTプロレスのユニット、チーム・ドリフでタッグを組んでいた入江茂弘を倒して、「ガンバレ☆クライマックス」優勝を口にした。 当初、石井は大谷晋二郎と対戦予定だったが、大谷の負傷欠場で流れ、入江が名乗りを挙げた。入江のセコンドにはスーツ姿の渡瀬瑞基が就き、チーム・ドリフのメンバーだった高尾蒼馬が現れ、観客席で試合を見守った。入江は圧倒的なパワーで押していったが、15分過ぎ、石井がジャーマン、バック宙キック、ニールキック、両腕クラッチ式ドライバーなどで逆襲。入江がビーストボンバーで反撃すると、石井はニールキック、ダブルアーム式DDT、ニールキックとたたみかけて3カウントを奪った。互いの健闘を称え合った両者はガッチリ握手を交わした。石井は高尾と目が合ったが、高尾は何のアクションも見せずに立ち去ってしまい、来場した真意はナゾのままだ。 石井は「入江茂弘に10年ぶりに勝つことができました。強いし怖い相手だけど、ガンプロに来て弱くなったと思われたくないし、自分の道は間違ってなかったというのを証明しないといけない」、「入江茂弘にずっと先に行かれているのは分かっているし、ガンプロに来て下がったと思われたくないし。一番はこの道が間違っていなかったと証明したかったという意地がありました」と話した。そして、「次『ガンバレ☆クライマックス』。自分がここに来た証明をしないといけないし、周りにどう思われようと内容や強さで見せてきたので。それはほかのガンプロメンバーと違うという意地があります。13年間、悔しい思いをしてきた。負けるつもりは全くない。勝つ気しかない。自信満々でトーナメントに挑みます」とトーナメント制覇を宣言。 一方、入江は「『留まった者と進み続けた者の差を見せつけてやる』と言いましたけど。石井慧介からは『ここに留まって何か残してやろう』という意地を今日は感じたし、この団体に懸ける気持ちで勝てなかったのかなと思います。入江茂弘は世界の全てを取りに来ているので、『ガンバレ☆クライマックス』に自分は出場しないけど、隣にいる渡瀬瑞基に優勝を託しました。入江茂弘の分まで勝ち上がって優勝します。コイツは何があっても入江茂弘を裏切らなかった。今回も渡瀬は入江茂弘を裏切らずに、必ず優勝するのでみんなよく見ておけよ」と語った。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月16日 11時30分
DDT竹下幸之介が初防衛戦に向けて意気込みを語る「飯伏幸太対ケニー・オメガを超えるような闘いを」
DDTプロレスが15日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、同26日の東京・後楽園ホールで挑戦者クリス・ブルックスを迎えて初防衛戦を行う、KO-D無差別級王者の竹下幸之介が闘志を燃やした。 竹下は8月21日の富士通スタジアム川崎で、難攻不落の王者・秋山準を破り、約2年ぶりに王座を奪還。試合後、シングル戦で竹下に3連勝しているクリスが挑戦を表明し、新王者が受諾した。19年7月21日、後楽園で当時王者だった竹下に挑戦して以来、約2年ぶりに同王座に挑むクリスは「会見ではふざけたことをすることもあるけど、そういう日ではない。私のキャリアで最も重要な試合になる。プロレスキャリア14年の集大成であるとともに、この2年間、家族、友だちとも離れて暮らし、そこまでして日本に残ってプロレスをした。それが正しかったのか試されることになる。貴重な機会をムダにすることはありません。確実にこのチャンスをモノにして、無差別級チャンピオンとして、皆さんの前に立ちたい」と王座奪取を誓っている。 一方、竹下は「今回、タイトルマッチの対戦相手がクリスに決まって、今までチャンピオンとして何度もタイトルマッチを経験してきましたけど、そのどれよりも『楽しみにしてます』と声を掛けてもらった。何度かシングルをしているし、その中でクリスがこの2年くらいで積み上げた経験、日本に来る前に築き上げた経験がある。僕もこの1年苦しい思いをしたけど、秋山準に勝って、ベルトを巻いてる経験は、ほかのどのレスラーも経験できない経験をしてきた。お互いに築き上げたものが最高潮になってると思います。竹下のブランド、クリスのブランド。もっと言えば、それぞれが築き上げたブランドがある。それが最高峰に来てる」と胸中を吐露。さらに、「比べるモノではないけど、かつてDDTで飯伏幸太VSケニー・オメガがそうだったように、僕たちもその存在を今のDDT代表として、超えるような闘いをしたい。かつての竹下VSクリスを超える一戦になるので期待してください」と胸を張った。 ここ最近の一騎打ちでの対戦成績でクリスが上回っている点に関して、クリスは「思い出した時に心の支えになる程度。今回の試合の結果に対する根拠にはならない。前哨戦で当たってみて、過去の『D王』で当たった時とは彼は全く別だと、わずかな対戦でも感じ取れる。だから今回僕が有利とは考えていない」と冷静に分析。竹下は「僕もクリスも一プロレスラーであり、なかなか右に出る者はいないと思うんですけど。お互いの研究と言うか、毎回違う試合になるし、プロレスを当たり前のようにやってるから、呼吸をするかのように。その時その時で紙一重の試合で、ギリギリ負けてきた。それがその戦績につながってる。紙一重を崩さない。勝ち切れるチャンピオンになってると思うんで。今までの竹下幸之介とは違う」と答え、過去の対戦成績では測れないことを強調。お互いの駆け引きが勝負にも影響を与えそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月06日 11時30分
DDT人気ユニット『ダムネーション』が解散へ!佐々木大輔「受け入れてやる」
DDTプロレスが4日、愛知・名古屋国際会議場イベントホールで「DRAMATIC SURVIVOR 2021」を開催。4組のユニットが出場した「DRAMATIC SURVIVOR~負け残り8人タッグトーナメント」で、ダムネーションがよもやの最下位となり解散。ルールにより、保持していたKO-D6人タッグ王座(王者は遠藤哲哉、高尾蒼馬、火野裕士)は即刻返上となった。 同トーナメント1回戦で、まずダムネーション(佐々木大輔、遠藤、高尾、火野)とディザスターボックス(HARASHIMA、大鷲透、吉村直巳、平田一喜)が対戦。ウイークポイントと見られていた平田が“奇跡を呼ぶ一発逆転首固め”で高尾を丸め込んでディザスターが勝ち抜けた。続いて、準烈(秋山準、岡田佑介、渡瀬瑞基、岡谷英樹)とサウナカミーナ(竹下幸之介、勝俣瞬馬、上野勇希、MAO)が激突。MAOがみちのくドライバーIIを岡田に決めたところで、秋山がMAOにランニング・ニーパットを叩き込み、体勢を入れ替えた岡田が3カウントを奪取。準烈が勢いに乗るサウナカミーナを退けている。 この結果、最下位決定戦はダムネーションVSサウナカミーナの組み合わせになった。試合は奇襲を仕掛けたダムネーションが序盤優勢に進めたが、サウナカミーナも反撃。一進一退の攻防が続く中、佐々木がピンチに陥るとセコンドのマッド・ポーリーが介入して乱戦模様となった。遠藤のハンドスプリング・オーバーヘッドキックが佐々木に誤爆すると、竹下と勝俣が合体技のMADMAXを繰り出した。チャンスと見た上野がBMEを佐々木に見舞うもカットされると、今度は必殺のWRを決めて3カウントを奪った。これにより、ダムネーションの解散と、遠藤らが持つKO-D6人タッグ王座が返上となることが決まった。 上野は「このトーナメント、僕たちが進化するために負けるわけにはいかなかった。佐々木さんに思うことはたくさんありますが、僕が望んだことではないですけど、ダムネーションは解散になります」とマイク。佐々木は「(高木)三四郎が考えた、こんなクソみたいな試合。解散してやるよ。どうせ2025年に解散しようと思ってたんだ。だから2025年まで解散ツアーを組んどけ」と発言するも、今林久弥GMは9月26日の東京・後楽園ホールでダムネーションの解散試合を組むことをアナウンス。 バックステージで佐々木は「(9.26後楽園で解散だが?)早いな。俺たちは男の中の男、ダムネーションだ。受け入れてやる。9月が終わったら、俺たちはダムネーションじゃなくなり、一人一人路頭に迷う。みんなどこに行くんだろう?俺たちが言えることは9月でキッパリ解散してやる」と吐き捨てた。 16年にユニットとしてスタートしたダムネーションには、その後、遠藤らが加入してパワーアップ。DDT内では最強と言ってもいいユニットとして君臨してきたが、意外な形で幕を閉じることになってしまった。解散興行でスンナリ解散するのか気になるところだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月25日 10時50分
DDT秋山準超えの竹下幸之介「今の絶好調の僕なら唯一無二の王者像を作れる」
DDTプロレスは23日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、21日の富士通スタジアム川崎で秋山準を破り、KO-D無差別級王座を1年10か月ぶりに奪還した竹下幸之介が胸中を吐露した。 冒頭、竹下は「当日は実感と言うより、必死に闘って、必死に勝ったなと。負けられない闘いだったし。1日、2日経って、秋山準から獲ったこのKO-D無差別級のベルトと言うのは、今までのKO-D無差別級チャンピオンとしての防衛ロードとは、重みが違うと思うし、責任感も違うと思います。でも、今の絶好調の僕なら、その重圧をはねのけて唯一無二の王者像を作れると思ってるので。さっそく次のタイトルマッチは9月(26日)、後楽園ホールでクリス(ブルックス)に決まりましたけど、DDTファンだけじゃなく、日本のプロレスファン、世界のプロレスファンに届けられるような試合になると思います。今後の防衛ロードに大いに期待してもらいたいと思います」と堂々たるコメント。 川崎決戦でのフィニッシュは、秋山対策で考案した変型チキンウイング・フェースロックだったが、「これで勝てなかったら何も残されてないくらいのつもりで絞り切った。その結果、秋山選手からギブアップが取れたので、僕自身もそうですけど、技自体にも自信がつきました。これさえ入ればギブアップが取れないことはないというのが証明された。これからジャーマンと並んで、大きな武器にしていきたい」と今後もフィニッシュホールドの一つとして使っていくようだ。 試合中にかなり声が出ていたが、「意識したとか、感情的にいったとかじゃなくて、必死だったんです。絶好調だけど、2連敗してる相手だったので。その壁はぶ厚く高かったですし。自信に満ちあふれていたかと言うと、実際にはそんなことはなかったと今だから思える。不安もたくさんあったし、そういうのをすべて吹っ切ろうとしてたんだと思います。今になって思うのは、とくかく必死でした」と語った。 クリス戦に臨むにあたっては、「本当に素晴らしいレスラーの一人。(19年7月に)僕が無差別のチャンピオンでクリスを挑戦者に迎え撃って闘ったこともあるし、その時とダブることもある。(昨年2月に)初代DDT UNIVERSAL王者を争って、その時負けてるし。無差別を巻くのが約2年ぶりで、本当に厳しい闘いがどんどん続く、簡単に勝てない相手がどんどん立ちはだかる感じが久しぶりなので。一発目がクリスで、素晴らしいレスラーを迎え撃てるのを楽しみにしています」と挑戦者に敬意を表している。 クリスにはシングルで3連敗を喫しているが、「苦手意識は特にない。クリスとの試合はいつもお互い削るような闘いで紙一重。僕が勝っても、クリスが勝っても紙一重。お互い、手の内が分かり合う同士、プロレスオタク同士の闘いなので。フィジカル面、メンタル面以上にいかに頭を使えるかが勝負の肝になるんで。あと1か月あるんで、しっかりクリスとの試合の準備をしないといけないし、(8.29)仙台から前哨戦も始まるので。絶好調ぶりをキープして、もっと調子を上げていって相手の手の内を探りたいと思います」と防衛戦をしっかりと見据えていた。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月23日 11時30分
DDT竹下幸之介が秋山準超えを達成!KO-D王座奪取「もっとデカいレスラーになる」
DDTプロレスの真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」が21日、神奈川・富士通スタジアム川崎で開催され、メインイベントでは竹下幸之介が秋山準を破り、KO-D無差別級王座を奪還。9月26日の東京・後楽園ホールでクリス・ブルックスと初防衛戦を行うことが決まった。 竹下は昨年11月3日の東京・大田区総合体育館、同年12月27日の後楽園(D王 GRAND PRIX 優勝決定戦)で秋山に敗れシングルで2連敗を喫し、“3度目の正直”に向け、満を持して臨んだ。 試合は序盤から激しい一進一退の攻防となり、15分過ぎには秋山のエクスプロイダーと竹下の投げ捨てジャーマンの投げ合いに発展。20分過ぎ、秋山がヒザ蹴り連打からリストクラッチ式エクスプロイダーを繰り出すも、竹下はカウント2でクリア。耐えた竹下は投げ捨てジャーマンからザーヒー、さらにサポーターを外してザーヒーを連発。クロスアーム式ジャーマンで投げると、“打倒秋山”のために開発した変型チキンウイング・フェースロックで首を絞め上げて、秋山はたまらずギブアップ。竹下はようやく秋山を倒し、約2年ぶり5度目の王座戴冠を果たした。 竹下は「今日でピリオドなんて打つ気はありません。秋山さんから獲ったベルト。死ぬ気で防衛して、もっとデカいレスラーになって、次は僕が秋山準を迎え撃ちます」とマイク。退場しようとしていた秋山は「竹下、今日は負けたよ。獲り返すから待っておけ」と言い返した。ここで、クリス・ブルックスがリングインすると、「タケちゃん、ついにアキヤマさんに勝った。ホントにおめでとう。でも19年からあなたは私にシングルで勝ってないでしょ。だから最初の挑戦者は私。お願いします」と流暢な日本語でアピール。竹下は「いいよ。でも今のタケちゃん、メッチャ強いよ」と即答。クリスは「分かりました。でも大丈夫だよ」と応じた。これを受け、今林久弥GMは9・26後楽園でタイトル戦を組むことをアナウンス。 そして、高木三四郎社長がリングに上がると、「竹下、ベルト奪取おめでとう。これはオマエと今日ここにいるお客さんへの私からのプレゼントです」と言って、目隠しされたパネルを渡した。目隠しをはがすと、12月26日にDDTが東京・国立代々木競技場第二体育館に初進出することが書かれていた。 バックステージで竹下は「秋山選手に全部リング上でぶつけさせてもらいました。リング上が竹下幸之介の全てです。くじけそうになることとか、不安になることとかいっぱいあるけど、みんな僕の試合を見て元気になってもらえればそれでいいです」と話した。続けて、「僕がこの1年で一番成長したと思うのは自信。1度自信を失うことで、その大切さとか自分がやってきたプロレスっていうのをしっかり再確認ができて。自分はDDTの中の何なのか、それを再確認できて、その上で今日のリングに上がったから、勝てたんだと僕は思ってます」と試合を振り返っている。 高い壁だった秋山を乗り越えた竹下は今度こそ絶対王者になるべく、団体をしっかり押し上げていく。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月19日 10時50分
DDT赤井沙希8.21川崎決戦に向けて猛アピール「火野!川崎はウチのこと無視できんようにしてやるからな!」
DDTプロレスは東京・渋谷区のAbemaTowersで、真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、富士通スタジアム川崎)に向けて記者会見を開いた。KO-D6人タッグ王座戦(王者組、遠藤哲哉&高尾蒼馬&火野裕士 対 挑戦組、樋口和貞&坂口征夫&赤井沙希)に臨むイラプションの赤井が、ダムネーションの火野にチョップを出すよう要求するも、火野は一蹴した。 挑戦者組の樋口は「自分らとしては思い入れのあるベルト。赤井さんが作ってくれた道なんで、ぜひとも奪い返して、イラプションが6人タッグのベルトを巻きたいと思います」とコメント。いの一番に挑戦をアピールした赤井は「イラプションとして結果を出さなきゃいけないと思ってます。この6人タッグ選手権は自分にとって、ある意味、集大成。“男子の中で、何で女子が1人いるんだ?”って、いまだに違和感を持っている人もいる。そこを含めて、そういう人たちを黙らせたい。火野選手のチョップを、パートナー2人が食らっているのを見て、ヤバいというのは分かってます。正直怖さはあります。ヤバさ、怖さを乗り越えてチャンピオンにならないといけない。なので、火野さん!私に遠慮なくチョップを打ってきてください。プロレスラーはやられる覚悟だけじゃなく、やる覚悟も必要だって、お師匠さんから習ってるので」と並々ならぬ覚悟を見せている。坂口は「(7.15)新宿で赤井がウチらにつけてくれた火を、川崎でベルトを獲って燃やし続けたいと思います」とキッパリ。 一方、王者組の遠藤は「本来だったら、ボロクソに言ってやりたいんですけど、一つだけ認めてやりたいことがあります。それは、(7.18)白石大会のリングで俺たちの前で挑戦表明したこと。前回、白石大会で防衛したサウナカミーナは、直接言わず、会社に言って組まれたタイトルマッチだった。イラプションに一つアドバイスするとしたら、もう少し現実を見た方がいいってこと。全員そこそこキャリア、経験も積んできて、頑張っただけじゃいけない時期になってる。8月21日、残酷な現実を見せつけてやります」と挑戦者組を認めつつも、自信満々の表情。 火野は「このタイトルマッチ、ハンディキャップマッチみたいなもんや。負けるわけない。3人おっても1人は女性。おる意味ないから。ええ女なんやから、リングなんかさっさと降りて。ガリガリなんやから、プロレス辞めたらいい。チョップ打つわけないやろ。バラバラになってしまう。プロレスラーであり、殺人鬼じゃないから。チョップは打ちません!」として、赤井の要求を拒絶した。 この日も、缶チューハイをあおりながらの会見となった高尾はベルトを坂口に投げつけ、「ベルトほしいんだろ? やるよ。巻いていいよ。今度俺の代わりに巻いて入場してきてくれよ」と吐き捨てた。火野がチョップは打たないと発言したことについて、赤井は「打たないといけないような状況にしてやります。全部受け止めてのチャンピオンだと思ってるので。ガリガリとか言ってたんですけど、私の長くて細い足を突き刺してやります」と強気の姿勢。それに対して、火野は「そもそもレスラーと思ってない。ちょっと照れるくらい、ええ女やな。やっぱりリング降りた方がいい。プロレス辞めよう! レスラーじゃないもん。打たない、打てない」と改めてチョップは打つ気がないことを表明。 フォトセッションが終わると、赤井はいきなりキレて、「オイ、火野!川崎はウチのこと無視できんようにしてやるからな!」と投げかけ、味方の2人に「アンタらがしっかりせんからや!」と張り飛ばして怒りを露わにした。 赤井が火野を本気にさせられるかどうかがテーマになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月18日 17時30分
クロちゃんが8.21大仁田厚との川崎電流爆破決戦前に怪気炎!「俺らが爆破の利権をもらうからな」
DDTプロレスが千葉・浦安マリーナ駐車場で12日、「WRESTLE PETER PAN 2021」(8月21日、富士通スタジアム川崎)での第0試合で行われる電流爆破8人タッグデスマッチ(大仁田厚、高木三四郎、彰人、伊藤麻希組VS安田大サーカス・クロちゃん、スーパー・ササダンゴ・マシン、黒田哲広、乃蒼ヒカリ組)に向けて爆破実験を行ったが、クロちゃん軍の暴挙で波乱の展開となった。 大仁田軍の4人が先に会見場に到着したが、開始時間を過ぎてもクロちゃん軍は現れず、大仁田はイライラを隠せず。クロちゃん軍は黒田を除く3人で遅れて姿を見せ、「ヒーローは遅れて来るもんだ」(クロちゃん)と挑発。続けて、クロちゃんが「8.21、俺らが勝ったら爆破の利権をもらうからな!」と通告するや否や、クロちゃん軍が大仁田軍を襲撃し大乱闘に発展。 ササダンゴは実験用のスイカを高木の頭でかち割ってダメージを与えると、大仁田を捕獲し羽交い締めにした。すると、クロちゃんは「俺とヒカリの初めての共同作業だ」と叫び、乃蒼とともに電流爆破バットをフルスイング。試合でもないのに、クロちゃんがカバーすると、ササダンゴが3カウントを叩き、勝ちどきを挙げた。クロちゃんはスイカの破片を大仁田の口に入れて無理やり食べさせると、改めて「電流爆破の利権は俺がもらう」と宣言。さらに、クロちゃんは「やってやるよ。大仁田を引退させてやる。骨まで残らない闘いを見せてやる」と吐き捨てて、クロちゃん軍は退場。 本来、爆破実験はその破壊力を公開で試すためのものだが、完全に不意打ちを食って被爆した大仁田はしばし放心状態。報道陣から「利権を懸けるのか?」と問われると、大仁田は「別にいいけど、負けたらだろ。遅れてやってきて、あれも作戦だな。今回は作戦負け。今度はそうはいかない。本番強いから。俺は電流爆破を熟知してるから」とクロちゃんの要求を承諾。 ここで、高木が「ありったけの(爆破)バットを用意しましょう。5本用意しましょう。クロちゃんの右手に1本、左手に1本、右足に1本、左足に1本、顔面に1本。たたき込んでやりましょう」と発言し、当日は爆破バットが5本用意されることが決定。クロちゃん軍から一方的に電流爆破の利権を要求された大仁田は「(勝ったら)俺の傘下に入れ。ニタクロ同盟だ。俺の奴隷になれ。プロダクションも強いとこに行かないと。松竹芸能は弱いから、吉本(興業)に移籍しろ!芸能のギャラは30パーセント、俺と高木社長で分ける。試合のギャラは100パーセントだ!」と逆要求して会見場を後にした。 爆破実験では完全にクロちゃん軍の作戦勝ちと言えそうだが、電流爆破マッチの聖地だった川崎球場跡地での開催に大仁田が燃えないわけがない。いよいよ電流爆破が『川崎劇場』に帰って来る。(どら増田)
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スポーツ 2021年08月16日 22時30分
DDT秋山準が竹下幸之介との8.21川崎決戦前に余裕を崩さず!「ねじ伏せたい」
DDTプロレスは13日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、21日の「WRESTLE PETER PAN 2021」(富士通スタジアム川崎)のメインイベントでKO-D無差別級王座を争う、王者・秋山準と挑戦者・竹下幸之介が火花を散らした。 冒頭、竹下は「この度、無差別級王座に挑戦できるということで。富士通スタジアムという大きな舞台で挑戦できることはもちろんですが、一番意識するのはチャンピオンが秋山選手であること。昨年11月、12月と(シングルで)2連敗を喫して、思い悩むというか、立ち止まることもありました。だけど、それがあったからこそ、さらに大きくなった絶好調の竹下幸之介で秋山選手の前に立てる。当日は秋山選手にも絶好調で来ていただいて、熱いものを受け止めて感じてもらいたい。そして自分が再びKO-D無差別級王者になって、“DDTには竹下がいるんだ”と胸を張って言いたい」と最後の砦としてベルト奪取を宣言。 秋山は「彼も調子よさそうなんで。僕はDDTに来てからずっと調子いい。調子悪くても、僕はたぶん調子いいと言いますし。自分で調子いいと言ったら調子よくなってくるし。彼は体力、身体能力すべて僕より上回っているかもしれないけど、気持ち、心で勝るとこうなるというのを21日に見せたい」と余裕の表情を覗かせた。 続けて、秋山は「(竹下は)若干のケガがありましたけど、気持ちの面では前回、前々回より随分違ったと思う。昨日、彼と去年やった試合のVTRを見たけど、今の方がだいぶ雰囲気も変わったし、大人になった感じはします。だから彼自身が変わったんだと思います。タイトルマッチに臨むにあたり、2回、ケガしたり、気持ちが落ち込んだり、そういう情報が出てきて、それは絶対にいけないこと。表に出しちゃいけないことだから。そこもしっかり考えて、いつも絶好調で、チャンピオンシップに臨む時は必ず絶好調。どこか悪くても絶好調。そこはしっかり考えてもらいたい」とまたまた余裕の発言。 川崎決戦の6日前となる、15日の東京・後楽園ホールではKO-Dタッグ選手権(王者・竹下、勝俣瞬馬 対 挑戦者、秋山、岡田佑介)が控えているが、竹下は「タッグとシングルのチャンピオンシップは別物だと考えています。だけど、無差別級チャンピオンの秋山選手と6日前にタッグで当たる。もちろん意識する部分はあるのかもしれないですけど。でも、同一線上に考えてタッグ選手権を防衛できるほど甘い相手ではないと思ってるんで。勝俣とよく話をして、作戦を練ってるので。タッグ選手権、力を入れて頑張りますけど、勝俣に頼ってみるのもいいのかなって思ってます」とコメント。 これに、秋山は「タッグもそうですけど、日々の前哨戦もすべて僕は別物だと思います。最終的に無差別のタイトルマッチにつながるものだと思ってやってるんで。タッグのタイトルマッチがあるのも、最後の無差別につながるものだと思うので。無差別に一番いい形でつながるのは勝利しかないと思うので、(タッグは)勝利で終わりたい」と2冠獲りを視野に入れていた。 過去のシングル戦において、1戦目は秋山のフロント・ネックロックで竹下がタップし、2戦目は変型アームロックによるレフェリーストップで終わっているが、今回の闘い方について、竹下は「こういう風に勝ってやろうというのは、タッグ選手権が終わったら考えようと思ってるのではないんですけど。ラッキーパンチで勝っても仕方ないというのはずっと頭にあります。“竹下にまかせれば大丈夫”と見ている人に思ってもらえるくらい、どっしりした試合で、誰しも納得できるように勝ちたい」と話すと、秋山は「(これまでと)同じ。ねじ伏せたい。ギブアップを狙うのか3カウントか分からないけど、ねじ伏せたい。3カウントを奪うにしても顔を押さえつけて取ってやろうと思います」とキッパリ言い切っている。 8.21川崎野外決戦まで待ったなしだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月19日 11時05分
DDT秋山準&大石真翔の準烈が8.21川崎直前にKO-Dタッグ挑戦へ!
DDTプロレスは15日、東京・新宿FACEで「Summer Vacation 2021 TOUR in SHINJUKU」を開催した。この大会で、準烈の秋山準、大石真翔組が8月15日の東京・後楽園ホールで、サウナカミーナの竹下幸之介、勝俣瞬馬組が保持するKO-Dタッグ王座に挑むことが電撃決定した。 この日のメインイベントで、秋山、大石、岡田佑介組が竹下、勝俣、MAO組と対戦。真夏のビッグマッチとなる富士通スタジアム川崎大会(8月21日)で、KO-D無差別級王座を懸けて激突する王者の秋山と竹下にとっては前哨戦となったが、のっけから激しいショルダータックルの応酬。竹下がジャンピングラリアットをぶちかませば、秋山はエクスプロイダーを連発するなどバチバチにやり合った。最後は大石が必殺のフジヤマ・ニーロックで勝俣からギブアップを奪い、秋山組が勝利している。 試合後、大石が「タッグチャンピオンに勝ったぞ。俺と秋山さんでもう1回タッグのベルト狙ってやる」とアピールするも、秋山は怪訝そうな表情を見せた。竹下は「富士通の前、どこでもいいんで組んでください。秋山さん、タッグで負けて、富士通では俺がそのベルトを獲って2連敗させてやる」と応じたが、秋山は「富士通の前はダメだろ!」とちゅうちょ。ここで、大石の勢いに押された今林久弥GMが8・15後楽園大会で組むことを決断。秋山は「(富士通の)6日前じゃないか。分かった。やってやるよ」と承諾。大石は「8月15日、アイツの熱波WER!!を叩いて、8月21日の富士通では秋山さんを2冠王にさせてあげます」と力強く宣言。 バックステージで大石は「サウナカミーナの弱点が分かったんです。勝俣瞬馬です。勝俣の熱波WER!!さえ叩けば、富士通でも竹下を倒せます」とコメント。秋山は「タッグのベルトを獲るという部分だけで言えば、勝俣を狙った方がいいだろうけど。俺はその後の富士通もあるから、竹下を狙うかな。俺が竹下を止めてる間に、君が勝俣から取ればいい」と話すと、竹下は「今日は勝俣が負けちゃいましたけど、僕は絶好調をキープできてると思うので。8.15後楽園、8.21川崎で秋山選手から2タテ。僕、(シングルで)2連敗してるんで。タッグ、シングルかもしれないけど、タイトルマッチなので。2タテして、勝ち星を取り返したいと思います」とコメント。 ビッグマッチである8.21川崎でのKO-D無差別級選手権戦のわずか6日前にタッグタイトル戦を行うことが決まったが、秋山と竹下にとってはまさしく真夏の強行軍となりそうだ。(どら増田)
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