DDT
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スポーツ 2021年07月07日 10時50分
DDT竹下幸之介、8.21旧・川崎球場で秋山準に挑戦!3度目の正直で秋山超えなるか?
DDTプロレスが4日に開催した東京・後楽園ホール大会で「KING OF DDT 2021」トーナメントを制したDDTプロレスの竹下幸之介が同5日、東京・千代田区の神田明神内で一夜明け会見を行い、KO-D無差別級王座獲りを力強く宣言した。 冒頭、竹下は「昨日、自宅に帰ってから自分の試合を見直したけど、決勝であの火野裕士選手によく勝ったな、そんな気持ちになりました。プロレス界トップクラスの化け物級レスラーから、完全な3カウントを奪えたってことはフィジカル、メンタル、運、勢い、そのすべてが今一番整っている何よりの証拠だと思います。この優勝は偶然ではなく必然で、今の竹下幸之介だからできたんだと思ってます」と自信たっぷりに話した。ここで、今林久弥GMが8月21日、富士通スタジアム川崎(旧川崎球場跡地)で開催される「WRESTLE PETER PAN 2021」で、チャンピオン秋山準に竹下が挑戦するKO-D無差別級選手権戦が決まったことをアナウンス。 これを聞いた竹下は「僕が8.21富士通スタジアム川崎のメインイベントに立つ。KO-D無差別のベルトに挑戦するということは、昨日の試合を見ていただければ異論はないんじゃないかと思います。昨年11月(3日)、12月(27日)と秋山選手に2連敗して、そこから半年が経ちました。僕にとっては長い夜が明けるというか、たかが半年ですけど、本当に長い半年間で。いろいろもがきましたし、苦しみました。でも、4月のAEW参戦から何かを変えていかないと、再び秋山選手の対角に立てる日は来ないと。そう思って、自分なりに行動した結果、今一番脂が乗った竹下幸之介で、自信をもって、秋山選手の前に立てることを楽しみにしています。富士通スタジアム川崎という大きな舞台で、竹下幸之介が再びDDTのトップに立つ準備は整いました」と力を込めた。 「秋山はどう映っていたか?」との問いには、「新鮮だったと思うんです。DDTに定期参戦して、約1年。マッチアップの面でも初対戦、初シングルとか、そういうのが多い中、新鮮だったんじゃないかと。だからこそ話題になるものもあった。でも、その新鮮なマッチアップというのは、僕が止めちゃってもいいかなって。まだ見たい組み合わせがあると思うけど、それはタイトル戦でなくてもいいと思うので。今はDDT所属の秋山選手ですけど、僕は一発やり返すまで、外敵じゃないけど、倒さないといけない相手、もっと言えば敵だと思ってるんで。DDTにKO-D無差別のベルトを取り戻す。そんな気持ちでいます」と語っている。 8.21川崎は野外会場でのタイトル戦になるが、「僕はもともと陸上競技をトップ選手でやってたんで。陸上なんて野外でスタジアムで何度もやってるわけで。高校時代、八種競技、十種競技みたいなのをやっていたので、ずっと走る飛ぶ投げる、全てにおいてスタジアムで闘ってきたので、場所がふだんと違うことへの不安はない。僕はプロレスを見始めて、4歳、5歳の時にはFMWのビデオを見て育ったので、そういう意味では旧川崎球場というのは感慨深いものがあって。22年経って、自分がそこのメインイベントに立ってるという。DDTの、プロレスのおもしろさだと思います」と自信ありげな表情で語った。 3度目の正直で、秋山超えを果たすのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月06日 11時50分
義足レスラー谷津嘉章が28年ぶりの王座戴冠!「遅咲きのチャンピオンかもしれないけど、これからもよろしく」
DDTプロレスが4日、東京・後楽園ホールで「BLACK OUT presents KING OF DDT 2021 FINAL!!」を開催。プロレス用の義足を装着して、「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で再デビューを果たした谷津嘉章が率いる新ユニット「チーム・オリンピアン」がKO-D8人タッグ王座を奪取した。 再デビュー2戦目となった谷津は、レスリングでJOCジュニアオリンピックに出場経験のある彰人、大和ヒロシ、中村圭吾と新チームを結成。高木三四郎、納谷幸男、力、なべやかんの“親の七光り軍団”ことチーム・サラブレッドが保持する同王座に挑戦した。 先発をした谷津は高木に禁断の義足キック、ワンダースープレックスを繰り出すなど好調な出足だったが、サラブレッドの波状攻撃を食うなど防戦に回る場面も多かった。しかし、高木、力、やかんの3人がトップロープからトリプル・セーバーチョップを狙うも、谷津がかわして納谷に誤爆。すかさず谷津は鋼鉄のヒザで納谷にアイアンニー(ヤツゴェ=カミゴェと同じ技)を叩き込み、監獄固めを決めた。パートナーの3人もそれぞれ監獄固めに入ってカットを阻止。たまらず納谷がギブアップして、チーム・オリンピアンが新王座に就いた。谷津は実に28年ぶりのベルト戴冠である。 試合後、谷津は「ベルトを獲れたのは自分の力じゃなくてチームワークだと思うから。あまり動けないけど、もっとコンビネーション作って。遅咲きのチャンピオンかもしれないけど、これからもよろしく」と満面の笑みを浮かべた。一方、高木は「負けた。強かった。谷津さん、64歳でしたっけ?そう見えないですよ。今日の谷津さんに学ぶことはいっぱいあると思います。みんな、自分たちの信念をもって闘いましょう。サラブレッドはベルトを落として、その役割を終えたと思ってます。今日で解散します」と宣言。本来、“親の七光り軍団”はあと3人集めて、7人にするはずだったが、実現する前にチームが解散となってしまった。 谷津がベルトを獲ったのは感動のひと言しかない。義足レスラーとしての可能性をさらに見せてくれるはずだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月24日 10時50分
DDTタッグ王座戦を前に岡林裕二と勝俣瞬馬が舌戦を展開!
DDTプロレスが6月22日、都内で同26日の大阪・アゼリア大正で開催されるKO-Dタッグ選手権(王者組・HARASHIMA、岡林裕二=大日本プロレス=VS挑戦者組・竹下幸之介、勝俣瞬馬)に向けて記者会見を開いたが、岡林の“ピッサリ”と勝俣の“熱波WER!!”が飛び交う騒然とした場に発展してしまった。 挑戦者組は先の「Ultimate Tag League 2021」を制して王座挑戦をアピール。王者組は越境コンビながら、4月18日の新潟・万代島多目的広場大かま大会で、準烈の秋山準、大石真翔組を破って初防衛に成功しており、今回がV2戦となる。 サウナカミーナの竹下は「僕は2日連続の記者会見。会見が多いということは勢いがある証拠だと思う。それほどDDTのリングで中心に戻ってきていると思うので。個人的には、『KING OF DDT』の準決勝、決勝をめざさないといけないんですけど、その前にタッグ挑戦。ここは落としたくないし、勝俣と一緒にベルトを巻きたい。8月21日の富士通スタジアム川崎まで止まってられないんで。スマイルピッサリ、強敵ですけど、竹下&勝俣がベルトを獲るという奇跡を大阪で起こしたい」と王座奪取宣言。 勝俣も「タッグリーグ戦で優勝したんですけど、一番チームワークの良さで勝てたと思います。前回、3年前(18年6月5日、東京・新木場1stRING)にタッグに挑戦した時の相手は、樋口(和貞)、関本(大介)組というモンスターチームと闘ったんですけど、今回もモンスターチーム。でも、僕たちのチームワークなら勝てると思います。熱いサウナのような試合をして、ベルトを獲って、ベルトを巻いてサウナに入りたい」と必勝を誓った。 スマイルピッサリのHARASHIMAは「4月の新潟以来、久々のスマイルピッサリ。タッグリーグを勝ち上がったチームとやるのはとても楽しみ。あの強豪がいる中で、“まさか勝ち上がるとは”と思ったくらい、タッグならではの強さがあるチームだと思う」とコメント。 岡林は「秋山、大石組と闘って防衛して、絶対“防衛ロードを突き進むぞ”と思いました。今回、タッグリーグの優勝者、この大きな山を打ち砕いて、防衛ロードを突き進みたい」と話した。この際、勝俣が発言する度に「熱波WER!!」と言うと、岡林は「俺が“ピッサリ”と言ったら黙っとけ!」と過敏に反応し、自身は「ピッサリ」を連発。その後も、コメントするごとに、勝俣の「熱波WER!!」と、岡林の「ピッサリ」が飛び交う騒然とした状況で会見が進んだ。 会見後のフォトセッションでも、岡林は「ピッサリ」、勝俣は「熱波WER!!」と競って叫び続け、収拾がつかない事態に、進行を務めた今林久弥GMも頭を抱えるしかなかった。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月23日 11時30分
DDT佐々木大輔トーナメント準決勝&決勝に向けて「勝つことは間違いない」
DDTプロレスが6月21日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT 2021」ベスト4に残った佐々木大輔、竹下幸之介、火野裕士、樋口和貞が気炎を上げた。準決勝(佐々木VS竹下、火野VS樋口)、決勝は7月4日、東京・後楽園ホールで行われる。 佐々木は「1回戦でUNIVERSAL王者(上野勇希)、2回戦でKO-D無差別級王者(秋山準)を撃破した私が最強であると、この時点で証明されている。あと2つ。勝つことは間違いない。まずは竹下。昨日、対戦が決まった時に、リング上で私が折られた肋骨が泣いていた(昨年11月22日、後楽園での竹下とのD王公式戦で負傷)。やっと復讐の時だよ。アイツを倒して、(賞金の)100万円で、この骨を治して・・・。コイツをぶっ倒して、決勝で火野の裕ちゃんに5秒くらいで負けてもらって、私が優勝します」と不敵に言い放った。 竹下は「佐々木さんが自分が最強だと言ってましたけど、1回戦も2回戦も急所攻撃があっての勝ち。僕の急所は上野選手、秋山選手ほどヤワじゃないんで。基本的にはよけたりかわしたりできると思いますけど、一発、二発、殴ったり蹴られたりしたところで,僕は3カウント取られない。準決勝は佐々木大輔を倒して、決勝はどちらが上がってきても、真っ向勝負で優勝して、8.21川崎のメインに立ちたいと思います」とキッパリ。 1回戦で1分、2回戦で4分と短時間決着が続いている佐々木は「特にこだわってるわけじゃなく、私が最強過ぎて短時間で決着がついてしまってるだけだから。今回もそうなるでしょう」と余裕を見せた。肋骨を負傷させられた時のリベンジの話が出たが、竹下は「鍛えてない箇所はないんで。どこを狙われても、跳ね返すだけのフィジカルと、それにプラス、自信というメンタリティでも最高の状態だと思うので。何が来ても怖くないように、この試合に臨みたい」と発言。 決勝に上がってくると想定している選手について、佐々木は「間違いなく,火野の裕ちゃん」と、竹下は「どっちが上がってきてもという心の持ちようなんで。去年の『KING OF DDT』3回戦で樋口に負けてるんでリベンジしたい気持ちがある。火野さんはたぶん今のプロレス界で一番の力持ちだと思うんで、力比べしてみたい気持ちもある」と語っている。 トーナメント優勝者は、夏のビッグマッチとなる神奈川・富士通スタジアム川崎(旧・川崎球場)大会で行われるKO-D無差別級選手権において、王者・秋山への挑戦者の最有力候補となることは必至。すでに竹下は、そこを明確に意識しているが、ほかの3選手は、そのことを問われると、佐々木は「(挑戦が)見えてから考えます。ベルトはベルトから寄ってくる。それに関しては何も考えていません」と述べた。 竹下はトーナメント開幕にあたって、新技の変型チキンウイング・フェースロックを披露したが、「あの技はこのトーナメントのために開発したと言うより、昨年末、秋山選手に2回目負けた直後に開発したんです。3回目がいつあるか分からないけど、その時が来た時のために。それにこだわってるというより、どれぐらいの攻撃力があるかを試し斬りしてる感じ。1回戦、2回戦、それでギブアップを取れて、攻撃力はその結果が証明してるんじゃないか。準決勝、決勝でも試すかもしれないし、試さないかもしれない」と含みを残している。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月22日 10時50分
DDT佐々木大輔が秋山準に勝ち決勝進出「ちょっくら優勝してきます!」逸材を意識?
DDTプロレスが6月20日、東京・後楽園ホールで「BLACK OUT presents KING OF DDT 2021 2nd ROUND」を開催。DDT最強決定トーナメント「KING OF DDT 2021」の2回戦を行い、ダムネーションの“カリスマ”佐々木大輔が「王道対決?」で、KO-D無差別級王者・秋山準を破り、準決勝(7月4日、後楽園大会)で優勝候補の一角である竹下幸之介と対戦することが決まった。 佐々木はメキシコ修行時代、元全日本プロレスのOKUMURA(奥村茂雄)から薫陶を受けたとして、王道を自称。秋山とは初の一騎打ちとなったが、秋山曰く「偽・王道VS真・王道」として注目を集めていた。試合は序盤から場外戦になる荒れた展開になったが、秋山がエクスプロイダーを繰り出し、カバーしたところで、セコンドのマッド・ポーリーがレフェリーの足を引っ張って阻止。ポーリーが乱入して、秋山はバックドロップで迎撃するも、佐々木が急所蹴り。佐々木式ウラカンラナは切り返したが、佐々木が今度は急所打ち。そのまま強引に丸め込んで3カウントを奪い、無差別級王者に土をつけることに成功。 「KING OF DDT」を制して、次期挑戦者に高木三四郎を指名する青写真を描きながら、それが露と消えた秋山は「3つレフェリーが取ったんだから、取られたんだろう。(ポーリーの介入は)分かってて負けたんだからアイツの方が一枚上ということ。佐々木、オマエ優勝しろ! 優勝してもう1回俺の前に立て。ダムネーションはしばいてやる」と苦虫をかみつぶしていた。また、竹下はサウナカミーナの同志であるMAOを新技の変形チキンウイング・フェースロックで下して2回戦を突破。全試合終了後の組み合わせ抽選で、準決勝での佐々木との激突が決まった。両者は昨年11月22日、後楽園での「D王 GRAND PRIX 2021」開幕戦で対戦。その時は勝利した佐々木が肋骨を骨折し、以後のリーグ戦欠場に追い込まれた経緯があり、両者ともに絶対に引けない一戦になる。 佐々木は「今日は完敗だ。俺の王道は秋山準にはかなわなかった。でも、試合に勝ったのは俺だ。王道じゃない。佐々木大輔、ダムネーションのプロレスだ。王道は全く通用しなかったけどな。プロレスは3つ入れば勝ちだから。最高の気分だよ。UNIVERSAL王者(上野勇希)に勝って、KO-D無差別級王者に勝って。(竹下とは)俺の王道プロレスで叩き潰してやる!ちょっくら優勝してきます」と最後はどこかで聞いたことがあるフレーズで勝ち誇った。 竹下は「完全体になりつつある竹下幸之介で、次の後楽園も臨めると思うので。準決勝、佐々木大輔だと調子の良し悪し関係ないので。油断しないのはもちろん。あとはプラスアルファなので。勝負は時の運。運も味方にして、気を付けるべきは急所ぐらいでしょ。そこさえ気を付けておけば、僕が準決勝を落とすことはないかな。決勝は樋口(和貞)でも、火野(裕士)さんでも真っ向勝負で、(8.21)川崎(富士通スタジアム川崎)のメインイベントに立ちたいと思います」と優勝の先の無差別級王座挑戦を見据えている。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月10日 10時50分
DDTが谷津嘉章の復帰2戦目を発表「レスリング出身者を集めるのは難しくない」8人タッグ王座に挑戦!
DDTプロレスが8日に記者会見を開き、「CyberFight Festival 2021」(6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)での時間差入場バトルロイヤルで、プロレス用の義足を着用して“再デビュー”を果たした谷津嘉章が、高木三四郎社長とともに会見に出席した。 2年ぶりの復帰戦を終えた谷津は「義足でデビューさせていただき、目標を達成して。長いことプロレスをやってなかったもので、筋肉痛、打撲になって。練習とは違って、実戦でかなり堪えましたけど、デビューできたことを御礼申し上げます。こんな機会を与えていただいた高木社長、ありがとうございました」と深々と頭を下げると、高木社長は「試合を拝見させていただきまして、花道を谷津さんが歩いて来られた時、義足での再起戦に携わってきたのでグッと来るものがありました。リングインして手を上げた時に感慨深いものがあって。試合は何の支障もなく、ブルドッキングヘッドロックや往年の技も決まり、もう少しで監獄固めも決まっていた。動きは申し分なかった。(川村義肢の)川村(慶)社長にもお礼を伝えさせていただいて。勇気、元気を与えられた。再起戦、新たなプロレス再デビューということで。タイミング、コンディションが許せば、不定期になると思いますけど、DDTに参戦していただきたい」と出場オファー。 それを聞いた谷津は「本当ですか?それもまた励みになるんで。容赦はしないでください。義足も素晴らしいわけですよ。チャンスをいただいて、モチベーションを上げないと。欲も出てくるんで、バトルロイヤルじゃなくて、もっと組んでいただければ。必殺技も実戦でできるように。せっかくチャンスをいただいたんで、できる限り頑張りたい」と満面の笑みを浮かべる。 次戦について、高木社長は「復帰をお祝い、敬意を表して、普通のタッグ、6人タッグを組むのも申し訳ないので。再起を懸けたプロジェクトをお手伝いさせていただいたんで。僕、チャンピオンベルトを持ってるんです。KO-D8人タッグのベルトです。チャンピオン権限で、あと3人探していただいて、タイトル戦をお受けします」と提案。 ここで、今林久弥GMが7.4東京・後楽園ホール大会でタイトル戦が予定されていることをアナウンスすると、谷津は「突然で、どんなメンツか思い浮かばないんですけど。オリンピアンチームもいい。オリンピック選手でなくても、レスリング出身なら集めるのは難しくない。“谷津のためにやるよ”という人がいれば」と快諾した。 現段階で3人のパートナーは未定だが、同大会でチーム・サラブレッドの高木社長、納谷幸男、力、なべやかん組が保持するKO-D8人タッグ王座に谷津組が挑戦することが決定。谷津が“聖地”後楽園ホールに戻って来る。(どら増田)
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スポーツ 2021年06月07日 22時30分
サイバーフェス秋山準がHARASHIMAを破りKO-D王座防衛、次期挑戦者に大社長を逆指名!
CyberFight傘下の4団体(DDTプロレス、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行「CyberFight Festival 2021」が6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催され、トリプルメインイベントIIで秋山準がHARASHIMAを制して、KO-D無差別級王座のV3に成功している。 試合は、秋山が花道でのヒザ、雪崩式バックドロップなどで攻め立てれば、HARASHIMAはファルコンアロー、スワンダイブ式ボディプレスなどで応戦。15分過ぎ、秋山はヒザ連打、エクスプロイダー、リストクラッチ式エクスプロイダーで怒涛の攻め。それをしのいだHARASHIMAはハイキック、リバース・フランケンシュタイナー、蒼魔刀、バズソーキックで反撃。しかし、スワンダイブ式蒼魔刀をかわされると、秋山がヒザ、リストクラッチ式エクスプロイダーを決め、最後はフロント・ネックロックで絞め上げると、レフェリーが落ちたのを確認して試合を止めた。秋山がさいたまスーパーアリーナという大舞台で防衛に成功した。 試合後、バックステージで秋山は「DDTのアイコンと言われる人間は全部倒して、あとは誰か? 次、(DDT最強決定トーナメントの)『KING OF DDT』があるから、俺が優勝して、今日最後頑張ってた、50代でビンタをバンバン打たれる高木三四郎社長を指名します。なかなか、51歳であんなビンタ食らう人いないから。それでまだ立ってたから元気だよ。社長しながら、大変だと思うけど。そのためには優勝しないと」と大社長こと高木を指名。 一方、敗れたHARASHIMAは「僕が返せなかったんで、レフェリーが止めたのは正解でしょう。強かった。今回僕が目標になったことがあって。秋山選手、僕より年齢上でもチャンピオンでやってるんで。僕も今の秋山さんの年齢くらいまではバリバリできるんだなと、一つの自信になったんで。悔しいけど追いかけます」とまだまだ諦め切れない様子だった。 この試合を見る限り、秋山政権はしばらく続きそうな勢いと強さを感じただけに、DDTの選手の中で、秋山から誰が至宝を取り返すのか、今後注目が集まるのは言うまでもない。絶対王者と化して来た秋山を若い力に止めてもらいたいところだが、Mr.KO-DことHARASHIMAがこのような負け方をしたのは、ショックな出来事である。◆サイバーファイト◆『CyberFight Festival 2021』2021年6月6日埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ観衆 4800人(超満員)▼KO-D無差別級選手権試合(60分1本勝負)<王者>○秋山準(18分53秒 TKO勝ち )HARASHIMA●<挑戦者>※フロント・ネックロック→レフェリーストップ。第76代王者が3度目の防衛に成功。(どら増田)
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スポーツ 2021年05月31日 22時30分
タッグリーグ優勝のDDT竹下幸之介、ノア清宮海斗に「勝ち目ないでしょ」
DDTプロレスとしては、16年ぶりとなるタッグリーグ戦「Ultimate Tag League 2021」(5チーム参加)が27日、東京・新宿FACEで最終戦となり、サウナカミーナの竹下幸之介、勝俣瞬馬組が激戦を制して優勝を果たした。竹下組はスマイルピッサリ(HARASHIMA、岡林裕二=大日本プロレス)が保持するKO-Dタッグ王座に挑戦することが決まった。 同9日の東京・後楽園ホール大会で開幕した同リーグ戦は、最終日を迎えた時点で大混戦。イラプションの樋口和貞、坂口征夫組と、準烈の秋山準、大石真翔組が4点で首位タイ。ダムネーションの佐々木大輔、火野裕士組、竹下、勝俣組が3点で追走していた。この日、まず第4試合で樋口組と佐々木組が対戦し、佐々木が坂口からクロス・フェースロックでギブアップを奪い、ダムネーションが勝利。続く第5試合では、竹下組と秋山組が激突したが、竹下のザーヒー(ヒザ蹴り)から、勝俣がスクールボーイで秋山を丸め込んで殊勲の星を挙げている。 この結果、佐々木組と竹下組が得点5でトップに並び、優勝決定戦が行われることに。試合は一進一退の攻防となったが、竹下が佐々木を投げ捨てパワーボムでコーナーマットにたたきつける荒技に出た。2発目をかわされた竹下は佐々木にラリアットを一閃。ここで勝俣がバックドロップで火野を投げて動きを止めると、合体式のMADMAXを決めて竹下が佐々木から3カウントを奪取。 竹下は「最後まで僕たちの優勝を信じて応援してくれたファンの皆さまのお陰で、僕と勝俣、初めて何か実績を残すことができました。最後、やっと渾身のMADMAX決まって、3カウントを奪ったのは俺やけど、今日の主役は俺よりも先に秋山準から3カウントを奪った勝俣じゃないですか!」とマイクすると、勝俣は「28年間、リーグ戦だったりトーナメントで優勝したことがないんで、メチャクチャうれしいです。この先も、もっともっと竹ちゃんと突っ走っていきたいと思いました。私、優勝して満足したくなくなっちゃいまして。欲がすごく出ちゃったんです。KO-Dの現タッグ王者って誰かわかります? 僕と竹ちゃんで(スマイルピッサリに)挑戦しませんか?」と挑戦表明。 これを聞いた竹下は「今の俺たちなら勝てる!今林(久弥GM)さん、竹下、勝俣組、今しかないです!挑戦させてください!」とアピール。今林GMは「この激闘を勝ち抜いた優勝チームですから、もちろんOKです。日程に関しては大日本さんと協議の上、決めて発表させていただきます」と了承し、竹下組のKO-Dタッグ王座挑戦が決定した。 バックステージで、竹下は「まずは勝俣が奇跡を起こしましたね。プロレス界に数年に1度訪れると言われている奇跡を、今日は勝俣が起こして、俺より先に秋山さんから3カウントを取って。ずっと2人がサウナカミーナ、サウナ部になる前、オールアウトの時から、毎週末タッグ組んで、いろんな地方でメインイベントやってきたんですよ。『WRESTLE UNIVERSE』に残ってないような大会とかでも、2人で組んでメインで闘って、いつも勝俣が負けてきたんですよ。いつも勝俣が3カウント取られて。いい噛ませ犬になってたタッグチームだったので、こうして実績を残せて、うれしいですし、強豪チームの中で優勝できたというのがうれしい」と満面の笑み。勝俣は「MAOでもなく、(上野)勇希でもなく、竹ちゃんとタッグリーグに出て優勝できたってことにすごく意味があると思うんです。オールアウトに入ってから、今日までたくさん、いろんなことがありました。ケガも多かったし、プロレスが怖くなった時期もあったし、竹ちゃんが怖くなった時期もあったし、ダムネーションと試合するのがイヤだったという時もあったし。それが今日のためにあった過程だった」と感慨深げに語った。 また、竹下は「CyberFight Festival 2021」(6月6日、さいたまスーパーアリーナ)でのプロレスリング・ノアの清宮海斗、稲村愛輝組との対抗戦に触れ、「清宮選手は毎日落ち込んでるな。この調子の良さ、勢い。これ清宮、稲村組に勝ち目ないでしょ。4人でこの日の一番を取ろうという、熱のこもった試合をしようという気持ちも最初はありましたけど。申し訳ないけど、もう圧勝で」と必勝宣言。この言葉は清宮の耳に入るのか?(どら増田)
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スポーツ 2021年05月27日 11時30分
義足レスラー谷津嘉章が練習で監獄固めを披露!「これ取ってストンピングやったらもっとすごい」
「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)での「時間差入場バトルロイヤル」で、義足を装着して2年ぶりに復帰する谷津嘉章が5月26日、都内のDDT御茶ノ水道場で公開練習を行い、上々の仕上がり具合を披露した。 CyberFight・高木三四郎社長の同級生である川村慶氏が代表取締役を務める川村義肢株式会社が製作したプロレス用の義足を着けた谷津は、DDTの若手選手・中村圭吾を練習パートナーに、ロープワークからショルダータックル、義足でのキック、ブルドッキングヘッドロック、フロントスープレックス、パワースラム、裏投げなどを試した。さらに、ブレーンバスターで投げられた際の受け身も確認。フィニッシュホールドの一つでもある監獄固めを決めると、中村はたまらずギブアップし、万全とも言える動きを披露。 練習後、囲み取材に応じた谷津は「試合でやるより、ちょっと動いたかもしれない。実戦はまた違うから。こんな風にできることはあり得ないけど、実戦はこんな風にやりたいなと。ただ立つところがね。(義足は)足首が動かないでしょ。立つ時に狙われますね。そういう時は逃げるしかないね。(スープレックスは)あのぐらいできれば。俺は足があって現役の時は裏投げなんてやったことなかった。裏投げでもパワースラムでも、スープレックス系の技はこの義足でもできます。あと流れですよ。どういう時に、それを使うか。それは義足を着けて実戦で経験しないと。たまに、これ(義足の裏の部分)が取れるんですよ。これがなかったら、蹴ったらもっとひどい。ある程度、設計上取れるようになってるみたいです。あと、これは殴るためにあるんですよ(笑)」と笑みを浮かべた。 義足での蹴りは強烈だが、谷津は「これ取ってストンピングやったらもっとすごい。あれは効きますよ。DDTのルールは『それは禁じ手だ』というのはまだないから。今のうちに禁じ手に近いのをやっておこうかと。そのうち禁じ手になったら、蹴っ飛ばしたらまずいでしょ。ここでやっても受けてもらってるだけだから。実際やってみないと、いい方向に向かえばいいけど、悪い方向に行っちゃうかもしれないし。だから俺は燃えてますよ。この義足で全開で行けってことだから」と容赦なく行く構えだ。 蹴りについて、さらに谷津は「(義足は)生身じゃないから、やっちゃたら大変なことになっちゃうから。かと言って、やらないと自分もダメになっちゃう。多少は当たってもしょうがないかなと。みんなは鍛えてるから一発くらいもらったっていいんじゃないかと。かなりトラースキックとかストンピングとか練習してますから。ただ、ある程度試合前に10分くらい感覚をつかんで臨まないと、たぶん乗り切れない。(ふだん)履いてる義足と、この義足は違うんで。当日は試合会場に行って、この義足のメーカーさんと微調整をもう1回して。ウォーミングアップと同時に調整してから、自分のカードに臨むつもりです」とさらなる調整をして当日に臨む。 「義足の強度に不安は?」との問いに、谷津は「ないです。最初は慣れてないので、慣れるまで10分。立つ時がどうも。自力でもうちょっと早く立たなきゃいけない。ヒザがない分立てない。足首も動かない。そこを体幹でどうやって早く立てるか。ロープをつかまずに立てるかということ」と語っていたが、不屈の闘志で幻のオリンピアンとして、大会に華を添えてくれるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2021年05月20日 11時15分
DDT秋山準「いい勝負になると思います」6.6さいたまSAでHARASHIMAの挑戦を受けて立つ!
CyberFightが「CyberFight Festival 2021」(6月6日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に向け、同所で3大タイトルマッチの調印式を行い、「トリプルメインイベントII」で、秋山準が保持するKO-D無差別級王座に挑戦するHARASHIMAがベルト奪還を誓った。 HARASHIMAは「今回GHCヘビー、KO-D無差別級に出る自分以外の3選手は、新日本、全日本、ノアというメジャー団体で素晴らしい実績を残してきています。僕はもうプロレス界に入った道から何から、全然違いますけど、だからこそそこにも負けたなくて、絶対勝ちたいと思ってます。秋山選手は竹下(幸之介)、遠藤(哲哉)、樋口(和貞)、(男色)ディーノ、たくさんの選手に勝ってきている強い選手です。DDTを昔から知る身として、絶対負けられないと思ってます。あと、『サイバーファイトフェスティバル』、僕の中ではDDT最大のビッグマッチと思ってるので、昔から見てるファンのためにも、しっかり結果を残します」とコメント。ふだんあまり大口を叩かないHARASHIMAが、これほど“勝利”を連発するのは異例である。 受けて立つ秋山は「DDTのアイコンの一人、HARASHIMA選手とやって、勝ったらDDT制圧みたいな感じになってますけど、僕も一応所属なので。もちろんHARASHIMA選手に勝つことも大事なんですけど、いい試合をして、『DDTの試合はこういうもんなんだ』ということも見せていきたいと思います。何よりサイバーファイトがこれからもっと上に行けるように、チャンピオンとして責任をもってタイトル戦を務めたいと思います」と話した。 これまでの前哨戦を闘ってきた印象として、HARASHIMAが「何回も当たってきて、タッグのタイトル戦もやってますけど、非常にうまいし、見せてない部分がまだまだある」と言えば、秋山は「見た目はさわやかな笑顔、ジェントルマンですけど、試合になると割とそういう部分がなくて。負けちゃいけないとか、そういう強い部分が出てくる選手。僕もこういう選手は好きなので。DDTはどうしても、おもしろいとか楽しいとか、そういう部分が強調されると思うんですけど。彼とならガッチリしたプロレス、魅せるプロレスができるんじゃないかと思います」と分析。 両者には体格差があるが、HARASHIMAは「サイズの違いは感じます。身長、体重、あと骨太さというか、サイズの違いは感じますけど、自分はそういう相手ともいっぱい闘ってきているので。攻め方はいくらでもあるし、相手が大きくて強い分、僕はガッチリ技に行くだけです」と問題とせず。秋山は「HARASHIMA選手に限って言えば、やっててそんなに小さいとか、そういう感覚はないですね。そう感じる選手もいるんですけど、HARASHIMA選手に限ってはそんなに感じない。たぶん彼が一つ一つのことを力強くやってきているからだと思うんですけど。いい勝負になると思います」とHARASHIMAの実力を高く評価しているようだ。 大舞台に強いHARASHIMAがKO-Dのベルトを再び腰に巻くのか?それともまだまだ秋山が壁になり続けるのか?注目の一戦だ。(どら増田)
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スポーツ
DDTマットでZERO1田中将斗と格闘家の青木真也がタイトルマッチで異次元対決!
2020年05月25日 22時30分
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スポーツ
田中将斗と遠藤哲哉が『DDT TV SHOW!#4』で前哨戦!タイトルマッチへ前進か?
2020年05月20日 11時00分
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スポーツ
秋山準DDTゲストコーチ、23日に渡瀬瑞基とシングルで対戦!
2020年05月19日 22時30分
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スポーツ
DDT遠藤哲哉が有言実行!田中将斗への挑戦“剣”獲り戻す!
2020年05月18日 22時30分
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スポーツ
DDTゲストコーチ就任の全日本プロレス秋山準、王道伝承を約束!
2020年05月12日 06時30分
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スポーツ
DDT6月23日までの興行中止を発表!高木社長「選手、スタッフは毎日検温と体調報告を義務付けている」
2020年05月07日 22時30分
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スポーツ
DDTが飯伏幸太らの試合を含む過去10大会を無料配信!高木社長「遠慮なく楽しんで」
2020年05月01日 11時15分
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スポーツ
DDT5.2TVマッチ全カード決定!メインは遠藤哲哉vs 樋口和貞
2020年04月30日 11時00分
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スポーツ
DDTが6.7たまアリ大会見送り決定にケニー・オメガ「みんなとまた会える機会を待ちます」
2020年04月24日 06時30分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分