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芸能ニュース 2011年02月11日 20時17分
キーラ・ナイトレイ、シエナ・ミラーと『ざんねん会』
キーラ・ナイトレイが、200万ポンド以上(約2億6000万円)を家のために支出。 東ロンドンにある18世紀に建てられたキーラの新居は、ホームシアターやウォークインクローゼット、ライブラリー、そしてミュージックルームなど、すばらしい設備が施されているという。 今回の贅沢三昧は、キーラが5年間交際していた恋人ルパート・フレンドと破局してから、すぐのことだ。傷心を乗り越えるためか、先月、キーラは友人のシエナ・ミラーと夜遊びしているところが目撃された。 ソーホー地区にあるレストラン『ボッカ・ディ・ルポ』で食事をした2人は、その後、近くにあるカラオケバー『ラッキー・ボイス』へ繰り出した。 そのシエナも、つい先日、婚約者だったジュード・ロウと破局を発表していることで、今後はキーラの新居を訪れ女子会を開くことになるかもしれない。2006年の破局を経て復縁したシエナとジュードは、15か月間交際していたが、2度目の終止符を打つことになった。
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芸能ニュース 2011年02月11日 20時16分
アンドリュー・ガーフィールド、悪戦苦闘が本望!
アンドリュー・ガーフィールドがジェニファー・ガーナーと共に『バック・ローズ』に出演する。 『ソーシャル・ネットワーク』でブレークしたアンドリューは、タウニ・オーデルのベストセラー小説の映画化で、母親が暴力的な夫を殺してしまったことで刑務所に入れられた後、3人の妹達の後見人になる青年を演じる。 またジェニファーは、アンドリューと恋仲になる家族の隣人を演じるようだ。 『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』のマーシャ・ゲイ・ハーデンも、またこの作品への出演が決定、裁判所から任命されたセラピストを演じる。 エイドリアン・ライン監督が、このペンシルベニア州を舞台にした殺人事件の脚本をタウニと共同で執筆し、『カポーティ』のプロデューサー、マイケル・オホーヴェンと、ダン・スピロ、そしてケヴィン・トゥレンがこの作品を製作する。 カズオ・イシグロ原作の『わたしを離さないで』も公開間近のアンドリューは、先月、常に新しいことを学ぶために、役柄にはいつも悪戦苦闘したいと語っている。 「絶対に台無しにしないことを祈っている。自分のやりたい仕事全てのオーディションを受ける必要があるといいけど。常に苦戦を強いられたいんだ、ホントに。苦労すれば、進歩することができるからね。苦境に立てば、前よりも強くなれるだろ」
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芸能ニュース 2011年02月11日 20時14分
マリアンヌ・フェイスフル、ミック・ジャガーはアソコもケツの穴も小さい!!
マリアンヌ・フェイスフルが、ミック・ジャガーのイチモツが小さいというウワサに対し、「ほぼ、事実よ」と発言。 キース・リチャーズが、「元恋人マリアンヌは、ちっちゃなミックのイチモツが全然キモチくなかったはずだ」と発言したことで困惑したミック。 この問題について、今度は当事者マリアンヌが口を開いた。1966年から1970年の間、ミックと交際していたマリアンヌは、キースのコメントが正しいかと聞かれ、「全くというわけではいが、それに近い」とコメントした。 恋人として、ミックにはまあまあ満足していたマリアンヌ。しかし、ローリング・ストーンズのメジャーサクセスに対する手伝いを、正当に評価されていないことが不満だという。彼女はストーンズにインスピレーションを与えたことに対し、もっと感謝と金銭的見返りを受けるに値すると考えている。しかし、ミックはモノを共有するということに関して問題があったと述べた。 クラシック・ロック誌から、ミックはワガママだったかと聞かれ、マリアンヌは「ノーコメント。でもミックから分け前をもらうなんて非現実的なことだったわ。彼はそういう人間じゃないわ」と答えていた。
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芸能ニュース 2011年02月11日 20時14分
ブレンダン・フレイザー、気前も性格もサイコー!
ブレンダン・フレイザーがペディキュア後、60ドル(約5000円)のチップを払う。 16ドル(約1300円)のペディキュアトリートメントをサロンで受けたブレンダン、その仕上がりに大満足で、担当セラピストに破格のチップを渡した。足を綺麗にしてもらった後、ブレンダンは20ドル札を3枚上乗せし、セラピストの女性に「もっと高い料金を請求するべきだよ!」と感激していたという。 ブレンダン以外にも、気前よくチップを渡すセレブは他にもいる。ジェイZは、ロンドンのシーフードレストラン『スコット』で妻ビヨンセ・ノウルズとロマンチックな夕食をとり、担当ウェイターに200ドル(約1万6000円)を渡している。俳優のマット・デイモンは去年、友人と妻ルチアナと共にニューヨークのナイトスポット、スタントン・ソーシャルにて食事をとった際には、400ドル(約3万円)のチップを渡してスタッフを大感激させた。 2009年には、ジョニー・デップがシカゴのレストランで4000ドル(約33万円)という、驚愕な金額のチップを渡している。
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芸能ニュース 2011年02月11日 20時12分
クリスチャン・ベール、また地獄のダイエット挑戦!!
クリスチャン・ベールが、新作での役作りのために、またまた過酷なダイエットに挑戦。 2004年『マシニスト』に出演したときは、1日ツナ缶1つ・リンゴ1個だけの食事で過ごし、約27キロ減量したクリスチャン、最新作『ザ・ファイター』でコカイン中毒の元ボクサー、ディッキー・エクランドをリアルに演じるために、再度地獄のダイエットを実行していた。 今回、クリスチャンは、サイコスリラー映画『コンクリート・アイランド』のために、また再び厳しいダイエットに挑む。 クリスチャンが演じるのは、裕福な建築家のロバート・メートランドという役で、愛車のジャガーでドライブ中に、高速道路に囲まれた人工島で交通事故を起こしたロバートが、車内にあるものと周囲で見つけたものだけでサバイバルすることを強いられる…というストーリーだ。 監督のブラッド・アンダーソンは、「僕には『マシニスト』の脚本を担当したスコット・コーサーが執筆中の作品がまた控えている。J・G・バラードの小説『コンクリート・アイランド』が原作だ。これは都会のサバイバル・ストーリーで、クリスチャン・ベールが出演する予定なんだ」と話した。 今回も猛烈な減量が必要となるクリスチャンだが、『マシニスト』で実行した過激なダイエットの経験は、気が楽であったったが、2度とやりたくないとコメントしていた。 「内面的にこれまでの人生で一番落ち着いた。カラダからの要求を超越したって感じかな。エネルギーがレベルダウンして、万事が精神的なものになった。まるで自分が仙人みたいに感じるんだ」「精神的には素晴らしいことだけど、喜びや気持ちの起伏のある人生のジェットコースターを、静寂を得るために自己犠牲にするなんて絶対にヤダね。そんなのよりは、もうちょっと不器用な方がいいよ」
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レジャー 2011年02月11日 19時00分
クイーンC(GIII、東京芝1600メートル、12日)藤川京子のクロスカウンター予想!
東京11R、クイーンCは◎ダンスファンタジアが重賞2勝目を飾ります。 前々走の阪神JFでは2番人気に推されましたが、パドックからイレ込み気味。レースに行くと出負けした上、向正面で掛かりだし折り合いを欠いてしまいました。道中タメることができなかったので最後は脚を使えず9着に敗れましたが、環境の変化にまだ対応できないところがあるので精神面や気性面での成長がカギになっていますけど、関東圏で行われた前走のフェアリーSは堂々の人気に応えることができました。 スタートも決まり、ジックリと内に入れて追走。前に馬を置けたし、リラックスした走りで折り合いもピタリとついていました。手応えも抜群で、楽に行けた分、直線ではいい脚を使えたし、抜け出してからは速かった。あっという間に2馬身半突き放しての勝利。勝ちタイム1分33秒7は、朝日杯FSよりも2秒ほど速く優秀。力を出し切ればやはり強い。阪神JFから約1か月しか経っていませんでしたが、逆に使い込んで馬が落ち着いたようですね。 さすが天下の藤沢和雄厩舎です。関東圏では敗れていなく、東京は2戦2勝で、同距離の赤松賞を上がり33秒8の脚を使い快勝しています。スローにも問題なく対応できていたし、長く脚を使える東京では仰天のパフォーマンスが期待できます。 中間も好調キープしており、最終追いでは雪の中素晴らしいスピードを見せ、調子の良さをアピール。土曜開催は馬場悪化が予想されますが、初戦が道悪の重で圧勝したように重い馬場になっても苦にしないタイプ。ここも抜群のセンスを披露し、クラシックへの階段を上ります。(1)ダンスファンタジア(11)フレンチカクタス(9)ホエールキャプチャ(10)デルマドゥルガー(4)マイネイサベル(5)カトルズリップス(16)マイネイディール(2)メーヴェ(8)ニシノステディー馬単 (1)(11) (1)(9) (1)(10)3連単 (1)→(1)(11)(9)(10)(4)(5)(16)(2)(8)→(1)(11)(9)(10)(4)(5)(16)(2)(8)※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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トレンド 2011年02月11日 18時00分
マルチアーティスト・イチロックが語る豚骨魂
伝説のRock Bar、南青山レッドシューズ(http://www.redshoes.jp/index.html)で今月いっぱいイラストレーター・iCHIROCKこと白川一郎の常設個展「豚骨ロッカーズ」が開催されている。そこで7日に同所で行われたエキシビジョンパーティーに潜入。iCHIROCKを直撃した。 iCHIROCK(イチロック)は福岡出身の気鋭のイラストレーター。バンド「豚骨6組レイバン先生」のボーカル(零番かける)を務めるなど、唄って踊れて描ける(!?)マルチなアーティストだ。 −−質問者も九州出身なんで、話してるとつられて九州弁になってしまうんだが(この後は九州弁が混じります)。 イチロック:ええっと、初めてじゃないですもんねえ(笑)。最初の(インタビュアーとの)出会いが豚骨ラーメン屋さんやったりしましたし。 −−今回、イラストの個展、初めて見させてもらったんだけど。 イチロック:タイトルが「豚骨ロッカーズ」ちゅうことで、やっぱり、最初に個展やるときのタイトルはコレやろと。福岡出身やし、自分の血の何%かは、もしかするとホントに豚骨スープが流れとるっちゃないかと思ってですね(笑)。 −−医者にアルコールしばらく控えるように言われても豚骨ラーメンだけは欠かさなかった。 イチロック:ああ、そうでしたね! 酒飲むなちゅう警告は守れたんですど、やっぱりですねえ(汗)。替え玉の誘惑には勝てんかったですねえ。おかげで、お互いに、おなかもカナリ気になる年頃になりましたし。 −−個展は初めて? イチロック:初めてです。しかもこのライブハウス(Red Shoes)でやらしていただいて感無量です。この場所から繋がった人間関係っちゅうか、九州出身の先輩方とかとお話させていただいてるうちに、「おまえ何ができるとや?」「イラストが描けます」「じゃあ、描いてみ」ってノリから発展したんですよ。ちょっとずつ通常の仕事の合間に書きためとったら、いつの間にか結構な量になって。そんなことココで酒飲みながら話してたら「じゃあ、ココに飾る?」って感じでトントン拍子できまって(笑)。驚いとります。 −−豚骨ロックのイベントと密接にリンクしてる。 イチロック:そうですね。2か月に一度のイベントなんですが、最初自分はお客さんだったんですよ。それが、お客さんとか出演者の方とかの熱いライブ見てるうちに、自分もかかわりたいと思うようになってですね。直訴したんですよ。「なんかやらせてください」ってね。 −−積極的だ。 イチロック:出身が近いことなんかもあって、すごくフレンドリーに迎えてもらって。まあ、でもダメなとこはダメって駄目出しもしてもらえるし、ほんと「おまえ、なんしようとや」って言ってくださるイイ先輩ばかりで(笑)。 −−飲みについてくと、朝まで帰れないと(笑)。 イチロック:そうですね(涙)。でも、こんな濃密な関係ってイマドキあんまりないでしょ? それが、豚骨ロックのいいとこなんだと思ってます。 −−11日には、同所でライブ出演する。ゴメン、ホントはコミックバンドと思ってた。 イチロック:えっ…(苦笑)。 −−だってさ、最初にライブ見に行きますってときに「レイバン先生のライブなんでグラサンはレイバンで来てくださいね」って言われた。 イチロック:んなこと言いましたっけ?(笑)でも音楽も手を抜いてるわけじゃないですよ! きょうもアコースティックライブぶちかましましたけど、11日はバンド「豚骨6組レイバン先生」でやりますし。「よかろうもん」ってイキのいいバンドおるんですけど、ギターとベースの子ばお借りして、じゃない、お手伝いしてもらって、分厚い音ば聞かせていこうかって思ってます。楽しかけど、ちょっとホロリとさせるようなライブが出来ればと。 −−期待しています。 イチロック:ぜひ、聞きに来てください!■イチロック ブログ■ http://ameblo.jp/ichirock169/■豚骨ロックVol.36杯目■2月12日(土) 南青山レッドシューズ(http://www.redshoes.jp/index.html)開演20時 メール予約(tonkotsu69@livedoor.com)2300円、当日2500円<出演>てつろう/AzureFleur/豚骨6組レイバン先生
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トレンド 2011年02月11日 18時00分
全国の乾物珍味
有楽町や上野をはじめとした東京駅周辺エリアと、大阪駅の大阪第一ビル周辺で、全国のご当地グルメや名産品の情報は集まることは、あまり知られているとも言えないかもしれない。これは、全国商工会の広報活動エリアであることが大きいだろう。 乾物珍味にはどういうコアなものがあるだろうか。よく知られているのは、函館の鮭のとばだろうか。海風に晒した自然な味わいが、ぺペロンチーノなどに混ぜてもいける。 北海道といえば、ほかには、根室の<干しこまい>か。北海道の代表的な魚“こまい”を干して半乾燥させたものだが、この味わいはすばらしい。商工会さんに問い合わせて取り寄せるのが間違いないだろう。なんでもタラ科の魚で、氷下魚、と書いて、こまい、と読むそうだが、定番の七味マヨネーズをたっぷり用意し、ポピュラーな麦焼酎・田苑で流し込むなんていうのもおススメだ。 燻製珍味系としては、土佐清水の<姫かつお>もいい。 宗田節と呼ばれるメジカ(ソウダガツオ)を土佐の一本釣りしたものを、一時間炊いて5時間程度燻製にした生節、すなわち一番火節と呼ばれるごはんとお酒のお供だ。 くにゅっとやわらかい食感と広がる香ばしいうまみは、菊水や鹿児島の希少麦焼酎・千亀女あたりと合わせるのはどうだろうか。(笑) その鹿児島からは、上屋久のごまさばを使用した<鯖スモーク>も連想されるところ。スモークしてうまみを増幅させた鯖の脂に、北は北海道・セイベル13053ぶどうを使用した赤ワインで渋みを足してみるのもグルメ風で面白かった。【訂正】「ほしこ」とありましたが、「こまい」の間違いです、訂正してお詫びいたします。
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芸能ニュース 2011年02月11日 17時30分
【ドラマの見どころ!】一万人いてもいい!? 爽やかな江口洋介の校長先生。『スクール!!』
今日の【ドラマの見どころ!】は江口洋介主演のドラマチック・サンデー第二弾『スクール!!』(フジテレビ系)昨年末放送した松雪泰子主演の「パーフェクト・リポート」で大惨敗だったフジテレビ系日曜9時のドラマ枠。2011年はとりあえず一定の視聴率が見込める小学校が舞台の教育モノで攻めてきた。あいかわらず地味だけど、これがなかなかこじんまりとしていいドラマ。突然現れた型破りな校長先生のおかげで、子供も親も先生も変わっていくストーリーに、サンボマスターの主題歌「希望の道」が沁みるわ。 中堅ゼネコンの現場監督だった成瀬誠一郎(江口洋介)は、国内や世界中のトンネル工事にかかわった経験を買われ、恩師の武市幹城(岸部一徳)の勧めで新宮小学校の民間人校長に赴任。しかしそこでは教務主任の桐原伊織(西島秀俊)をはじめとした教師たちが、保護者にビクビクしながら閉鎖的な教育を行っていた。ある時若手の教師・大橋仁(塚本高史)が受け持つ5年生のクラスに授業ボイコットが起こり…。 なぜ、いじめは無くならないの? 給食費を払えない子は給食を食べちゃいけないの? 子供が恋しちゃいけないの? そんな素朴な疑問に次々答えを出す成瀬。江口洋介はいつもどおり爽やかなだけで、特に演技が冴えてるわけではないのだけれど、ものすごく芸達者な子役たちによって、内容はより深刻に。とくに授業ボイコットやいじめのボスである女子生徒役の女の子が凄い。第一回のいじめから第四回の教師の不登校まで、この子が全部絡んでくる。最後に成瀬によってどう心を入れ替えさせられるか楽しみだけど、普段は素直な子だと信じたいわ。 クラスが学級崩壊になり、心がポキンと折れてしまった大橋先生の塚本、冷たい態度をとりながら実は成瀬に昔の自分を見る桐原の西島、恩師の武市の孫娘で成瀬の下宿先として同居する新米教師の武市かの子(北乃きい)など、主役級のキャストが脇を盛り上げ、大人も飽きさせないドラマ。子供社会は人間社会の縮図。大人こそ見た方がいいかも。それにしても事あるごとにゼネコンの仕事が素晴らしいと公言する成瀬。そりゃ現場での臨機応変な処置は大事だけど、ゼネコンは不正入札とか天下りとかで学校よりよっぽど黒い。あんまり美化しちゃダメよ。(チャッピー)
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トレンド 2011年02月11日 16時30分
「ビンボーさん」のようにいじられるAKB48の人気メンバー
先日、久々にある友人と再会した。彼は過去にテレビ朝日系で放送されていたバラエティー番組『銭形金太郎』(貧乏な人「ビンボーさん」を応援するバラエティー番組)で紹介されたこともある人物だった。 実は私も過去に『銭形金太郎』には4度ほど出演させてもらったことがあるのだが、貧乏人には貧乏人の友人が多いのである(銭形金太郎には私の友人知人が40名近くも出演していたのだ)。 私も友人も幸いにも『銭形金太郎』に出演していた頃よりは収入も上がったものの、まだまだ稼ぎも少なく、マクドナルドの100円バーガーで粘りながらプチ同窓会を楽しんでいたのだが、友人が先日見たテレビ番組のことをふと思い出してこんな話をしていた。 「この間、テレビでAKB48のメンバーの子が土田晃之さんに、すごい毒舌でいじってもらっていたのを見たよ。『収録中にセットの下敷きになって死ねばいいのに』なんてことまで言ってて、何だか銭形金太郎の頃を思い出して懐かしくなっちゃった」 『銭形金太郎』は最初は深夜番組でスタートしたのだが、人気番組ということもあってゴールデンに昇格した。 だが、深夜からゴールデンに番組が移行することで、深夜時代とはいろいろ変わらなくてはいけない部分も多かった。そんな深夜→ゴールデンの流れで変わったことの一つが、番組に出演する芸人たちの毒舌のソフト化であった。 『銭形金太郎』には様々なビンボーさんが出演したが、かなりの奇人変人も多く、ビンボーさんの自宅を訪ねる芸人さん達は、その強烈なキャラをさらに目立たせるような毒のあるツッコミを多く使用していた。 出演者の一人でもあった土田晃之は「死ねばいいのに」といった言葉もよく使用していたのだが、ゴールデン移行後はその言葉も使われなくなっていった。 そういった言葉を使うことに否定的になる人がいるということもわからないわけではないが、それでも少なくとも番組内での芸人とビンボーさんのやり取りに関しては、愛情しか存在していなかったように私は思う。 『銭形金太郎』には歌手や芸人、作家や芸術家など、自分の夢を持ちながらも成功することができずに貧乏でいるという人がたくさん出演していた。 だが、テレビの世界ではただの素人でしかない自分たちの面白さが伝わるように、芸人さん達は一生懸命頑張ってくれていたのだ。 実際、自分もこの番組に出演して芸人さんに思いっきり毒舌でいじってもらっていなかったら、無事に作家デビューすることもできなかったんじゃないかとも思っている。 そんな『銭金』のゴールデン移行とともに封印されていた土田晃之の「死ねばいいのに」という言葉が、ビンボーさんにではなく、今や国民的アイドルグループであるAKB48のメンバーに発せられていたのだから驚きである。 土田晃之に毒舌でいじられているAKB48のメンバーとは「指原莉乃」。 TBS系で毎週火曜日深夜1時25分から放送されている『さしこのくせに』の中でのことである。指原莉乃は「さしこ」「さっしー」などとも呼ばれる人気メンバーなのであるが、AKBメンバー内では「へたれキャラ」として定着しており、冠番組のタイトルも『さしこのくせに』と「〜のくせに」呼ばわりされてしまうキャラクターを持っている。 余談ではあるが、彼女が雑誌『週刊プレイボーイ』の表紙になった際には「さしこのくせに生意気だ!」というキャッチコピーが付いていた。 実際、この番組を見ていると、土田晃之はまるで深夜時代の『銭形金太郎』でビンボーさんをいじっていた頃と同じようなテンションで、さしこの魅力を毒舌で輝かせている。 『銭形金太郎』という番組からも「スーパーアイドル日野誠」というアイドルが人気者となったが、日野誠と同じように、いじることで魅力が輝くようなメンバーまでもいるという、様々な個性を持ったメンバーが共存していることこそ、AKB48の最大の強みなのかもしれないと私は思う。 (ちなみに私はこれで「さしこ」についての記事を書くのは二度目なんですが、さしこではなくて、まゆゆ(渡辺麻友)推しです!)(「作家・歩く雑誌」中沢健 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou