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芸能ニュース 2011年02月16日 19時57分
エマ・ワトソン「お仕事のために、また髪伸ばしてるの!!」
エマ・ワトソンが、女優としてのキャリアには、「長い髪」が必要不可欠だと考えているようだ。 エマは、エル誌のインタビューで、キャスティング担当者たちにもっとアピールできるように、現在のピクシーヘアと呼ばれているショートヘアを伸ばしている最中だ。 「伸ばそうとしているんだけれど、スゴク遅いのよ。明らかに時間がかかり過ぎね」「もし、女優として続けたいのならば、いろんな役を得るために、髪を長くしているほうが得策よね。それは、特有の髪型ね」「ちょっと、可愛らしいボブになることを期待しているの」 以前エマは、長い巻き毛をカットすることが「異様に落ち着く」と実感している、とコメントしていたはずだが…。
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芸能ニュース 2011年02月16日 19時56分
『ハーパー★ボーイズ』プロデューサー、「チャーリーがオレより長生きしたら腹立つよ!!」
『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』の名プロデューサー、チャック・ロリーが、14日月曜日、チャーリーに関して口を開いた。 「僕は、よく運動するんだ。ヘルシーフードを適量食べる。必ず充分な休息もとるね。年に1回は、かかりつけのドクターに診せるし、歯医者には1年に2回は行くさ。肺のレントゲン写真、心筋症テスト、心電図と直腸鏡検査をしたはかりだよ。精神分析医とも話しするし、ストレスを軽減するためにいろんな趣味も持っているんだ。酒は飲まないし、タバコも吸わない。ドラッグもしない。知らない人間とクレイジーで無謀なセックスなんてしないさ」とロリー氏は語った。 また、「もし、チャーリーが僕より長生きするとしたら、ホントに怒るよ」と付け加えた。 チャーリーは、同じ日にラジオ番組『ザ・ダン・パトリック・ショー』にサプライズ出演して、戻る用意は出来ているにも拘らず、チャーリーを受け入れない『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』番組関係のお偉いさんたちを批判していた。 チャーリーは、ラジオ番組で「最近だけど、ロスアンゼルスの番組セットに行って、楽屋をノックしたんだけど、誰ひとりとして僕を入れてくれなかったんだ」「番組のお偉方さんは、『君が支度出来たら、我々も準備を整えるよ』って言っていたからさ。で、準備万端だから戻ってみたら、誰も居ないんだよ…まったく、どうなっちゃってるの」とチャーリーは、パトリックに話していた。 最後にパトリックから、いつくらいに番組に復帰できそうかと尋ねられ、チャーリーは、「このペースだと、2014年の8月くらいじゃないの」と皮肉った。
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芸能ニュース 2011年02月16日 19時56分
チャニング・テータム「ストリッパーだったコトに後悔なんてしてないさ!」
チャニング・テータムは、過去をうしろめたいなんて感じていない。それがストリッパーだったという前歴であろうと…。 フロリダ州タンパに住んでいた頃のチャニングは、男性ストリッパーのメンバーだった頃の自分を全く恥じていないという。大学を中退したチャニングは、人生に少しスパイスを加えるような面白いモノにしたいと考えて、当時何かを探していたという。 チャニングは、GQ誌3月号のインタビューで、仲間と一緒にストリップクラブで働き始めた時、彼と他のダンサーたちは契約を結んだという。 「そうさ、おれたちは、ほんの少しの間、クレイジーでイカれているコトをやろうぜ。そしたら、チャッチャと辞めるのさ」 チャニングは、自分たちの約束通りに、ストリッパーの経験の後は、モデルと俳優の仕事を追い求めたという。 チャニングの事務所は、この秘められた過去を隠したがっているそうだが、彼はこう断言した。 「みんなに言いたかったんだ。オレは全然それについて恥ずかしいなんて思わない。オレはそのコトを後悔していない。オレは最悪なコトでも隠すような人間じゃあないよ」
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トレンド 2011年02月16日 17時00分
岡本芳一(百鬼どんどろ)・人形というエロス
岡本芳一という人形師がいた。等身大の人形を使った独特の人形芝居をしていた人で、もしかしたら日本よりも世界の芸術家に認められた人でもある。 またの名を「百鬼どんどろ」ともいう。 岡本氏は、現在全国順次公開中の瀬々敬久監督の映画『ヘヴンズストーリー』(http://heavens-story.com/)に重要なシーンで出演 し、その幻想的なパフォーマンスで話題を集めている。 しかし、とても残念なことなのだが、百鬼どんどろこと岡本芳一氏は、昨年7月に62歳という若さでお亡くなりになってしまった。 ただ、岡本芳一氏が存命中に、彼を取り上げたドキュメント映画『人形のいる風景〜ドキュメント・オブ・百鬼どんどろ〜』と、岡本氏原作にして、岡本氏と少女人形が主人公の映画『VEIN〜静脈〜』の2本が、この春「渋谷アップリンク」にて公開されるという。 といっても、岡本芳一氏のことを知っている方は少ないかもしれない。『VEIN〜静脈〜』のHP(http://vein-dondoro.jimdo.com/)によると、岡本氏は1974年よりテレビ人形劇などの人形製作をしながら、自作の等身大人形を使ったパフォーマンスを都内小劇場、街頭などで上演。 80年より荷車を引いて芝居道具、生活道具を積んで歩く旅芸人生活を開始する。 その人形劇のスタイルは、岡本氏ご自身も黒子としてではなく、人形と共演するという独特のスタイルであり、従来の人形劇ではなく、岡本芳一オリジナルの幻想的で妖美なものであった。 そう、岡本芳一が描き出す独特の等身大人形との共演劇は【幻想的で妖美】なのだ。 岡本芳一の人形劇にはセリフがない。 その分、エロチックなのである。 「エロス」が「生の世界」であるとすると、岡本芳一氏の人形劇は「タナトス(死の世界)」をも同時に感じさせてくれる。 岡本芳一と人形が主演する映画『VEIN〜静脈〜』は、とても静かな映画で、観る者は「生の世界」と「死の世界」の間を、漂流させられてしまうような作品だ。 そこには一抹の狂気すらも感じられる作品なのだ。 決してエンターティンメントの娯楽作品ではない。どちらかというと、アンダーグラウンドの映画や、サブカルチャーの映画、マイナー作品にジャンル分けされる映画であろう。 『VEIN〜静脈〜』を撮った渡邊世紀監督に、この作品を撮った意義と、これから観る皆様に対して見どころをお尋ねしてみた。 −− 映画『VEIN〜静脈〜』を撮った意義や思いを教えてください。 渡邊世紀監督(以下「渡邊」) この作品は、今までになかった、新しい「映画」だと思っています。新しいというのは、3Dのように映像の技術面ではなく、人形と人形遣いが映画の登場人物となってドラマを紡ぐ、という表現においてです。−− 岡本芳一さんと人形の共演ということですね」 渡邊 等身大人形と芝居をするという、岡本さんがずっとやってきたこと自体が極めてオリジナルなものですが、この作品を通して、そういった『表現の多様性』をもっと一般的に受け入れてもらえる社会になってほしい、というのが僕の願いです。 −− 確かにオリジナリティがありますね。観ていて不思議な気持ちになります。 渡邊 でもこの作品は、様々な人に訴えかける作品だと思っています。岡本さんが言っていましたが、人形は空っぽの〈器〉だから、「観ている人の心を映す鏡」になりうると思うんです。 −− この映画はどうすれば、観ることができますか? 渡邊 日程はまだ決まっていませんが、2011年陽春、「渋谷アップリンクX」にて公開になります。決まり次第、ホームページでお知らせしますので、もうしばらくお待ちください!(映画『VEIN』HP http://vein-dondoro.jimdo.com/)「百鬼どんどろ」を追いかけたドキュメントと同時上映です。ぜひ、新しい「体験」をしに来てください。 −− ありがとうございました。 岡本芳一(百鬼どんどろ)は、いまはもういない。 しかし、日本の芸術史に記録と記憶に残されておくべき人であろう。(巨椋修(おぐらおさむ) 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/
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スポーツ 2011年02月16日 16時00分
みのもんたVS日刊スポーツ 場外バトル勃発! どちらが正論?
北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹投手(22)への取材を巡り、タレントみのもんた(66)と日刊スポーツとの間に思わぬ場外バトルが勃発した。 2月14日付の同紙によると、日本ハムのキャンプ地、沖縄・名護球場での日本ハムVS韓国サムスン・ライオンズ戦が行なわれた13日、みのが司会を務めるTBS「みのもんたの朝ズバッ!」スタッフが同球場を訪れた。 TBS取材陣は試合開始1時間ほど前に、取材禁止エリアである球場内の正面玄関エリアで斎藤をキャッチ。みのが約3分間、球団に無断で直撃インタビューを敢行。ルール違反の行為に日本ハム・島田利正球団代表は、TBSに厳重注意。番組関係者が謝罪したため、ことなきを得たというもの。TBSは以前にも、同様の取材を行なっており、ルールを遵守して取材している他メディアからは、「やったもん勝ち」と非難の声が上がったという。 この記事に対して、14日朝の番組中にみのが激怒。「斎藤投手と会うのはむずかしいと思い、あきらめてロケバスに乗り込んだところ、懇意にしている元球団代表の小島(武士)さんから電話で、『今なら会える』と言うから走って球場に行ったんです。日刊スポーツという全国紙がなんで…。弁護士を通じて問い合わせます」とみの。TBSでは近く、日刊スポーツ紙に抗議する予定だという。 そもそも、取材申請は球団広報部に求めるもので、球団元幹部に求めるものではない。みのら番組関係者が、畑違いのプロ野球キャンプでの取材ルールを把握できていなかった点は大目に見るとしても、禁止エリアで取材したのは事実。みの側が目くじらを立てて、怒るのも大人気ない気もするのだが…。
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トレンド 2011年02月16日 15時30分
高野山 世界遺産に泊まれるスポット
大阪からも程近い高野山。大阪難波駅から高野山へのアクセスは、南海の特急で1時間25分、ケーブルカー5分(急行で1時間40分)の小旅行。 あまりテレビなどで紹介されないが、そのエリア一帯の多くが世界遺産だ。 高野山は、真言宗の総本山で、弘法大師のもとに集えば極楽浄土に行ける、という信仰から、宗派を超えて全国のほとんどの歴史上の人物の墓や供養塔が立ち並ぶ(世界遺産エリア内の<奥の院>)というスゴい場所なのだ。 南海りんかんバスの『高野山内1日フリー乗車券』(800円)を使用すれば、高野山駅から奥の院まで21分。短時間のコースも可能なので一度日帰りで訪れるのもいい。 いっぽう、空海の流れを汲む僧正たちが開いた周辺の寺院は、宿坊も多いのだ。気に入れば、いわば弘法大師の足元であり極楽浄土の地にそのまま泊まることも出来る、というワケだ。 宿坊には当然、一千年以上の歴史を残る寺院もあれば、宝物の宝庫のような寺院もあるのだ。玄関、境内、庭園と、ホテルにもない荘厳な雰囲気に包まれて過ごすのは、なによりの癒し体験になる。 誤解される向きもあるかもしれない、写経や勤行は自由参加、また精進料理は「炒める」「揚げる」の日本における元祖、という説もある技量自慢の料理ジャンルだ。当然宿坊ではビールなどのお酒も飲める。詳しくは、高野山宿坊協会に問い合わせたら、最新の情報が得られるだろう。
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スポーツ 2011年02月16日 15時00分
4人に1人が相撲協会に解散を迫る!! 「スポーツに関する意識調査」
マーケティングリサーチを行う株式会社メディアインタラクティブ(東京都渋谷区)では、世の中の動向をいち早く把握するために、独自で調査を行っている。今回、2011年2月8日〜9日の2日間に、スポーツに興味を持つ男女500名を対象に「スポーツに関する意識調査」をテーマにした、インターネットリサーチを実施した。 八百長問題でゆれる相撲界を今後どうするべきだと思うか? との質問には23%、約4人に一人が「即刻解散をするべき」と回答。八百長問題が明るみになり、騒動に発展している相撲協会だが、今の状況はやはりファンにとっても許しがたいもののようだ。即刻解散を求める厳しい意見も多数寄せられた。税制面で優遇される公益法人の返上や、徹底した調査を実施して関与した力士全員の解雇や幕下降格など、厳しい意見も多いが、関与がなかった力士への同情も寄せられ、「早急な調査による早急な再開」を求める声も多くあった。 Q.八百長問題でゆれる相撲界ですが、今後どうするべきだと思いますか。即刻解散するべき 23%調査完了するまで興業はやめるべき 46.6%ファンが待っているので興業はすべきだが、調査はするべき 22.0%調査も必要ない。はやく再開するべき 2.0%その他 6.4%
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トレンド 2011年02月16日 14時30分
連載ラノベ 夢ごこち(21)
デパートからの帰り道は、階段を使わずに、ゆるい坂を歩いて、川辺を回ることにした。健太君は、屋上では元気がなかったけど、アイスキャンディーを取ってくれた時は、小動物みたいにすばしっこかった。やっぱり、男の子だ。 健太君は前を歩いている。 健太君が急に立ち止まって、土手際を木の枝でほじくり始めた。しゃがむ時に、半ズボンから出ている健太君の太ももが、たわんで膨らんだ。 それに、シャツも体にぴったりで、でも健太君は着ている服なんか気にする様子も見せず、気ままに動き回っている。 健太君は、今度は立ち上がって、走りだした。走り始める時、健太君はベルトをしていない半ズボンを持ち上げた。太もものつけ根が見えた。真っ白。この年頃の男の子って、ほんとうにかわいい。 健太君のあとをゆっくり歩いて、健太君の横に並んだ。健太君は、さっきから川へ顔を向けている。 「健ちゃん、何を見てるの」 聞いたけど、健太君は返事をしないで、川を見ている。 健太君の視線の先で、男の子たちが遊んでいた。石で流れをせき止めて、自分たちのダムを造っているみたい。水の流れは、速くなっている。 後ろから、健太君の髪の毛に、そっと触れた。ふんわりしている。もう、抱きしめちゃいたい。健太君の横にしゃがんだ。こうすると、健太君と同じくらいの背丈になる。 「健ちゃんのお友だち」 聞きながら、短い刈り上げになっている健太君の髪の毛をなでた。手のひらの内側がこすられて、気持ちいい。 すると、健太君がこっちを向いた。もっとこすられて、気持ちいい。お腹のところまでかゆくなった。スカートにシャツがちゃんと入っているか、もう片方の手で確かめてしまった。 健太君は私を見てくれたけど、すましている。瞳が真っ黒。健太君の唇が動いた。 「知ってる人」 健太君は、まじめに答えてきた。 でも、「知ってる人」という答え方が、おかしい。仲良しじゃないけど、どこの家の子だかはわかるってことだ。 健太君が、また川辺を見た。ダムを造る男の子たちの背中が動いている。その向こうで、川が流れを増している。(つづく/文・竹内みちまろ/イラスト・ezu.&夜野青)
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トレンド 2011年02月16日 14時00分
AKB48佐藤亜美菜、小林香菜、レイザーラモンRGらを迎えたUstream生番組が無事24時間を完走!
2月13日(日)0時より放送されたジュピターテレコム(以下、J:COM)のUstream生番組「先生!補習が24時間休みなしってホントですか!?(涙)」が無事24時間放送を完走した。 このプログラムはタレントの青山愛子が「24時間の補習授業」にチャレンジするJ:COMのコンテンツ体験型番組。都内某所に“監禁”された青山がスポーツ、グルメ、音楽、映画、韓流、アイドル、アニメ、自然etc。幅広いジャンルの専門チャンネルに沿って登場する延べ29名のタレントや芸人を「先生役」に迎え、各先生方がそれぞれの素晴らしき趣味の世界を24時間に渡って次々とレクチャーしていく、楽しくも過酷な内容。各授業の最後には先生がクイズを出題し、それに答えることで青山は24時間でJ:COMを学習していった。 実際の放送では先生役のゲスト、AKB48の佐藤亜美菜によるAKB「会いたかった」の振り付け生レクチャー、同じくAKB48小林香菜による「ネ申TV」で実際に行ったバンジージャンプなどの体験談。またレイザーラモンRGは「市川AB蔵」に扮して登場。音楽に目覚めたきっかけについて語ったほか、お得意の「あるある」ネタも生放送中のリクエストに応える形で多数披露した。 この放送はUstream内(http://www.ustream.tv/channel/wwwwwh)にアーカイブがあり、いつでも視聴することが可能。また後日Youtubeに作成されるJ:COMオフィシャルチャンネルにも今回放送したコンテンツが格納される予定だ。そして放送中に先生から出題されたクイズに答えて応募すると正解者の中から抽選で豪華な賞品が当たるプレゼントは現在も実施中。応募は2月28日(月)まで、気になった方はアーカイブを観て応募してみよう。▽番組情報「先生!補習が24時間休みなしってホントですか!?(涙)」配信日時:2011年2月13日(日)0時〜24時(アーカイブ視聴可)配信URL:http://www.ustream.tv/channel/wwwwwh出演:青山愛子 他
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トレンド 2011年02月16日 13時30分
巨大ひな飾り、江戸城の写真、…大相撲=両国
JR両国駅構内(東京都墨田区)に巨大ひな飾りが出現し、利用客の目を楽しませている。これは、17段ある3番線ホームの階段を利用し、両国駅駅員が飾ったもの。両国駅3番線ホームは、臨時列車運行時などに使用され普段は使われていない。また、ひな飾りがある階段へ続く通路の壁には、開業時の両国駅、路面電車が走る東京、蒸気機関車の写真などが展示されている。ひな人形は、3月3日まで飾られる。 両国駅は、江戸城(皇居)近くを流れ東京湾に注ぐ隅田川のそばにある。両国駅付近には「旧安田庭園」がある。「旧安田庭園」には、江戸時代には隅田川の水を引き入れて潮の干満で景観が変化した廻遊式庭園がある。明治になり安田財閥創始者安田善次郎の所有となるが、大正12年の関東大震災で崩壊した。現在の庭園は、復元されたもの。付近一帯からは、建設中の「東京スカイツリー」を眺めることもできる。 両国駅ホームからは、江戸東京博物館と両国国技館の建物が見える。 江戸東京博物館では、1月18日から3月6日まで、「140年前の江戸城を撮った男−横山松三郎展」が開催されている。横山松三郎は、幕末から明治にかけて西洋から入ってきた写真技術を学び、写真館を開業した人物。 中国や西洋で発達した城塞都市に対し、江戸のような城下町を「惣構(そうがまえ)」という。江戸にはかつて「見附」と呼ばれた外郭門が無数にあった。外郭門の一つ「数寄屋橋門」(現・千代田区有楽町二丁目)があった場所には、現在、「有楽町マリオン」と呼ばれる複合高層ビルが建っている。江戸の「惣構」は文明開化と関東大震災で失われた。 開催中の「横山松三郎展」では、幕末の混乱で荒廃した江戸城、壕や水路で区画された町、塁や外郭門などを撮影した貴重な写真も見ることができる。 最後に、両国といえば、大相撲。両国駅付近には、ちゃんこ鍋を出す店らも多いが、それら店舗の従業員は、総じて口が重かった。相撲とは直接的な関係のないある商店の従業員は、「しっかりと、みんなが納得できる形で、けじめをつけることが必要でしょう」と語った。(竹内みちまろ)