前々走の阪神JFでは2番人気に推されましたが、パドックからイレ込み気味。レースに行くと出負けした上、向正面で掛かりだし折り合いを欠いてしまいました。道中タメることができなかったので最後は脚を使えず9着に敗れましたが、環境の変化にまだ対応できないところがあるので精神面や気性面での成長がカギになっていますけど、関東圏で行われた前走のフェアリーSは堂々の人気に応えることができました。
スタートも決まり、ジックリと内に入れて追走。前に馬を置けたし、リラックスした走りで折り合いもピタリとついていました。手応えも抜群で、楽に行けた分、直線ではいい脚を使えたし、抜け出してからは速かった。あっという間に2馬身半突き放しての勝利。勝ちタイム1分33秒7は、朝日杯FSよりも2秒ほど速く優秀。力を出し切ればやはり強い。阪神JFから約1か月しか経っていませんでしたが、逆に使い込んで馬が落ち着いたようですね。
さすが天下の藤沢和雄厩舎です。関東圏では敗れていなく、東京は2戦2勝で、同距離の赤松賞を上がり33秒8の脚を使い快勝しています。スローにも問題なく対応できていたし、長く脚を使える東京では仰天のパフォーマンスが期待できます。
中間も好調キープしており、最終追いでは雪の中素晴らしいスピードを見せ、調子の良さをアピール。土曜開催は馬場悪化が予想されますが、初戦が道悪の重で圧勝したように重い馬場になっても苦にしないタイプ。ここも抜群のセンスを披露し、クラシックへの階段を上ります。
(1)ダンスファンタジア
(11)フレンチカクタス
(9)ホエールキャプチャ
(10)デルマドゥルガー
(4)マイネイサベル
(5)カトルズリップス
(16)マイネイディール
(2)メーヴェ
(8)ニシノステディー
馬単 (1)(11) (1)(9) (1)(10)
3連単 (1)→(1)(11)(9)(10)(4)(5)(16)(2)(8)→(1)(11)(9)(10)(4)(5)(16)(2)(8)
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。