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スポーツ 2012年10月07日 11時00分
チラつく朝青龍の“影” 協会に蔓延する日馬富士の悪評
ついに新横綱誕生だ。9月23日に幕を閉じた秋場所(東京・両国国技館)で、大関日馬富士(28=伊勢ケ浜)が、鮮やかに綱取りに成功した。1差で追いかけていた白鵬の逆転優勝の目もあった千秋楽。ウムを言わせぬ相撲内容で横綱をブン投げ、先場所に続いて全勝優勝をやってのけたのだ。しかし、相撲協会は、5年ぶりに誕生したこの新横綱を決して手放しでは歓迎していない。 というのも、千秋楽の昼過ぎ、鏡山審判部長(元関脇多賀竜)が北の湖理事長に、「14日目まで全勝できている。先場所も全勝優勝しているし、すでに星は十分(合格)。これは審判部の総意です」と、26日の番付編成会議に合わせて理事会を開くように要請。ところが北の湖理事長は、「ちょっと待て。その話は結びの相撲を見てからだ」と、厳しい表情で申し入れを差し戻したのだ。 この理事長発言を聞いた一部の親方たちから、「これでも横綱にしないのなら、日本人力士は永遠に横綱にはなれない」という声も上がっていたが、なぜ北の湖理事長はそんなに日馬富士の横綱昇進に慎重だったのか。 「問題横綱、朝青龍が暴行事件を起こして引退して以降、大相撲界は横綱の品格が一種のトラウマになっています。日馬富士は“ミニ朝青龍”とも呼ばれ、気迫を全面に押し出した激しい相撲が身上。この秋場所10日目にも、高安を左からの強烈な張り手でKOしている。また、勝負がついたあと、相手を突き飛ばすダメ押しも多く、過去には審判部に呼び出されて注意を受けたこともある。自分勝手で乱暴な横綱はもういらないという共通認識が親方たちにはあり、それが北の湖理事長の発言につながったのです」(相撲記者) また、ある協会関係者も言う。 「土俵外の行動も問題です。朝青龍はもう大相撲界とは無縁の人なんですが、日馬富士は入門以来、兄のように慕い、この場所中も電話やメールでアドバイスを受けていました。日馬富士自身、朝青龍に負けず劣らず“遊び好き”という話も聞こえてくる。こうした日馬富士の行動を不愉快や、不安に思っている人間は多いのです」(協会関係者) 新横綱日馬富士の実力はともかく、品格はあきらかにB級。大相撲界はまた厄介な火種を抱え込んでしまったのかもしれない。
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芸能ニュース 2012年10月06日 17時59分
週刊裏読み芸能ニュース 9月30日から10月6日
(スギちゃんがベストジーニストでベスト10にすら入らなかった理由) 「第29回ベストジーニスト2012」が4日発表されたが、1年中通して上下ジーンズで過ごしてきた、けがから仕事復帰したばかりのお笑いタレント・スギちゃんは選ばれなかった。 一般投票で選ばれたのは男性部門が嵐の相葉雅紀、女性部門が赤西仁とデキちゃった結婚して最近出産したばかりの女優・黒木メイサだったが、その投票が“公正”かどうかはかなり微妙だという。 「相葉はジーンズをはいている印象があまり薄いがこれまでいずれも5回連続受賞し殿堂入りしたSMAPの木村拓哉、草なぎ剛、KAT-TUNの亀梨和也らジャニーズタレントばかりが選ばれ、相葉は2年連続受賞。ルール変更で今後は3回の受賞で殿堂入りすることとなったため来年の相葉の受賞はほぼ確定。投票結果を見ると、男性部門はジャニーズか元メンバーも含めた東方神起のメンバーばかりでそれ以外は9位に入ったゆずの岩沢厚耳治ぐらい。ここまで来ると大量な“組織票”の投入があったことは容易に推測できる。黒木なんかは出席できるはずがないに、赤西ファンが意図的に投票した可能性も」(週刊誌記者) やはり、スギちゃんが選ばれる可能性は低かったようだ。(後釜がなかなか見つからない亡くなった名物コメンテーター) 肺カルチノイドのため流通ジャーナリストの金子哲雄さん(享年41)が2日に亡くなった。 金子さんは独特のキャラクターとかなり鋭い市場分析など名物コメンテーターとなりでメディアから引っ張りだこだが、金子さんの後釜となりうる人材はなかなかいないようだ。 「自分から積極的に企画を出したり、ロケに出てもノリノリで収録をこなし人柄もよかった。それに、物事をやわらかくかみ砕いて、あらゆる流通を分析できたのは金子さんだけ。ほかのコメンテーターはそこまで幅広いジャンルについて語れず、話もお堅い」(テレビ関係者) 代役探しで頭を抱える関係者が多そうだ。
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芸能ニュース 2012年10月06日 17時59分
サッカー日本代表・長友と元SDN48・芹那が超遠距離恋愛中?
サッカー日本代表で伊・インテルに所属する長友佑都とAKB48の姉妹グループで今年3月に解散したSDN48のメンバーだったタレントの芹那の交際を発売中の「週刊ポスト」(小学館)が報じている。 同誌によると、2人は長友がW杯最終予選に出場するために帰国していた今年6月に出会い、たちまち意気投合。ピッチ上では鉄壁なディフェンスをこなし、積極果敢なオーバーラップで攻撃にも参加する長友だが、芹那からの猛アタックを受けてもなかなかクビをたてに振らず。私生活でもディフェンスはかなり強固だったようだが、メールを送っても返事がなかなか帰って来ないことに業を煮やした芹那は、今年8月15日に札幌ドームで行われた、日本代表のベネズエラ戦をお忍びで観戦。試合後に現地のホテルで再会し、帰京後、芹那はかなりゴキゲンだったようで、さらに関係を深めたことは確実だが、交際しているとすれば、東京と長友のいるミラノの距離は9730キロで超遠距離恋愛中となる。 同誌に対し長友のマネジメント事務所は交際を否定したものの、「友人として付き合っているのは事実」。芹那の所属事務所も男女の関係を否定し、「あくまでも仲のいい友達のひとり」とコメントしている。 「長友は一時期、大学時代から交際していた一般人女性とゴールイン間近と報じられたが、すでに破局。イタリアでのプレーが決まり、遠距離になってしまったことが原因だったようだが、長友は今はインテルでのレギュラーどりで頭がいっぱい。最近、あるテレビ番組で芹那のマネージャーがお笑いタレントのバカリズムに口説かれたことを暴露し、バカリズムはツイッターで激怒し『まったくそんなことしてない』と否定したが、長友との交際報道をカモフラージュするためだったのでは」(芸能記者) 現状のままだと、芹那がミラノでインテルの試合を観戦する日も近そうだ。
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レジャー 2012年10月06日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(10/7) 毎日王冠 他4鞍
東京11R「毎日王冠」(芝1800メートル) 一昨年のダービー馬エイシンフラッシュが今度こそ復権を果たす。栄光のダービー優勝以降、勝ち運に恵まれないが実力に陰りはない。3走前の有馬記念はオルフェーヴルと3/4馬身差2着の接戦を演じていることからもそれは明らか。 前走の宝塚記念はまたしてもオルフェーヴルの前に6着と後塵を拝しているが、ドバイ遠征帰りで体調が本当ではなかったことが大きな敗因だ。度外視して大丈夫。ここが宝塚記念以来、約3か月半ぶりの実戦だが不安はない。ケイコの動きは日に日に迫力を増しており、九分通り出走態勢は整ったと判断できるからだ。素直に底力を信頼したい。メンバーにも恵まれた。勝って天皇賞・秋へ大きく弾みを付ける。相手は良血馬のトーセンレーヴ(姉はブエナビスタ)。夏を境に一段とパワーアップが見込め、好勝負に持込みそう。◎13エイシンフラッシュ○16トーセンレーヴ▲8タッチミーノット△12ストロングリターン、14スマイルジャック☆東京10R「テレビ静岡賞」(ダ1400メートル) 休み明け2戦目で走り頃の、アルゴリズムが本領を発揮する。本来が叩き良化型で上積みは大きい。現級は昨秋、破竹の3連勝で阪神ウインタープレミアムを圧勝した、確固たる実力と、実績の裏付けがある。1400メートルは全4勝を挙げるベストの条件でもあり、期待できる。相手は、セイカプリコーン。前走はアルゴリズムと0秒5差4着。2走前にやはりこのクラス快勝の実績があり、好勝負必至だ。◎8アルゴリズム○1セイカプリコーン▲9トラバント△10ユメノキラメキ、14トキノフウジン☆東京9R「六社特別」(芝1600メートル) 進化を続ける3歳馬の争い。その中で、最有力候補はサトノギャラント。皐月賞6着をはじめ、重賞レースで強敵相手に好戦してきた実績はライバルを完全にリードしている。ここが青葉賞13着以来、約5か月半ぶりのハンデを抱えているが仕上げに抜かりはなく、陣営を信頼して大丈夫。実力を見せつける。相手は、オコレマルーナ。ベゴニア賞でサトノギャラントと0秒2差2着の接戦を演じた実力は本物。好勝負が期待できる。◎4サトノギャラント○2オコレマルーナ▲7ハイクラウン△3ディープフィールド、8ショウナンラムジ☆京都11R「オパールステークス」(芝1200メートル) 休み明けのセントウルSが好内容だった、サドンストームをイチ押し。直線大外からメンバー最速の差し脚で強襲、0秒2差5着と肉薄。夏を境に地力強化の跡を見せ付けた。1度使われた上積みは大きい。メンバーも楽になっているし、差し切りのチャンスは十分だ。相手は、デキの良さが目立つシュプリームギフト。◎11サドンストーム○6シュプリームギフト▲13アンシェルブルー△5テイエムオオタカ、8ビウイッチアス☆京都10R「大原ステークス」(芝2000メートル) 好走条件の整った、オーシャンブルーに期待する。京都はここまで2戦2勝とパーフェクト。2000メートルも2勝を挙げており条件は最適。差し切りが決まる。相手は、復調成った実力馬のエーシンジャッカル。◎8オーシャンブルー○7エーシンジャッカル▲3レインフォール△5マイネジャンヌ、6エドノヤマト※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年10月06日 17時59分
オパールS(オープン、京都芝1200メートル、7日)藤川京子のクロスカウンター予想!
京都11R、オパールSは◎テイエムオオタカが展開利を生かして押し切ります。 1200メートルは掲示板を外したことがなく、敗れても0秒2差以内と超堅実派。特に今年は2、2、1、3着と崩れがありません。脚質に幅が出てきているから一層安定感が増してきたと言えそう。 前走のキーンランドCは、力のいる馬場でのレコード決着でしたが、先行して最後まで踏ん張って3着。まだ重賞勝ちこそないものの、相手なりに走れるタイプで、スピードを生かす自分流のスタイルで競馬ができれば例えハイペースでも簡単には崩れません。最後にもうひと伸びして二枚腰を発揮します。京都1200メートルの内枠は先行馬には断然有利だし、他に行く馬がいないとなればハナを切ってペースをにぎれそう。前が止まらない開幕週の馬場で、マイペースの走りを披露します。(5)テイエムオオタカ(6)シュプリームギフト(13)アンシェルブルー(11)サドンストーム(7)シゲルスダチ(15)ツルマルレオン(4)エーシンホワイティ馬単 (5)(6) (5)(13) (5)(11)3連単 (5)-(6)(13)(11)(7)(15)(4)テイエムオオタカ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年10月06日 17時59分
1500円のおこづかい馬券(10/7毎日王冠)
早いもので、もう毎日王冠。どういうことかと言いますと、このおこづかい馬券を始めたのが2010年の毎日王冠からなのです。記念すべきレースということで、初心にかえって丁寧に馬柱をチェック。まずは同コース・同距離の実績から見ていくのが僕のスタイルなのですが、東京1800mでまず目がいくのが今年のエプソムCの1・2着馬トーセンレーヴとダノンシャーク。でも、よくよく考えたらそこまで手強いメンツが揃っていたわけでも…。 そこで、直線の長くなった新中京コースを攻略したときのように「プラス200m」作戦でいきます。中京と同様に直線の長い東京ならこの狙いは悪くないはずです。坂のある中山・阪神2000mで結果を出している馬なら尚よし! すると…いるではありませんか! 中山金杯1着、大阪杯2着のフェデラリストです。2000mは【3101】、1800mの実績を見ても中山記念の勝利もあって実績十分。しかもこの時はハイペース特攻野郎のシルポートを攻略済み。一方、トーセン・ダノンは過去にシルポートが流れを作ったレースで負けています(とはいえ、ダノンは2着。トーセンよりはダノンのほうが評価できますね)。しかも今回は不利な外枠。こう比較するとフェデラリストの方が買えます。 対抗は4連勝でG1を獲ったカレンブラックヒル。穴は復調した東京巧者スマイルジャックと安田記念4着のダノンヨーヨー。 ということで勝負馬券は、3連復フォーメーション11点 (2)-(4)(11)-(4)(11)(13)(16)(12)(14)(3)。 (2)(4)(11)は300円、(2)(4)(13)と(2)(4)(16)の組み合わせは200円で購入。いつも通り合計1500円で勝負です!〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。今年度のおこづかい馬券の成績は現時点で回収率154%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年10月06日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(10/7) 毎日王冠
◆東京11R 毎日王冠◎トーセンレーヴ○エイシンフラッシュ▲カレンブラックヒル△ストロングリターン 本格的な秋競馬の到来を告げるとともにその後のGIを占う大事な一戦である毎日王冠。9月の中山競馬とは明らかに違うワクワクした気持ちが湧いてくる伝統のGII。この季節になると毎年思い出すのがサクラユタカー。1986年、毎日王冠→天皇賞(秋)を連続の日本レコードで制したあの強さは忘れ難い記憶だ。当時、「テスコボーイ産駒の栗毛は走らない」「前走レコードの馬は続けて走らない」「毎日王冠優勝馬は、28年間その年の天皇賞(秋)を勝っていない」等々のジンクスを難なく覆しての勝利だっただけに「強さ」「速さ」の際立った馬だった。 近年、毎日王冠→天皇賞(秋)を連勝した馬といえばダイワメジャー(2006)とカンパニー(2009)が思い浮かぶが、オルフェーヴル不在の今年はディープインパクトが不在だったダイワの年になんとなく似ている。近年、より顕著な傾向である「毎日王冠は、1600〜2000mを得意とする馬のレース」と考えると、真っ先に浮上してくるのがトーセンレーヴ。オルフェーブルと同じ池江厩舎で同厩にはトゥザグローリー、トーセンジョーダン等も控えていることを考えれば、この後の天皇賞(秋)→マイルCSの路線へ進ませるのはこの馬。厩舎サイドのそんな思惑も感じられるので、超新星カレンブラックヒル、実績No.1エイシンフラッシュ以上に期待をかけてみたい。【馬連】流し(16)軸(4)(12)(13)【3連単】フォーメーション(12)(13)(16)→(12)(13)(16)→(4)(12)(13)(16)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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ミステリー 2012年10月06日 17時59分
注目? 陰陽師直伝『勝利のおまじない』が山口敏太郎事務所へやってきた!
作家であり、オカルト研究家の山口敏太郎の元には、時折奇妙な物が研究対象として持ち込まれてくる。今回紹介するのは陰陽師直伝の『勝利へのおまじない』を書き記した書簡である。 縦15センチ、全長1メートルほどの和紙に墨で複雑な文様や様々な記号を組み合わせたものが13種類ほど書かれている。初めに紹介されているものは屋敷内に設置しておくお札の制作方法と、設置の仕方を説明していると推測される。 他の12種類に関しては、もう少し小型でお守りになる札に書き込む呪文と、その効能について書かれているらしい。例えば、1番の細長い台形をした板に梵字を数個書き込んだものは「戦の際に鎧の胸板の辺りに挟んでおく」事で勝利や戦功を得られるものではないかと見られている。 この書簡は寛延元年の八月に藤原景敦という人物から上野喜三右衞門という人物に「流儀秘伝之巻也」として必ず秘密にすることを約束して伝えられたと巻末にある。この上野喜三右衛門という人物は、柳生十兵衛で有名な剣術の流派、新陰流の肥後新陰流に同名の人物を見出すことが出来るため、この人物が戦や試合での勝利に関するおまじないを藤原景敦氏に教わり、書面に記してもらった物ではないかと考えられている。 さてここで、現代でも使えるかもしれない? 陰陽師直伝のおまじないを数点紹介したい。 12番は「君臣和合の札」とされており、これを刻んだ札を持っておけば上司とのコミュニケーションが上手くいくかもしれない!? また、3番の札は馬に守護の力を与える札。昔から馬は貴重な移動手段であり、戦では相棒となって共に戦ってくれる存在であったためにこのような守り札も存在したのであろう。本来ならば白布に呪文を下き、馬の首の付け根付近のたてがみに付けてお守りとする物らしいが、競馬ファンならば自分の応援する馬が勝てるよう、この呪文の書かれた紙を持っていると「勝ち馬に乗れる」かも!? ※今回紹介したものはあくまでおまじないであり、効果については補償をしかねます。実行される場合はご了承ください。(和田大輔 山口敏太郎事務所)
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その他 2012年10月06日 17時59分
コンピューターゲームの20世紀 第42回『ダライアス』その2
<いつまでも現役であって欲しい名作> 『ダライアス』がそれまでのシューティングゲームよりも革新的であったのは、数多くのルートからプレイヤーが自由に選択可能な点である。各ゾーンのボスを倒した後はルート分岐があり、上か下かを選ぶことでルートが分かれる。その際には必ず画面の後方の上下どちらかで待機しておこう。画面前方や中央にいた場合、壁に激突し無駄に自機を失ってしまう。各ゾーンにはA〜Zのアルファベットが振られており、ゾーンごとに難易度も大幅に異なる。特にPゾーンとLゾーン、Yゾーンの難易度が高く、ここを避けることがクリアの早道となっている。最も簡単なルートとしてはA→B→D→G→K→Q→Vのルートがあげられ、このルートであればアームのパワーアップが多く出現し、最終ボスがストロングシェルのためクリアも簡単だ。まずはこのルートでクリアを目指すのがいいだろう。その後はA→C→F→J→O→T→Zでグレートシングを目指すなど、自分独自のルートを開拓していけばいい。 本作の最大の特徴は通常の横画面筐体の3倍の画面幅があることである。そのため、自機は前後にかなりの距離を移動可能であるが、ここに本作の罠が隠されている。自機から発射されるショットはスピードが遅く、しかも画面内に同時に存在できる弾数が少ない。そのため、自機が後ろに下がってしまった場合、ショットが画面からなかなか消えず、弾切れ状態となり次のショットが発射されなくなってしまう。これは横に3倍の広さを持つステージ故の弊害で、常に自機を画面前方に位置することを心がけていないと、ショットが発射されず敵に追いつめられてしまうのだ。特にレーザーはミサイルよりも弾速が遅く、敵を貫通しつつ画面端まで飛んでいくため、自機が後ろに下がってしまった時点で死が見えてくる。とにかく本作はレーザーが弱いゲームなのだ。 また、本作は自機がやられた場合に各ランクの最低レベルまで自機の武装が落ちるため、1度やられると上級者以外は立て直すのが困難である。そのため、本作の自機はアーム(バリア)をまとうことが可能で、実質的にはアームの耐久力=自機の数のような扱いになっている。最低ランクのノーマルアームは装着時の耐久力が3で、パワーアップアイテム取得時に耐久力が1回復する。2段階目のランクのスーパーアームは耐久力が2回復し、3段階目のハイパーアームはそれに加え地形に対しても防御効果を持つ。とにかく本作はアーム装備状態が普通であり、アームを溜めるだけ溜めてラスボスに挑みたい。もしも、アームがはがされてしまった時には何とか気合いで切り抜けよう。 前回から述べているが、とにかく本作ではメインショットのレーザーが弱く、最終段階であるウェーブに到達するのが困難であった。また、プレイヤーのレベルが上がるにつれ、お店がゲームの難易度をハード(パワーアップの個数が全ゾーン共通で数が少ない)にしてしまうなどの問題点も起こった。そこで、様々な問題点などを見直した「EXTRA VERSION」が発売された(その他にも細かい違いのバージョンが複数存在する)のである。同バージョンでは全体的に難易度が上がったが、レーザーの攻撃力が増したためステージ4のボス・ファッティグラトンを倒すこともそれほど難しくはなくなった。このおかげで数多くのファンが、それまでは夢であったウェーブ装備を現実のものとしたのである。 さて、これまで本作の攻略に関してまで述べてきたがそれには訳があり、本作は全国のレトロゲームを中心に設置しているゲームセンターで、未だにプレイが可能なのである。未確認ながら下記に設置店をあげておく。東京都秋葉原 TAITO Hey秋葉原 トライ アミューズメントタワー高田馬場 ゲーセン・ミカド江東区 ウェアハウス東雲店神奈川県川崎市 ウェアハウス川崎店埼玉県さいたま市 ウェアハウス三橋店栃木県宇都宮市 オートスナックつるまき静岡県富士市 ミラクルドーム愛知県西尾市 天野ゲーム博物館 大阪府東大阪市 セガワールド布施奈良県奈良市 アミューズメントCUE奈良店 大型筐体は場所をとるうえにメンテナンスに手間がかかる。そのうえ、本作はプレイ時間が長めでお店にとっては全く収益に繋がらないゲームなのだ。全国のファンのために好意で本作を設置してくれているお店に感謝しつつ、筐体は丁寧に取り扱いたいものである。(須藤浩章)DATA発売日…1987年メーカー…タイトーハード…アーケードTAITO CORPORATION 1986, ALL RIGHTS RESERVED
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スポーツ 2012年10月06日 17時59分
ダルビッシュ終戦も誇れる成績
ダルビッシュ有投手(26=レンジャーズ)の今季シーズンが、すべて終わった。 ア・リーグ西地区において、逆転でアスレチックスに地区優勝をさらわれたレンジャーズは、ワイルドカードゲームに回り、10月5日(日本時間6日)、東地区2位のオリオールズと対戦。先発したダルビッシュは6回2/3を投げ、5安打3失点(自責点2)と試合はつくったが、打線の援護に恵まれなかった。試合は1-5でレンジャーズが敗退し、地区シリーズ進出はならなかった。ダルビッシュは負け投手となり、今季シーズンが終了した。 ダルビッシュは「全体的に制球は良かった。試合もつくれたし自分自身としては良かった。ただこういう試合なので、勝つことしかない。こういう試合になってみんなと同じ気持ち。こんなに早く終わるとは。今は終わったばかりだから何も考えていない。マラソンを走れと言われて、スタートした時に止められた感じ。終わった感じもない」とコメント。 ロン・ワシントン監督は「相手のいい投球に対し、ヒットが出なかった。ダルビッシュはいい仕事をしてくれた。試合をつくってくれたが、援護できなかった」とかばった。 今季のダルビッシュは29試合に登板、191回1/3を投げ、16勝9敗(勝率.640)、奪三振221で、チームでは18勝(11敗)をマークしたマット・ハリソン投手に次ぐ成績で、レンジャーズの主戦投手の地位を確固たるものにした。 日本人投手の1年目としては、07年の松坂大輔投手(レッドソックス)が32試合、204回2/3投球、15勝12敗(勝率.556)、防御率4.40、奪三振201の成績を収めたが、今季のダルビッシュは、それを上回り、十分に誇れる内容だった。 残念ながら、95年に1年目の野茂英雄(当時ドジャース)が自身のMLBでの自己最多となる236奪三振を記録。ダルビッシュは、この数字には及ばなかったが、来季以降の目標となりそうだ。 球宴後の夏場の不振、終盤の首痛での登板回避は惜しまれるが、来季のさらなる飛躍に期待が懸かる。ぜひ、日本人投手初の20勝を目指してほしいものだ。(落合一郎)