一昨年のダービー馬エイシンフラッシュが今度こそ復権を果たす。栄光のダービー優勝以降、勝ち運に恵まれないが実力に陰りはない。3走前の有馬記念はオルフェーヴルと3/4馬身差2着の接戦を演じていることからもそれは明らか。
前走の宝塚記念はまたしてもオルフェーヴルの前に6着と後塵を拝しているが、ドバイ遠征帰りで体調が本当ではなかったことが大きな敗因だ。度外視して大丈夫。ここが宝塚記念以来、約3か月半ぶりの実戦だが不安はない。ケイコの動きは日に日に迫力を増しており、九分通り出走態勢は整ったと判断できるからだ。素直に底力を信頼したい。メンバーにも恵まれた。勝って天皇賞・秋へ大きく弾みを付ける。相手は良血馬のトーセンレーヴ(姉はブエナビスタ)。夏を境に一段とパワーアップが見込め、好勝負に持込みそう。
◎13エイシンフラッシュ
○16トーセンレーヴ
▲8タッチミーノット
△12ストロングリターン、14スマイルジャック
☆東京10R「テレビ静岡賞」(ダ1400メートル)
休み明け2戦目で走り頃の、アルゴリズムが本領を発揮する。本来が叩き良化型で上積みは大きい。現級は昨秋、破竹の3連勝で阪神ウインタープレミアムを圧勝した、確固たる実力と、実績の裏付けがある。1400メートルは全4勝を挙げるベストの条件でもあり、期待できる。相手は、セイカプリコーン。前走はアルゴリズムと0秒5差4着。2走前にやはりこのクラス快勝の実績があり、好勝負必至だ。
◎8アルゴリズム
○1セイカプリコーン
▲9トラバント
△10ユメノキラメキ、14トキノフウジン
☆東京9R「六社特別」(芝1600メートル)
進化を続ける3歳馬の争い。その中で、最有力候補はサトノギャラント。皐月賞6着をはじめ、重賞レースで強敵相手に好戦してきた実績はライバルを完全にリードしている。ここが青葉賞13着以来、約5か月半ぶりのハンデを抱えているが仕上げに抜かりはなく、陣営を信頼して大丈夫。実力を見せつける。相手は、オコレマルーナ。ベゴニア賞でサトノギャラントと0秒2差2着の接戦を演じた実力は本物。好勝負が期待できる。
◎4サトノギャラント
○2オコレマルーナ
▲7ハイクラウン
△3ディープフィールド、8ショウナンラムジ
☆京都11R「オパールステークス」(芝1200メートル)
休み明けのセントウルSが好内容だった、サドンストームをイチ押し。直線大外からメンバー最速の差し脚で強襲、0秒2差5着と肉薄。夏を境に地力強化の跡を見せ付けた。1度使われた上積みは大きい。メンバーも楽になっているし、差し切りのチャンスは十分だ。相手は、デキの良さが目立つシュプリームギフト。
◎11サドンストーム
○6シュプリームギフト
▲13アンシェルブルー
△5テイエムオオタカ、8ビウイッチアス
☆京都10R「大原ステークス」(芝2000メートル)
好走条件の整った、オーシャンブルーに期待する。京都はここまで2戦2勝とパーフェクト。2000メートルも2勝を挙げており条件は最適。差し切りが決まる。相手は、復調成った実力馬のエーシンジャッカル。
◎8オーシャンブルー
○7エーシンジャッカル
▲3レインフォール
△5マイネジャンヌ、6エドノヤマト
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。