中山コースは4戦し【2200】と好相性の舞台。何より戦ってきた相手のレベルが圧倒的に違う。同世代のオルフェーヴル、ウインバリアシオン。仏遠征後には史上最強世代と言われたルーラーシップ、トゥザグローリー、エイシンフラッシュら現5歳のトップホースとも戦っている。そんなトップレベルの馬たちに交わりながら、AJCC以降の成績は振るわなかった。一歩及ばなかったレースはいずれも輸送しなければならない阪神での成績。春はGIもその前哨戦となるレースも関西で行われるため、輸送を苦手とするナカヤマナイトの春の成績は仕方がない。
だが、天皇賞・ジャパンカップ・有馬記念と秋からは輸送することなくレースに臨めるとなるとこの馬にも勝機が見えてくる。少し気が早いかもしれないが、特に面白そうなのは有馬記念。中山を大の得意とするマツリダゴッホがダイワスカーレットを負かして、穴を開けた例もある。同じく中山を得意とするナカヤマナイトも有馬記念で一発があるかもと期待せずにはいられない。
〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。応援宜しくお願いします! Twitterで競馬ネタをつぶやいているのでチェックして頂けたら嬉しいです! アカウントは「@minoru1202」