今週から東京・京都が開幕。東京デビューの注目馬は、10月6日(土)第5R芝1400m戦に出走予定のペリドットムーン。馬名の由来は「宝石名+父名の一部」。牡、鹿毛、2010年1月31日生。美浦・相沢郁厩舎。父アドマイヤムーン、母アドマイヤシズカ、母父ダンスインザダーク。生産は日高町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主は星野壽市氏。祖母のビワパシフィカスはビワハヤヒデ、ナリタブライアン、ビワタケヒデの妹という血統で、近親にキレのある末脚を持ち、中央で3勝を挙げているセイルラージがいる。本馬はサンデーサイレンスの3×3のクロスを持っており、今後の日本競馬界の配合サンプルとなるだろう。そのためにもここでは好結果を残したいところ。調教も動いており調子は良さそうである。なお、鞍上には丸山元気騎手を予定している。
京都デビューの注目馬は、10月8日(月)第5R芝1600m戦に出走予定のサトノユニコーン。馬名の由来は「冠名+ユニコーン」。牡、鹿毛、2010年4月8日生。栗東・橋口弘次郎厩舎。父ディープインパクト、母シャイアーズエンデ、母父El Prado。生産は新ひだか町・グランド牧場、馬主は里見治氏。半兄には芝で2勝、ダートで2勝の計4勝を挙げ、ディープスカイの勝った毎日杯(GIII)で3着に入ったミダースタッチや、同じく半兄でダート4勝を挙げたケイアイダイオウがいる。均整の取れた馬体をしており、特質すべきは父に似た体の柔らかさである。歩かせると柔らかさが良く分かる。キレのある末脚を武器に活躍するだろう。なお、鞍上は小牧太騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜日掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。