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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(9/15中山・9/15阪神)

 先週から中山・阪神が開幕。絶好の芝コンディショニングの中デビューした当コラム注目馬。中山でデビューしたダイワブレイディは、まずまずのスタートを切ると二の足が早くスッと好位へ。道中は折り合いもつき5番手を追走。3コーナーあたりから仕掛けられ、4コーナーでは外を回りながら上がってくるもじりじりとしか伸びず、後方から来た馬にも交わされ5着。手応えの割には案外であったが、体にはまだ余裕があり使われつつ良くなってくるだろう。阪神デビューしたディアデラマドレは、横一線のスタートを切ると馬なりのまま後方へ。道中は弾むようなフットワークで5番手を進み、4コーナーから徐々に仕掛けられ直線半ばから力強い走りでサッと抜け出し1着。フットワークの良さには目を見張るものがあり、上のクラスでも楽しみな逸材。

 今週の中山デビューの注目馬は、9月15日(土)第5R芝1600m戦に出走予定のレオハイタッチ。牡、美浦・杉浦宏昭厩舎。父タニノギムレット、母レオソレイユ、母父オペラハウス。生産は浦河町・谷口牧場、馬主は田中博之氏。2011年セレクションセール1歳市場で850万円で落札され、半兄に昨年の京王杯2歳S(GII)や先週の京成杯AH(GIII)を日本レコードで勝ったレオアクティブや、2002年、2003年の京成杯AH(GIII)を連覇し、2001年のブラックホークの勝った安田記念(GI)で2着に入ったブレイクタイムがいる。本馬は父タニノギムレットに似た腹袋をしており、頸や肩など父に似たパーツが多い。トモにはもう少し筋肉がついてほしいが、ブライアンズタイム系統特有の使われつつ良くなっていくタイプであろう。なお、鞍上には内田博幸騎手を予定している。

 阪神デビューの注目馬は、9月15日(土)第5R芝1600m牝馬限定戦に出走予定のグローバルハート。牝、栗東・池江泰寿厩舎。父クロフネ、母グローバルピース、母父サンデーサイレンス。生産は新ひだか町・千代田牧場、馬主は窪田芳郎氏。2011年セレクトセール1歳市場で5460万円で落札され、全姉に昨年の牝馬クラシック3冠2着、3着、3着で、本年のヴィクトリアマイル(GI)を勝ったホエールキャプチャや、全兄には現在までに中央4勝を挙げているドリームセーリングがいる。本馬の母グローバルピースはクロフネと相性が良く、4年連続で配合される程。馬体を見ても一つ一つのパーツがしっかりしており、筋肉量も豊富。ダートよりも断然芝が合う。調教を見るとまだまだ仕上がり途上という感はあるが、その状態でどこまで走るか楽しみである。なお、鞍上には先週セントウルS(GII)を勝ち波に乗ってきた武豊騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

〈プロフィール〉
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している。

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