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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(9/2新潟・9/2小倉)

 先週ピックアップした2頭。新潟デビューしたボブキャット。パドックでは筋肉質の好馬体が目立っており、初戦から勝ち負けになるとわかるデキ。レースでは好スタートを切ると2番手を追走。抜群の手応えで直線に入ると、後続を待ってから追い出されるも勝ち馬に差され2着。完全に勝ちパターンであったが、勝ち馬の方が切れがあったということ。3着馬には4馬身差を付けているので次回こそはといったところ。力強い走法はダートでも面白い。小倉デビューしたクラウンレガーロは、好スタートを切ると2番手を追走し、4コーナーで少し外へ膨らむところはあったが馬なりのまま残り150mくらいになって少し仕掛けられると、一瞬で後続を引き離し1着。ここでは力が違った。クラスが上がる次走も楽しみである。

 今週の新潟デビューの注目馬は、9月2日(日)第5R芝1800m戦でデビュー予定のアディシオン。牝、美浦・鈴木康弘厩舎。父マンハッタンカフェ、母クリスマスツリー、母父トニービン。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は島川利子氏。2012年の千葉サラブレッドセールで1050万円で落札され、半兄には5勝を挙げオープンまでいったカリオンツリーや2012年のマーメイドS(GIII)を2着したクリスマスキャロルがおり、近親には1999年の青葉賞(GIII)や同年のステイヤーズS(GII)ではテイエムオペラオーを破り勝利したペインテドブラッグがいる。上に6頭いるが、内4頭は勝ち上がっている活脈ある血統。調教では上々の時計を出しており、距離も中距離くらいが合いそうだ。鞍上には松岡正海騎手を予定している。

 小倉デビューの注目馬は、9月2日(日)第5R芝1800m戦でデビュー予定のタガノエンブレム。牡、栗東・松田博資厩舎。父ウォーエンブレム、母キャッチザゴールド、母父サンデーサイレンス。生産は白老・社台コーポレーション白老ファーム、馬主は八木良司氏。近親には2006年の神戸新聞杯(GII)を勝ち、同年の皐月賞(GI)、菊花賞(GI)、ジャパンC(GI)で2着したドリームパスポートや、2001年のドバイシーマクラシック(当時GII)や同年の香港ヴァース(GI)を制し、父として三冠馬オルフェーヴルを輩出したステイゴールドがいる。本馬はまだまだ成長途上の体つきではあるが、均整の取れた馬体をしており、筋肉量も豊富で特に肩の筋肉が良い。距離はマイルから中距離までが合いそうだ。なお、鞍上には幸英明騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

〈プロフィール〉
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」も担当している

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