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スポーツ 2014年05月14日 11時45分
トラ打線も困惑 『予告先発』にどんな意義があるのか?(前編)
一夜にして、3位転落…。5月7日、阪神打線が『予告先発』のルールに翻弄され、11奪三振の完封負けを喫した。 中日対阪神第8回戦(ナゴヤドーム)。試合前の練習中、予告先発されていた中日・川上憲伸(38)が腰痛を訴え、急きょ、登板を回避した。セ・リーグのアグリーメントに従い、谷繁元信兼任監督(43)は審判員の立ち会いのもと、阪神・和田豊監督(51)に止むを得ない状況を説明。2年目の左腕・浜田達郎(19)の“代理先発”が了承された。 中日側の説明には、全く不正はない。だが、穿った見方をすれば、浜田は『緊急登板』とは思えないほど落ち着いており、完封勝利という“120点”の結果を出してみせた。 「浜田は4月29日に一軍初登板し、この緊急先発が3試合目でした。阪神打線は浜田に関する情報が皆無に等しく、打席でストレートのキレや変化球を確かめようとしました。その待機策が裏目に出たようです」 ネット裏に陣取っていたライバル球団のスコアラーも、そんな同情を寄せていた。 浜田に翻弄されるまで、阪神打線はリーグトップの打率を誇っていた。浜田の好投はもとより、プロ野球の対戦において、いかに対戦投手のデータが重要か…。それが再認識された試合でもあった。 『予告先発』のハプニングは、ほかにもある。 4月3日のDeNA対巨人戦でも、両ベンチの衝突が起きていた。 DeNAの先発はモスコーソ、巨人はセドンと前日に発表されていた。奇しくも、両予定先発投手ともに、同日に一軍登録する段取りになっていた。巨人は午後3時にセドンを一軍登録したものの、その5分後に『雨天中止』が決定。この時点でDeNAはまだモスコーソを一軍登録していなかったのだ。当然、巨人サイドは怒った。 「序盤戦、巨人の救援陣は不振で、セドンを登録しないで済むならば、リリーフタイプの投手を登録したかったんです」(関係者) DeNAに試合出場登録の期限である3時をすぎていたため、セ・リーグはモスコーソを追加登録することを命じた。 DeNA側にも悪意はなかった。そう頻繁に起こるわけではないが、こうしたトラブルを見ると、なぜ、セ・リーグも『予告先発』にこだわるのか、考えてみなければならない。 日本の予告先発は、1985年、パ・リーグからがファンサービスの一環としてスタートさせた。ファンの関心を高めるため、毎日曜日に限り、先発投手を事前発表した。全試合の先発投手が発表されるようになったのは95年。セ・リーグがそれを真似たのは2012年からだった。 理由は『ファンサービス』である。 12年スタートということで忘れてはならないのが、05年から導入されたセパ交流戦だ。当時はセ・リーグ側の反対で、パ・リーグも交流戦期間中は予告先発をやらなかった。また、野村克也氏や落合博満氏がこのシステムに批判的だったのも有名な話だ。 野村氏は楽天イーグルズの指揮官時代、パ・リーグの監督会議で「ファンに先発を予想してもらうのも…」と予告先発の廃止を提案したが、賛同は得られなかった。また、ヤクルトスワローズの監督に就任した90年、新外国人左腕・バニスターの開幕投手をチラつかせたが、右の内藤尚行を送り、巨人打線を慌てさせている。 80年代のセ・リーグだが、相手チームの先発投手が読みきれず、登板予定のない投手をスタメン表に入れ、初回から代打を使うケースも見られた。右投手か、左投手かで迷うくらいだから、『情報』が勝敗を左右するのは昔も今も変わっていないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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社会 2014年05月14日 11時45分
神奈川県警の現職巡査部長が覚せい剤使用容疑で逮捕される
警視庁組織犯罪対策5課は5月12日、東京都内などで、覚せい剤を使用したとして、神奈川県警相模原署地域課の男性巡査部長(40=同県横浜市青葉区鴨志田町)を、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕した。 逮捕容疑は、今年4月下旬から5月12日までの間、東京都内や神奈川県内などで、覚せい剤を使用した疑い。 同課によると、5月12日午後5時20分頃、新宿区歌舞伎町2丁目の路上で、自動車警ら隊の隊員がパトロール中、巡査部長がパトカーを見て避けるようなそぶりをしたため、職務質問した。 言動などが不審だったため、新宿署に任意同行し、尿検査したところ、覚せい剤の陽性反応が出た。巡査部長は同日、非番で私服姿だった。 バッグからは覚せい剤使用のための器具が見つかっており、同課は常習的に使用していた可能性もあるとみて捜査している。 巡査部長は「覚せい剤を使っていません」と容疑を否認する一方で、「自分の尿から覚せい剤の反応が出たのであれば、逮捕されても仕方ない」などと供述しているという。 県警によると、巡査部長は04年2月に採用され、09年3月に巡査部長に昇任。今年3月、相模原署地域課地域企画係に配属されていた。 県警の小清水芳則・監察官室長は「警察官としてあるまじき行為であり、誠に遺憾であります。警視庁の捜査結果および調査結果を踏まえて、厳正に対処いたします」とコメントしている。 つい先日、福岡県春日市立大谷小学校の男性校長(57)が、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、逮捕されたばかり。犯罪に手を染めてはいけないはずの現職の学校長や、巡査部長が同法違反でお縄になるなど、あってはならないことだ。(蔵元英二)
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社会 2014年05月14日 11時00分
日本再参入狙うエアアジアの狙い
GWのさなかに起きた格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーション機の異常降下トラブル。世界中でLCCが拡大し、慢性的にパイロットが不足しているという事態も露呈した。 そんな中、昨年秋にANAホールディングスとの合弁事業を打ち切り、日本の空から撤退したアジア最大のLCC、マレーシアのエアアジアが、来年中にも日本市場に再参入すべく野心的シナリオを描いている。外国資本は航空法の規定で国内航空会社に3分の1以上は出資できないため、設立する新会社の合弁相手を選定中という。 関心を呼んでいるのはその相手。エアアジアは「航空事業の経験がない会社」「航空業界に革命を起こす意欲を持っていること」を条件に挙げているが、「簡単には見つからない」とLCC関係者が打ち明ける。 「ズブの素人を望むのは合弁の失敗を踏まえてのこと。しかし、素人で航空業界に熱意を持っている会社となると、宝探しみたいなもの」 そのため対象は旅行会社などに限定されるが、実は再参入をもくろむエアアジアのフェルナンデスCEOは「かなりの暴れ馬」とウワサされる人物。このLCC関係者は苦笑する。 「インド洋で消息を絶ったマレーシア航空は、巨額の赤字を垂れ流すジリ貧会社。それはエアアジアとの壮絶な生存競争で惨敗を喫したからといわれています。そんな“勲章”の下、日本でリターンマッチに挑むのだから、合弁先は、このじゃじゃ馬を操る巧みな手綱さばきが要求されます」 フェルナンデスCEOは「政策への影響力を持つことも条件」としている。その伝でいけば、三木谷浩史社長率いる楽天グループ、楽天トラベルの名前くらいしか浮かばないのだが…。 いずれにせよ、安全第一を願いたいものだ。
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スポーツ 2014年05月14日 11時00分
金欠ヤクルトに襲い来る球団消滅危機! 球団戦力も解体寸前!?
2014年のプロ野球が開幕して1カ月余、ペナントレースはまもなく交流戦に突入するが、東京ヤクルトスワローズには消化試合のような諦めムードが漂っている。そんな状況にも関わらず、本社経営陣の頭は『株主総会』のことで球団の戦力の緊急補強まで頭がまわらないようだ。 「復活が期待されていたエース・館山昌平が再び右ひじを故障し、昨季、最多勝と新人王の二冠に輝いた小川泰弘まで怪我で欠いてしまいました。頼りになるリリーフ投手も見当たらず、投手陣は危機的状況です」(ベテラン記者) 苦しいのは、ヤクルト本社も同じだ。13年3月期第2四半期(13年4〜9月)のヤクルト・医薬品部門の業績は前年同期比12.3%減の156億円で、営業利益も13.6%減と報告されている。それに加えて最大の問題は仏・ダノン社との関係だ。ヤクルトは13年4月、ダノン社との事業提携契約を解消している。 「2000年、ダノン社が突然ヤクルト株の5%を保有し、大株主になりました。さらに買い増しは止まらず、ヤクルトは事業提携を契約し、ダノン社から役員を迎える代わりに、28%以上は保有しない約束を取り付けました。ヤクルト側はその後も必至に抵抗し、株所所有率を抑えてきましたが、13年4月の契約解消により、今後はダノン社が大規模な買い増しに動く危険性もあって…」(経済部記者) アジア市場の拡大を狙うダノン社のヤクルト株保有率は約20%。筆頭株主である。13年4月の会見ではダノン社との友好関係を伝えていたが、現在の両者は株の買い増しのタイミングを探り合う緊迫した状況が続いている。仮にヤクルトがダノン社に飲み込まれた場合、野球協約第28条に「外資は49%を超えてはならない」とあり、スワローズ球団はその時点で日本球界から“退場”となる。 「スワローズは開幕直後にトレードを成立させましたが、大竹、中田賢、片岡など逸材の多かったFA市場にも参戦できませんでした。補強はドラフトとマイナーの外国人選手の獲得だけ」(前出・ベテラン記者) 本社の危機的状況が補強費にも影響を影響したというのが、周囲の一致した見方だ。 特に、リーグワーストの失点(172/14年5月6日時点)を記録した投手陣のテコ入れは急務で、水面下で国内トレードを模索しているという。 「計算の立つ投手を獲るとなれば、多少の出血も覚悟しなければなりません。交換要員の犠牲になるのは野手陣でしょう」(同) ペナントレースで低迷したままでは観客収益にも影響が出る。本社がダノン社との駆け引きに勝ったとしても、スワローズには約20億円の赤字があるとされ、このままでは経営改革で球団存続の是非も問われかねない。広島、阪神、巨人の上位チームに一矢を報いるには投手の緊急補強しかない。その際、トレードの駒にされそうな好調の野手陣は「何で、オレたちが!?」の心境だろう。八方塞がりのこの状況は打開できるのか?
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社会 2014年05月14日 11時00分
厳重警戒! 韓国・朴槿恵大統領「自殺」3つの兆候(1)
なんと、あの韓国の朴槿恵大統領が、自殺の危機に瀕しているという。200人を超える死者と100人近い不明者が出た今世紀最大の船舶事故、『セウォル号』の沈没を境に事態が暗転。次々と国内問題が噴出し、パニック状態に陥っているというのである。 曰く、青瓦台(大統領官邸)の関係者がこう語る。 「『セウォル号』の事故では、人命救助が後手に回っただけでなく、初動捜査が全く機能していなかったことが発覚。朴大統領は国内外から大バッシングを受けているが、これが原因で最近ではうつ状態に陥り、睡眠薬を常用しているようなのです。事態を重く見た大統領府は、心療内科の医師やセラピストを派遣。極秘治療を施しているが、自殺を図る可能性もあるとみて、24時間体制の身辺警護も行いだしているのです」 だが、それも無理からぬ話と言うほかはない。4月16日の発生以来、同事故の救難活動は統率が取れず後手後手。いまだに救助活動が完了しないことに遺族や国民の怒りはピークに達し、その反動で支持率が10%以上も急落したのだ。 また、事故の影響でネットも大炎上。4月27日には青瓦台のHPに「あなたが大統領であってはならない理由」と題された書き込みがなされたが、これを読んだ多数の国民からさらなる批判の火の手が上がりだしているのである。前出の青瓦台関係者がこう続ける。 「この書き込みは、大統領が重要な判断をすべき時に職責を果たさず、不明者家族に会っていたことを痛烈批判。〈ずさんな救助活動は、生命を軽視する朴氏の価値観が部下に影響を与えた結果〉と酷評しているが、閲覧者数が60万件を突破するほどの注目を集めているのです。この異常なアクセス数に朴大統領は真っ青になっているという。食事も喉を通らない日が続いているのです」 要は、事故対応の無能ぶりから「辞任」を迫る風潮が急速に国内に蔓延しているのだが、朴氏をうつ状態にさせている要因はこれだけではないという。 経済アナリストが言う。 「実は“韓国経済の大黒柱”と呼ばれる『サムスン電子』の1月〜3月までの営業利益が2期連続で減益となり、経済界がパニックを起こし始めたのです。近年スマートフォン販売が好調だった『サムスン電子』は、韓国GDPの約2割を占める巨大企業。それが低価格がウリの中国メーカーの追い上げやスマホに続く製品が見いだせないまま、利益を減らしてしまったのです。さらに悪いのは、この状況が今後も続く可能性が高いことで、にわかに“サムスンショック”が韓国経済を覆い始めているのです」
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スポーツ 2014年05月14日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第21R 千の顔を持つ男−−マスクの下のプライド〈ミル・マスカラス〉
仮面貴族 ミル・マスカラス−−。 「他のレスラーに比べてプライドが高過ぎる」などと言う関係者もいるが、しかしそれは当然のこと。人気も実力も歴代トップクラスなのだから、プライドを持つなという方が難しい。人気については、あらためて言うまでもない。 デビュー間もなく戦場をアメリカに移すと、以後トップに立ち続け、「マスクマンは素顔で戦わなければならない」というマディソン・スクエア・ガーデンの伝統を打ち破り、覆面のままリングに上がったりもした。 「NWAなどの主要タイトルには就いていませんが、そのころまでの歴代王者はほぼ全員が白人で、有色人種はジャイアント馬場やWWFのアイアン・シークぐらい。馬場は日本限定のレンタル王座ですから、やはり白人がメーンでないとアメリカでの興行は成り立たなかったのでしょう。またマスクマンということでもミスターM(ビル・ミラー)やドクターX(ザ・デストロイヤー)が短期間AWA王座に就いただけです」(プロレスライター) '70〜'80年代のアメリカは今よりも人種差別的空気が強く、またマスクマン自体が色物視されていた。そんなところに、いくら人気があるとはいえメキシコ出身のマスクマンを王者とするのは、冒険が過ぎるという興行側の判断があったのかもしれない。 またマスカラス側の都合としても、世界各地から高額オファーが届く中で、王者として一つのテリトリーに定着することが難しかったというのもあるだろう。 ではマスカラスの実力はいかほどかというと、これもレスリングで東京五輪メキシコ代表候補になるなど、しっかりとしたベースがあった。 「マスカラスほどの選手となると、その人気をやっかんでリング上でシュートを仕掛ける選手もいたでしょう。それを退ける力量があったからこそ、長年トップを張ることができたのです」(同・ライター) 派手な空中技ばかりが取り沙汰されがちだが、実際の試合を映像で見ると、大半がグラウンドでの展開やストレッチ技に費やされていることがわかる。しかもその動きは流麗かつ多彩だ。 「マスカラスは相手の技を受けない」という他のレスラーの証言もあるが、これも実態は、グラウンドになればすぐにバックを奪って、流れるように技を繰り出すマスカラスのテクニシャンぶりに、相手がついていけなかっただけなのかもしれない。 さらには、ボディービルでメキシコ・ナンバー1ともなった隆々たる筋肉から生み出されるパワーも相当なもので、ブッチャーなどの巨漢レスラーを相手に正面から組んでも、決して引けを取ることはなかった。 「印象的なのは1983年の世界最強タッグ決定リーグ戦、弟のドス・カラスと組んでブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセン組と戦った試合です。このときブロディがマスカラス組の技を受けずに険悪な空気が流れたのですが、マスカラスはブロディの身勝手な攻撃を許さないどころか、反対にその腕をカンヌキに極めてしまいました」(プロレス誌記者) また、1977年、プロレス大賞の年間最高試合賞を獲得したジャンボ鶴田とのUN選手権では、自身よりも一回り以上大きい鶴田の身体をリバース・ロメロスペシャルに捕えて揺さぶる場面が見られた。100キロ以上の相手を完全に浮遊させた状態で軽々と操るなどは、相当の筋力がなければできることではない。 それだけの腕力があればパワーファイターとしての活躍も可能だったろうが、それでもメキシコ伝統のエストレージャ(ルチャの英雄)としてのファイトスタイルを崩すことはなかった。 ちなみに、ルチャリブレの伝統的な試合形式は本来、巻き投げや各種ストレッチ技を駆使するものであり、空中戦はその主役ではなかった。そのため、実はマスカラスも母国やアメリカでは、あまり飛び技を使っていない。 中でも場外へのフライング・ボディー・アタック(プランチャ・スイシーダ)は日本限定の技で、先述の鶴田戦や、ハリー・レイスとのNWA王座戦などの計4度披露しただけである。 日本だけでそうした技を披露したマスカラスは、実はプライドの塊などではなく、むしろサービス精神に富んだレスラーだったと言えよう。〈ミル・マスカラス〉 1942年、メキシコ出身。初来日は'71年、日本プロレス。アントニオ猪木とシングルマッチも戦った。'73年からは全日プロに参戦し、ジャンボ鶴田やザ・ファンクスらと好勝負を展開。2012年、WWE殿堂入り。
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スポーツ 2014年05月14日 11時00分
不祥事連発の『統一球問題』の最終決着にONが一役買う!?
2014年にも起きてしまった統一球問題。反発係数が基準値内(0.4034〜0.4234)に収まった“正規の統一球”が改めて12球団に配布されたのは、同年4月29日。「上限値を超えていた」とはいえ、その誤差は“0.005”。「そんなに大騒ぎしなくてもいいのでは?」という微差に思えるが、その“僅差”は試合に大きな影響をもたらせていた。 適合球が使用された同日の巨人対ヤクルト戦(東京ドーム)を観戦したスポーツライター・飯山満氏がこう言う。 「9回裏、巨人のアンダーソンの放った弾丸ライナーを、ヤクルト中堅手の雄平は追い掛けようともしませんでした。サヨナラホームランだと思って、諦めたんです。でも、打球はホームランにはならず、フェンスを直撃しました。僅か『0.005』の違いが試合展開を変えてしまった」 統一球の製造会社であるミズノによれば、上限超えの原因は「中国の製造工場が湿度管理を怠り、ボール中心部のゴムで作られた芯を巻くウール糸が乾燥したため」だという。統一球の失態は13年に続いて2年連続となるが、こんな指摘も聞かれた。 「統一球が導入される2010年までは、ミズノ、久保田、アシックス、ゼットの4社がNPB公式球を製造し、年間2万4000ダースを厳重管理してきました。4社で分散していた管理義務の負担をミズノ1社に負わせたわけですから、同情すべきところもある」(球界関係者) そもそも、統一球なるものが造られた理由は、WBCなどの国際試合で選手が嘆いていた海外使用球との違和感を解消するためだった。製造元の違いによる誤差にも配慮し、『1社独占』となったが、16年シーズン以降の統一球供給メーカーは『オープンコンペティション』によって決められるという。 「前回も入札によってミズノが選ばれましたが、国内メーカーに限定されたものでした。統一球が導入された11年シーズンから2年契約を交わし、契約延長で現在に至っています。ただ、次回の新たな入札には海外メーカーも参入できることが決まりました」(前出・同) 参入が確実視されているのが、米・ローリングス社だ。同社はMLBの公式球やWBC公認球を製造しており、ミズノが不手際を招いた大量生産や厳重管理にも、米球界で実績を持っている。NPB内にもこの“黒船襲来”を既成事実のように捉える向きもあるが、もっとも大切なのは、統一球に対する不信感を払拭することだ。 「統一球の名称も変更するかもしれません。候補になっているのが、『国際球』と『適合球』で、ボール検査の信頼を取り戻すため、ビッグネームにも一肌脱いでもらおう、と」(在京球団職員) 12球団が絶大な信頼を寄せる大物といえば、王貞治・ソフトバンク会長か、長嶋茂雄・巨人終身名誉監督だろう。この2人がボール検査に立ち会うとすれば、『ONボール』のニックネームもつけられるかもしれない。
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芸能ネタ 2014年05月13日 18時00分
生野陽子 バイキング後番組にも「カトパンがいいわ」推挙
フジテレビのショーパンこと生野陽子アナ(29)が、いよいよ実力行使に出てきた。ライバルのカトパン・加藤綾子アナ(29)を“低視聴率番組”に追い込みたいのだという。 「生野アナと加藤アナは局の二枚看板。ただし、最近の生野アナの勢力拡大は、加藤アナを圧倒。いまや1にショーパン。大きく離れて2にカトパンです。生野アナを『女帝』と呼ぶ人間もいますよ」(フジテレビ関係者) 人気面ならば加藤アナは、男性誌を中心に強い。それが局内でも支持につながっていたはず。 「加藤派は人気の松村未央アナ、山崎夕貴アナ、三田友梨佳アナなどが集まる“スター軍団”。局の中核であるにしろ、どんどん敷居が高くなってきている。地味な若手アナには居心地悪そうに見え、みんな生野派に流れたクチ」(前出・同) 2人は現在『めざましテレビ』で共演。加藤アナは4月スタートの低視聴率で打ち切り濃厚な『バイキング』にも掛け持ち出演中だ。 「MCは日替わり。出演者もお笑いや女優、音楽系などまるで一貫性がない。だからバイキングよろしく“ごった煮”と嘲笑され、スタート当初から失敗が指摘された。そんな番組に加藤アナを強硬に推したのが、ほかならぬ生野アナ」(テレビ雑誌編集者) 2人の亀裂が決定的になったのは昨年2月。社内賞である「特別賞」を加藤アナが受賞したことから。 「生野アナは1年先輩だし、実力でいったら五分五分。それを加藤アナにだけ賞を出したことに『なんでもアヤコね』と怒り心頭。以来、生野派の拡大に走り、ついに局内最大勢力となった」(番組スタッフ) 生野アナ“ご推薦”の『バイキング』は見事、その狙いがあたり視聴率低迷。4月25日には2.1%という衝撃的な低さを記録した。 「ヘタすれば3カ月で打ち切り、あるいはリニューアルは確実。生野アナは新番組、リニューアル番組にも『次も加藤さんね』と編成幹部に強力プッシュしている。よほど加藤アナを潰したいのでしょう」(前出・同) ショーパンも三十路突入。
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芸能ニュース 2014年05月13日 15時30分
ももクロファンの取り込みに失敗した『悪夢ちゃん』
女優の北川景子主演のドラマを映画化した「悪夢ちゃんThe夢ovie」が観客動員で苦戦しているという。 同作は12年にドラマ版が日本テレビで放送され、平均視聴率は11.5%とそれほど高くもなかったが、なぜか映画化。「これまで特に代表作のない北川だが、事務所が北川の代表作にしようと映画化をゴリ押しした」(映画ライター)。 同局が大々的にPR活動を行い、公開前日の2日には、映画の主題歌を歌った北川の事務所の後輩である人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」を出演させた「悪夢ちゃん」の特別ドラマを放送したものの、視聴率は9.9%と低迷してしまった。 そして、3日の公開初日を迎えたが、興行収入ランキングの初登場は7位で、興収は約1.5億円。12日に発表された興収ランクは8位と2週連続でトップ10には食い込んだものの、関係者のアテが外れてしまったというのだ。 「当初は15億から20億の興収を見込んでいたが、このままだとヒット作の基準とされている10億にも届かないのでは。日テレ局内では公開前から『映画化したことが悪夢』と興収を不安視する声もあがっており、その声が現実になってしまった」(芸能記者) その要因としては、ももクロファンの取り込みに失敗したことがあげられているというのだ。 「公開初日の舞台あいさつ、熱烈なももクロファンも多数会場にかけつけていたようだが、スケジュールの都合でメンバーが誰も来場せず。事務所が映画のPRに非協力的でももクロをもっと投入すれば多少は興収も上がったはずだが…」(同) 今後、どうPRするのかが注目される。
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芸能ニュース 2014年05月13日 15時30分
【週刊テレビ時評】ひとり勝ちの杏主演「花咲舞が黙ってない」がまた視聴率アップ
春ドラマで、ひとり勝ち状態となっている杏主演「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ/水曜日午後10時〜)の視聴率がまた上昇した。 5月7日放送の第4話の視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は16.3%で、前週より0.9ポイントアップした。これまで、初回(4月16日)17.2%でスタートし、第2話(同23日)は14.7%とダウンしたが、第3話(同30日)で15.4%と再上昇していた。第2話で一度数字を落としながら、再び上昇傾向となっているだけに、今後にも期待大だ。 第4話は、入社3年目の融資課の行員・光岡(吉村卓也)が失踪し、支店の問題を解決する臨店担当の舞(杏)と上司の相場(上川隆也)が横浜西支店に出向いた。光岡が失踪する直前に手掛けていた会社の融資だけ、支店長の中村(戸田恵子)の承認が下りていないことが分かって…という展開だった。 同ドラマと同じ池井戸潤の原作であるTBS「ルーズヴェルト・ゲーム」(唐沢寿明主演/日曜日午後9時〜)第3話(5月11日)10分拡大版は13.7%。初回(4月27日)14.1%→第2話(5月4日)11.8%とダウンしていたが、第3話で巻き返した。 初回(4月11日)14.2%と好発進した上野樹里主演「アリスの棘」(TBS/金曜日午後10時〜)は、ついに1ケタ台に転落した。ここまで、第2話(同18日)11.9%、第3話(同25日)11.9%、第4話(5月2日)11.3%と、11%台をキープしていたが、第5話(同9日)では9.5%と急降下した。 NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第19話(同11日)は13.7%で、過去最低だった前週より、1.4ポイント上げたが、2週連続で15%を割った。(坂本太郎)
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スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
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レジャー
GII毎日王冠 テレグノシス花道V
2006年10月07日 15時00分
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レジャー
アイルランドT キンシャサノキセキ断然
2006年10月06日 15時00分
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よしお兄さん、だいすけお兄さんの結婚を祝福「直接聞きました」 パパとしての喜びを語る
1999年11月13日 11時50分
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マギー司郎「童貞は舞台に立たせない」
1990年12月15日 12時55分
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中居正広がクレカ被害、詐欺師に対し「可哀想」
1990年11月15日 11時21分
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