5月7日放送の第4話の視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は16.3%で、前週より0.9ポイントアップした。これまで、初回(4月16日)17.2%でスタートし、第2話(同23日)は14.7%とダウンしたが、第3話(同30日)で15.4%と再上昇していた。第2話で一度数字を落としながら、再び上昇傾向となっているだけに、今後にも期待大だ。
第4話は、入社3年目の融資課の行員・光岡(吉村卓也)が失踪し、支店の問題を解決する臨店担当の舞(杏)と上司の相場(上川隆也)が横浜西支店に出向いた。光岡が失踪する直前に手掛けていた会社の融資だけ、支店長の中村(戸田恵子)の承認が下りていないことが分かって…という展開だった。
同ドラマと同じ池井戸潤の原作であるTBS「ルーズヴェルト・ゲーム」(唐沢寿明主演/日曜日午後9時〜)第3話(5月11日)10分拡大版は13.7%。初回(4月27日)14.1%→第2話(5月4日)11.8%とダウンしていたが、第3話で巻き返した。
初回(4月11日)14.2%と好発進した上野樹里主演「アリスの棘」(TBS/金曜日午後10時〜)は、ついに1ケタ台に転落した。ここまで、第2話(同18日)11.9%、第3話(同25日)11.9%、第4話(5月2日)11.3%と、11%台をキープしていたが、第5話(同9日)では9.5%と急降下した。
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第19話(同11日)は13.7%で、過去最低だった前週より、1.4ポイント上げたが、2週連続で15%を割った。
(坂本太郎)