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その他 2014年09月11日 15時30分
【声優の履歴書】第62回 『ドラえもん』(テレビ朝日版)第2作1期で野比のび太役を演じた小原乃梨子
声のお仕事である『声優』。顔の見えない裏方のお仕事でありながら、近年はアイドルとの垣根がなくなって来ており、バラエティー番組や、歌番組などに出演することも珍しくなく、注目度が増している職業である。そんな人気声優をフィーチャーするこの連載。第62目としてお届けするのは、小原乃梨子。 草創期の民放でTVドラマの仕事を始め、合わせて生放送時代で始まったばかりの吹き替えの仕事も開始する。小原といえば、『ドラえもん』(テレビ朝日版)第2作1期で野比のび太役を26年間務めたことはあまりにも有名である。小原が演じるのび太を見て一緒に笑い一緒に泣いて成長した大人は数知れないだろう。映画『のび太の結婚前夜』からは青年時代ののび太も演じており男性の声変わり後の声を出すのに苦労し、また本作を演じる時は照れてしまったとコメントしている。 他にも1974年『アルプスの少女ハイジ』のペーター役、1977年『超電磁マシーン ボルテスV』剛日吉役、1978年『未来少年コナン』のコナン役を演じるなど、少年役を得意とする声優の一人でもある。 一方で、「タイムボカンシリーズ」では『ヤッターマン』のドロンジョ役などの“三悪”の女ボスを毎回演じており、こちらも代表作となっている。演じる女性キャラクターは既述のドロンジョなどの女王様系から、1981年『うる星やつら』おユキ役、1982年『超時空要塞マクロス』クローディア・ラサール役などの大人しいが芯のある女性などがある。余談であるが息子の戸部敦夫はアニメーターであり『超時空要塞マクロス』では、戸部は原画として参加し、親子共演を果たしている。1980年『宇宙大帝ゴッドシグマ』(TVアニメ版)では、女性だが肉体のモデルは男性という中性的なキャラクターを演じた。また洋画の吹き替えも多数参加しており、ブリジット・バルドーやシャーリー・マクレーンなどを持ち役としている。 『ドラえもん』(テレビ朝日版)第2作1期のジャイアン役・たてかべ和也とは共演が多く、『ドラえもん』と「タイムボカンシリーズ」では、演じるキャラクターの力関係が逆になっていることにも注目したい。
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スポーツ 2014年09月11日 15時30分
キューバよりもHIROSHIMA カープ外国人選手の去就に注視せよ!
今季、日本プロ野球界の“助っ人事情”が大きく変わると思われていた。 “野球王国キューバ”が自国選手の海外移籍(メジャーリーグは除く)を認め、巨人がフレデリク・セペダを獲得したのを皮切りに、DeNAにはユリエスキ・グリエル、千葉ロッテにはアルフレド・デスパイネが入団。さらに巨人は、20歳の投手、エクトル・メンドーサの“追加獲得”した。 「キューバから亡命した多くの選手がメジャーリーグで活躍しています。キューバ野球のパワー、身体能力の高さを考えると、日本でも活躍してくれると大多数が信じていました。キューバ政府が『交渉可能選手』のリストをすでに用意しており、日本の各球団はそのなかから選択するしかありませんでしたが」(プロ野球解説者) 各球団の戦力事情もあり、全員に「ダメ出し」することはできないが、ペナントレースを動かすような存在感は見せてくれなかった。 キューバ選手との契約は、現時点で基本的に1年だが、米国と国交を断絶したままの状況や、契約金や生活環境で比較した場合、韓国、台湾、メキシコのプロ球団は日本に太刀打ちできないだろう。今後、キューバ政府が“現役バリバリの主力選手”の海外行きを認めるか否かは分からないが、キューバ選手の正規獲得ルートは日本プロ野球界が独占したと言っても過言ではないだろう。 「キューバ政府は基本的に交渉の門戸を常に開いています。これまでは12球団渉外担当者が足繁く通って、米マイナー球団や代理人との信頼関係を築いたり、2、3年分の追跡調査をしてから正式な獲得交渉に入るという球団もありました。キューバ政府は基本的にNPB12球団と平等に付き合っていくつもりなので、キューバは交渉がまとまりやすいルートとも言えます」(前出・関節者) だが、かき消すことのできない『現実』もある。外国人選手の「当たり、外れ」だ。どんなに緻密な調査をしても、日本球界に適応できない外国選手もいる。それを補う方法−−。他球団が解雇した、もしくは契約更新でもめて退団した外国人選手を拾うのだ。爆発的な数字は期待できないが、打率、打点、本塁打数は確実に計算できる。 おそらく今後、NPBの外国人獲得ルートは、米国、中南米から新規獲得する選手に『キューバ・ルート』が加わるが、確実に計算の立つ“外国人選手の使い回し”もなくならないだろう。 「広島カープの外国人選手がどうなるのか、他11球団は注視しています。独自ルートで発覚・獲得したバリントン、ミコライオ、キラ、エルドレッドの4選手が優秀なうえに、今季は好左腕のフィリップスを加え、ドミニカのアカデミー出身のロサリオも活躍しています。途中加入のヒースも好投している。外国人枠の問題を考えると、この6人をどう整理するのか…」(前出・解説者) 野球協約では、外国人選手の一軍登録は4人。他球団を経由した選手でもなければ、キューバでもない、独自ルートで発掘してきた6人は、全員優秀である。だが、広島という球団は「無駄な出費」を嫌う。毎年、選手総年俸は20億円前後と決めたら、その枠内でおさめる努力もする。また、外国人選手の年俸は、決して安くない。したがって、他球団は「二軍に置いておくのなら、必要最低限(4人)に絞り込んで来るのではないか?」と見ているのだ。 「あくまでもこちらの予想ですが、ロサリオを最初から一軍で使うとするならば、バリントン、ミコライオ、キラ、エルドレッドの誰かを切らなければならない。ヒースを使うのなら、バリントン、ミコライオ、フィリップスの3投手を天秤にかけることになる」(前出・関係者) “使い回し”では、最優良ルートは広島というわけか。 今季だけで判断するのは難しいが、キューバ選手は食事、移動手段などでも戸惑いを見せていた。中日ドラゴンズはドミニカ共和国に強いネットワークを持っており、「独自ルートを開拓した点は見倣うべき」とし、キューバ政府とは距離を置いて付き合おうとしている球団もあった。 しかし、デスパイネの入団会見時、ロッテの松本尚樹編成統括と林信平球団本部長はこう語っていた。 「代理人が介在する他国の選手とは違い、(獲得交渉と契約内容は)シンプルでクリーン」 契約金や年俸の一部は政府が徴収するが、選手もかなりの額を手にする。キューバ選手の来日は、外国人選手の年俸以外でお金をかけすぎた現状も見直すきっかけになったようだ。
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スポーツ 2014年09月11日 15時30分
今季終戦のダルビッシュ 監督辞任で来季の立場に変化も
レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(28)の今季が早くも終了した。 ダルビッシュは右ヒジの軽度の炎症のため、故障者リスト(DL)入りしていたが、9月4日(日本時間5日)に再検査を行った上で、6日(同7日)に球団が会見。 検査結果はじん帯には異常はなく、炎症を起こしている箇所も順調に回復しているという。それでも、今季は登板させないことを決めた。ジョン・ダニエルズGMは「無理はさせたくない」とした。この背景には、ア・リーグ西地区の最下位を独走中とのチーム事情もある。ダルビッシュは「言われたので、その通り従うだけで仕方のないことだと思う。1年間通してずっと投げることが仕事なので、その仕事ができないというのは悔しい」とコメントした。 今季のダルビッシュは22試合に登板し、144回1/3を投げ、10勝7敗、防御率3.06、奪三振182。ルーキーイヤーから3年連続2ケタ勝利は達成したが、シーズン途中の離脱で、自己ワーストの成績となり、初めて規定投球回数にも満たなくなる。 ダルビッシュといえば、ショッキングなことも起きた。入団以来、良き理解者として、サポートしてきたロン・ワシントン監督が5日(同6日)、突如辞任を発表したのだ。 ワシントン監督は来季まで契約を残していたが、球団を通じ、「つらいことだが、野球から離れることが家族にとって最良の選択。今季の残念な結果とは関係はない」とコメントしたが、真偽のほどは定かではない。 監督辞任について、ダルビッシュは「監督が辞任される理由がハッキリしないので、コメントするのはとても難しいですが、入団以来、私にとてもよくしてくれました。偉大な監督で、人間としても素晴らしい方でした」と話し、動揺は隠せず。 ワシントン監督はダルビッシュを常にエース格として扱い、その登板時には、相性がいいジオバニー・ソトを“専属捕手”として起用するなど、最大限に配慮してきた。次期監督がワシントン監督同様に、ダルビッシュに対して、特別扱いをするかどうかは疑問符が付く。 良き理解者が去り、“恋女房”のソトは、8月24日(同25日)、アスレチックスにトレードされてしまった。 信頼を寄せていた2人が去ったことで、ダルビッシュの心理に微妙な変化をもたらすのは間違いないだろう。来季、これまでのような成績が残せるのか、不安がよぎる。(落合一郎)
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芸能 2014年09月11日 15時10分
「キングオブコント2014」ファイナリスト決定 ニューフェイスが旋風を巻き起こせるか!!
日本一のコント師を決定する「キングオブコント2014」の決勝進出者10組が10日、発表された。今年は2810組がエントリー、優勝者には賞金1000万円が贈呈される。 決勝進出者はアキナ(初)、犬の心(初)、巨匠(初)、さらば青春の光(3回目)、シソンヌ(初)、チョコレートプラネット(2回目)、バンビーノ(初)、ラバーガール(2回目)、ラブレターズ(2回目)、リンゴスター(初)。決勝初進出は6組となり、フレッシュなメンバーが揃った。新たな旋風を巻き起こせるかが、注目される。 そして今大会は、決勝枠が8組から10組増え、決勝進出者は各コンビ&トリオが一騎打ち形式で対戦するルールに改定された。審査員は従来の準決勝まで勝ち進んだお笑い芸人たちが務める。 第一試合 シソンヌVS巨匠 第二試合 ラバーガールVSリンゴスター 第三試合 バンビーノVSさらば青春の光 第四試合 ラブレターズVS犬の心 第五試合 チョコレートプラネットVSアキナ 芸人人生を懸けた同大会は、10月13日(月・祝)の午後8時〜10時54分に生放送される。
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スポーツ 2014年09月11日 15時00分
優勝へ広島カープが燃え上がる「土砂災害」樽募金の威力
“カープ女子旋風”に続き赤ヘルのお家芸ともいえる「樽募金」が始まり、ファンばかりでなく、選手たちの士気が一気に盛り上がっている。 8月20日未明に降った猛烈な雨で広島市内は広範囲にわたって土石流が発生。70人を超す住人が亡くなった。そこで広島カープ選手会は26日の試合前にマツダスタジアムで義損金の呼び掛けを行い、選手会長の梵、エース前田をはじめ、大瀬良、丸、菊池、堂林ら14選手が参加。あっという間に長蛇の列ができた。 「ニュースが出たときに選手会で話が出た。やってよかった。ファンと選手との間に強い絆ができた感じがする」と梵は熱く語った。 ファンの熱意に27日も呼び掛けを実施。カープとしても監督、コーチ、選手会、球団で義損金1000万円を被災者に、球団も広島市に1000万円をそれぞれ寄付し、広島市内では「さすがカープじゃ」との声しきりだった。さらに“カープ女子”も参戦。22日〜24日の3日間、広島女学院大学の学生たちがスタジアムの入り口で「樽募金」を行い、283万2267円を集めた。 「カープファンは樽募金が始まると燃える。目の前に大樽が置かれてあって、わんさかお金が入っていても、誰一人盗ろうとする輩はおらん。それがカープ気質。先人達が身銭を切ってチームを支えてきたという自負とプライドがあるからじゃ」(オールド広島ファン) 親会社を持たず、市民球団として発足したカープは球団創設時から資金難にさいなまれた。昭和26年には深刻な球団経営状態から給料遅配や遠征費が払えない状況に陥り、初代監督の石本修一氏は球場の入り口に酒樽を設置し、募金を呼び掛けた。これが有名な「樽募金」の始まりで、当時の金で400万円を集め、球団存続の危機を救ったという。 その当時の熱気が今回の土砂災害でにわかに復活。これは大きい。ファンの多くは東北楽天の田中将大がそうだったように、被災地に優勝をもたらしてくれる前田健太を快くメジャーに送り出してやりたいと願っている。それをわかっているから、マエケンもここからギアを一気に上げ、打線も後押しする。 阪神を難なくいなした巨人にとっては、被災地の希望を背負う赤ヘル軍団こそが最後の強敵となる。
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社会 2014年09月11日 13時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第91回 安全保障と効率化
広島市の北部を襲った集中豪雨で各地に土砂災害が発生し、70名を越える死者・行方不明者が出てしまった。 特に被害が大きかった広島市の安佐南、安佐北両区に流れ込んだ土砂は、市の推定で50万立方メートルに達している。 昨年10月の伊豆大島の土砂災害の際の土砂量は、約17万5000立方メートルであった。今回の広島市の土砂災害は、土砂量が伊豆大島の災害の3倍に達したことになる。 さらに、現地では救助活動中の消防隊員の方までもが犠牲になってしまった。二次災害の危険が高いため、救援活動は難航した。 広島市では、1999年6月にも崖崩れや土砂災害により20人が亡くなり、結果的に2001年に土砂災害防止法が施行された。 土砂災害防止法は、国民の生命を守るため、土砂災害の可能性がある区域について、 「危険の周知」 「警戒避難体制の整備」 「住宅等の新規立地の抑制」 「既存住宅の移転促進」 など、主にソフト的な対策を推進することを目的としている。 土砂災害防止法は各都道府県に対し、危険個所を事前に調査し、警戒区域や特別警戒区域に指定した上で、市区町村がハザードマップを作成し、配布することを義務付けているのだ。 特別警戒区域に指定された地域では、宅地開発が規制されることになる。 今回、被害にあった地域の多くは、警戒区域に指定されていなかった。一部の報道によると、市役所の人員不足により、警戒区域、特別警戒区域の指定作業が遅れていたとのことである。 '90年代以降、日本政府及び日本国民は、ひたすら「効率化」を追い求め、例えば「防災」という安全保障のために必要なリソース(予算、人材、企業等)までを切り詰めてきた。 広島市の市役所の人員不足により、今回の被災地域の警戒区域・特別警戒区域の指定作業に遅延が生じていたとすると、まさに上記「効率化追求」の結果として被害が拡大したとしか言いようがない。 そして、地方自治体の人員不足が理由で、十分な「防災という安全保障」が確立していない地域は、別に今回の被災地に限った話ではないだろう。 大変残念なことに、安全保障の強化と効率性の追求は、少なくとも短期的にはトレードオフ(一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ない状態のこと)の関係にある。 安全保障を強化すればするほど、システムは次第に効率的ではなくなり、余計なコストがかかる。理由は、安全保障が、 「いつ、起きるかわからない、あるいは、起きるかわからない非常事態」 に備えるという性質を持つためだ。 起きるかどうか、未確定の非常事態に備える以上、ある程度の「無駄」が生じるのは、これはもう仕方がない話だ。 逆に、無駄を削り取り、最小のリソースで非常事態に備えようとすると、当たり前の話として安全保障は弱体化する。 この世に「最低のコストで、最高の安全保障を実現する」などという、魔法は存在しないのだ。 また、今回の土砂災害では、広島市の避難勧告の発令が遅れたのではないか、との指摘が出ている。 避難勧告が出たのは、土砂崩れが相次いだ「後」のことだった。広島市の松井一実市長は、8月26日に、夜間に対応する避難勧告のマニュアルがなかったことを明らかにし、勧告の遅れについても認めた。 もっとも、筆者は現時点で広島市の避難勧告の件や被害想定の件を批判したいわけではない。広島市の避難勧告の遅れについて取り上げたいのは、例えば、 「被害想定範囲を極めて広くとっていたため、必要のない住民までもが避難させられた」 「避難勧告が早すぎ、結局、土砂災害は発生しなかった」 といったケースを、住民(国民)側がいつの間にか「無駄なことを!」と非難するようになってしまい、自治体側が、 「避難想定範囲の設定や、避難勧告は、できるだけ、効率よく、できるだけ住民から苦情が来ないように」 という空気になってはいないか、という問題を提起したいためである。 バブル崩壊とデフレ化により、日本国民は貧困化し、無駄を許容する「余裕」を失っていった。結果的に、我々日本国民は効率化のみを「善」とし、安全保障の強化という「非効率」な行為を「悪」と認識してはこなかっただろうか? 答えがYESだったとすると、有権者(国民)から選ばれる政治家は、 「行政の無駄を削ります!」 「公務員の効率化(非正規雇用への切り替えなど)により、税金を効率的に使います」 などと叫ぶことで喝采を浴び、かえって票を獲得できるという話になってしまう。 「行政の無駄を削ります。抜本的に行政を改革します」 などと、中身のない綺麗事を主張して当選した政治家たちが、防災など安全保障の強化という「非効率」な政策を推進することができるだろうか。筆者は、不可能だと思う。 長期にわたりデフレが継続し、日本国民は「節約こそ善」「効率化こそ善」「切り詰めこそ善」、そして「無駄は悪」という、偏った価値観を持つに至った印象を受けるのだ。昔の諺にならえば、貧すれば鈍する、である。 現在、我が国の防衛、防災といった安全保障が危機に瀕している。日本国民を守る安全保障を強化するためには、まずは日本国民が、 「安全保障を強化し、自分たちを守るためには、ある程度の無駄が発生しても当たり前」 という、普通の認識、つまりは「常識」を取り戻す必要があると思うのだ。国民が無駄を許容する心を持ち得ない国で、安全保障を強化することなどできるはずがない。 もちろん、 「安全保障強化のためには、どれだけコストを費やしてもいい」 というわけではない。要は安全保障強化と、効率化の間のバランスを取らねばならず、現在の日本はバランスが「効率化」「コスト削減」「無駄の排除」に傾きすぎてはいまいか? という話なのである。三橋貴明(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、わかりやすい経済評論が人気を集めている。
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社会 2014年09月11日 12時00分
日本海大地震「M7.4 津波23メートル」が原発を襲う
政府の有識者検討会が8月26日、日本海巨大地震の想定を初めてまとめた。北海道から九州北部の沖合の断層を分析した結果、地震の規模は最大でM7.9、これにより沿岸を襲う津波は最大で23・4メートル(北海道せなた町)にも上るというのだ。 「検討会は海底の地形や地層に残された津波の堆積物を基に、60の断層について調査してきた。M7.9と推定されたのは北海道宗谷岬沖と青森県沖。津波高は、せなた町以外にも北海道奥尻島の一部で18.8メートル、石川県珠洲市の一部で15.8メートルが予想されている。ただし、発生確率までは出されていないように過去の地震データ自体が少ないため、想定を上回る可能性もあります」(サイエンスライター) 日本海では1983年に日本海中部地震(M7.7)、'93年に北海道南西沖地震(M7.8)が発生し、それぞれ死者104人、202人の大きな被害を出したが、その大半は津波によるものだ。 「一昨年に発表されたト部厚志新潟大学准教授(地質学)による堆積物の調査では、新潟県佐渡島には過去9000年間で少なくとも26回の大津波が押し寄せた可能性があることもわかっている。また京都府の真名井神社の境内には『波せき地蔵』があり、701年に海抜40メートルのこの土地にまで津波が襲ったという伝えが残っているほどです」(同) しかも今回の分析結果では、北海道や山形県、新潟県などの15市町村には地震発生から1分以内に津波が到達するとされ、東大名誉教授の阿部勝征検討会座長は会見で「震源が海岸に近いので予想よりも早く津波が来ることがあり、場合によっては揺れている最中に逃げなくてはならないこともある」と述べた。 防災ジャーナリストの渡辺実氏も言う。 「日本海では陸地の近いところにある断層が動くため、奥尻の地震を見てもわかるように発生すれば非常に厳しい状況に陥る。揺れが長く続いた場合、逃げる間もなく津波が到達することになりかねないのです。しかも、日本海の地方都市は高い建物があまりない。津波避難タワーや人工的な丘を作ることが必要です」 また、日本海側には泊原発(北海道)や柏崎刈羽原発(新潟県)など、建設中の大間原発(青森県)も含め11カ所の原発がある。今回の結果では各電力会社の津波想定を下回っていたというが、あくまで初の調査によるもの。不安は募るばかりだ。
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芸能 2014年09月11日 11時45分
とっくに警察沙汰になっていた江角マキコの“落書き事件”
“ママ友いじめ”が原因で、一昨年12月に当時の所属事務所マネージャーに命じ、新築間もないタレントの長嶋一茂邸に「バカ息子」などと落書きさせていたことを先月発売の「週刊文春」(文芸春秋)で報じられていた、女優の江角マキコ。9日に自身のブログを更新し謝罪したが、当時、一茂側が警視庁に被害届を出していたことを一部スポーツ紙が報じている。 「文春」が先月28日発売号で、12年12月末、江角が当時の男性マネージャーに依頼し、「スプレー代」として10万円を渡したうえで、一茂宅の壁やガレージに「バカ息子」「アホ」などとスプレーで落書きさせたなどと報じられた。 ところが、江角は9日付けのブログで、騒動について謝罪したものの、「私自身、週刊誌でこの件を初めて知った次第で、その後、元マネージャーから私に対し、このような事態をおこして迷惑をかけたとして謝罪の連絡がありました」と“寝耳に水”であったことを強調していた。 とっくに騒動は収束した形だが、一部の記事によると、当時、一茂側は、自宅が落書き被害に遭ったとされる12年12月末、警視庁の所轄署に被害届を提出。警察は被疑者不詳のまま受理して捜査を開始していたが、警視庁は同誌発売後から今月初めにかけ、元マネージャーを事情聴取したところ、男性は落書きしたことを認めたという。江角からの依頼有無について話したか、江角の聴取が行われたかなどは不明だというが、元マネージャーが器物損壊の疑いで書類送検される可能性もあるというのだ。 「江角が依頼したとなると、器物損壊の幇助で書類送検される可能性が高いが、すでにマネージャーと江角の間で話し合いがついているというから、江角の関与については口を閉ざしているのでは。江角の謝罪を受け、ブログのコメント欄には激励の書き込みが殺到したというが、このままで済まされるはずがない」(芸能記者) 江角はそろそろ事件の“真相”を明かし、もっと真摯に謝罪した方が良さそうだ。
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芸能 2014年09月11日 11時45分
SKE48須田亜香里が「AKB49〜恋愛禁止条例〜」出演でトラウマを克服!?
SKE48の宮澤佐江(SNH48兼任)と須田亜香里が10日、都内で開催されたミュージカル「AKB49〜恋愛禁止条例〜」(9月11日〜16日/アイア シアタートーキョーにて)の公開ゲネプロに、他の出演メンバーと共に出席した。 同作は、累計330万部を突破した人気コミックの舞台化。全ナンバーをAKB48の楽曲で贈るAKB48ミュージカルとして上演され、舞台上でメンバー自らが歌い、演じる。主役の男女2役を宮澤が、宮澤のライバルを須田が演じる。 役作りのために髪の毛を短く切った宮澤は、「見終わって、何か胸が熱くなる作品に仕上げたいなと思っています」と気合い十分の様子。須田は、中学生の頃に「仲良くなったと思った友達」から「オンチ!」と言われた体験がトラウマとなり、歌うことに対してコンプレックスを抱くようになった経験を明かした。同作出演で「改めて歌と向き合う機会をいただきました」「これをきっかけに、歌うことをもっと好きになって、輝いていけたらなと思っています」と語った。(竹内みちまろ)
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芸能 2014年09月11日 11時45分
ASKA被告の入手先? 組事務所を家宅捜査
ASKA(本名=宮崎重明)被告が覚せい剤や合成麻薬MDMAを使用したなどとして逮捕、起訴された事件に絡み、10日に警視庁組織犯罪対策5課は麻薬取締法違反と覚せい剤取締法違反の疑いで、新宿区の指定暴力団住吉会系組事務所など2カ所を家宅捜索した。 警視庁組織犯罪対策5課は新たに組関係者ら6人をこれまでに覚せい剤取締法違反容疑で逮捕。逮捕者はさらに増える見込みということも一部メディアで報じられている。
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