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アイドル 2016年08月01日 11時10分
ベイビーレイズJAPAN、主催フェス出演者第3弾発表! 2ndアルバムのタイトルは『ニッポンChu!Chu!Chu!』に決定
ベイビーレイズJAPANが7月30日にOTODAMA SEA STUDIOにてワンマンライブ「IDOROCK BEACH PARTY!」と「林 愛夏ハピバLIVE」の2公演行い、1公演目の「IDOROCK BEACH PARTY!」では、「EMOTIONAL IDOROCK FES. 69時間パーティー! パーティー!! ファイヤー!!!」の出演者第3弾が発表され、2公演目の「林 愛夏ハピバLIVE」では、9月21日に2年ぶりに発売されるセカンドアルバムのタイトル『ニッポンChu!Chu!Chu!』が発表された。 「EMOTIONAL IDOROCK FES. 69時間パーティー! パーティー!! ファイヤー!!!」はベイビーレイズJAPANのデビュー4周年を記念して企画されたイベントで、新宿ReNYにて10月6日から9日にかけて69時間にわたって行われる。 今回発表されたのはAMEMIYA、がんばれ!Victory、山崎あおい。今まで発表のあった大阪☆春夏秋冬、Qaijff、清 竜人25、ザ・チャレンジ、SABOTEN、鶴、DJ ダイノジ、PASSPO☆、PAN、ひめキュンフルーツ缶、ベイビーレイズJAPAN、リアクション ザ ブッタ、LIFriendsも特設サイトにて出演日が発表されている。 1公演目の「IDOROCK BEACH PARTY!」では、水着にTシャツを着て、下はショートパンツという夏仕様で登場。1曲目の「夏色パーティ」から、梅雨明けした夏本番の気分を一気に盛り上げた。メンバーは、ライブ前に由比ガ浜に遊びに行っていたようで、大矢梨華子が「海に入るのは今日が人生で初めて」と告白し、会場を沸かせた。 「ぶっちゃけRock'n はっちゃけRoll」では落書き入りカラーボール、ビーチボールを客席に投げ入れ、アンコールでは、ビーチボールや浮き輪をもって登場するなど、メンバーも観客も大いに夏を楽しんだライブとなった。 2公演目の「林 愛夏ハピバLIVE」では、普段、傳谷英里香が担当する「最上級!!」での萌えセリフを今回は林が担当し、「私は、手を繋いだりするのは苦手だけど、今日は良いよ」とのセリフに会場は熱狂。林の「一緒に最高の夏にしましょう!」とのMCから始まった、「栄光サンライズ」から「夜明けBrand New Days」までのノンストップで歌われた怒涛のラスト6曲では、会場が一体となった大きな盛り上がりを見せた。 アンコール冒頭では、傳谷からアルバムタイトル『ニッポンChu!Chu!Chu!』が発表。歓声の中「スーパーノヴァ」が披露されると、サプライズで林の誕生日を祝うケーキが用意された。 「生きて来た中で一番出し切ったライブをしちゃって、何かが外れて…」との長すぎる林のコメントを遮るように「夏色パーティ」が始まるなど、本公演の主役の林が、会場を一番楽しませてくれたライブとなった。 今年の夏は、さまざまなイベントに出演することが決まっているベイビーレイズJAPAN。その集大成となるであろう、主催イベントの「EMOTIONAL IDOROCK FES. 69時間パーティー! パーティー!! ファイヤー!!!」では、今回の2公演のように多くのアイデアと彼女たちのサービス精神によって、大いに楽しませてくれるイベントとなることは間違いないだろう。
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芸能ニュース 2016年08月01日 11時05分
GLAY、20万人ライブを行った聖地・幕張でファンクラブ発足を記念した5年ぶりのファンクラブ限定ライブ
8月3日にTVアニメ「クロムクロ」のオープニングテーマを収録した54th Single「DEATHTOPIA」の発売を控えたGLAYが、7月30日、31日にGLAYオフィシャルFan Club「HAPPY SWING」の発足20周年を記念して5年ぶりにファンクラブ限定ライブを幕張メッセで開催し、2日間で5万6000人が来場した。 ライブ最終日7月31日は、1999年に同じく幕張で行われた伝説の20万人ライブ「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」と同日。1曲目はファンクラブの名称にもなっている楽曲「HAPPY SWING」からライブがスタート! なお20万人ライブ「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」もこの曲からスタートしている。 会場には360度センターステージが設けられ、ステージが回転するなど、迫力のライブを披露。またライブの構成に関してもメンバー4人それぞれのプロデュースコーナーで構成されており、各メンバーが作曲した楽曲を4ブロックに分けて演奏された。 ライブで初披露する曲もあり、全体で本編26曲、アンコールを含め全28曲演奏され、合計で3時間を超えるボリューム満載の公演となった。 またライブ中のMCでTERUは「ベネチアに旅行に行った時、友人からGLAYのライブを観てみたいと言われたことをきっかけに、10年後の30周年はベネチアでライブを行いたい」との夢を語った。 リーダーTAKUROからも「GLAYは大きな夢を語り、それを叶えていくことで大きくなってきた」と語り、これからもGLAYの活動からますます目が離せない。 また8月3日にリリースされる54th Single「DEATHTOPIA」は全てHISASHIが作曲を手がけた楽曲だけを収録した1枚であり、ライブMCでも「デジタルなどで音楽が聴ける時代だが、自分の作った楽曲をまとめた1枚がCDになり、完成した作品を手に取った時やはり素直に嬉しかった」と語った。ライブ音源なども含まれた全8曲全てがHISASHI作曲であり、まさにファンにはたまらない1枚となっている。 アンコールでは、TVアニメ「クロムクロ」第2クールオープニングテーマ「超音速デスティニー」を披露し、ラストはライブ鉄板ナンバー「彼女の“Modern…”」を演奏、大盛り上がりの中、最後にTERUはMCで「20年間支えてくれて本当にありがとう。そして10年後もその先もずっと一緒に大きな夢を見ていこう!」と語り、改めてGLAYとファンの絆の強さを感じさせられたライブであった。
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社会 2016年08月01日 11時00分
丸山和也参議院議員インタビュー 「18、19歳が与党支持なんてつまらない国になったな」(3)
−−自民党の改憲草案には賛否両論があります。 自衛隊をきちっと認めて、国防軍にするというのはいいし、強い国づくりを進めるという点もいい。しかし、個人的に、改憲草案には賛成できないところもある。 オレは、強い国を作るためには個人の自由を強くすべきというのが基本的な考えだ。ところが、日本では強い国を作ろうとすると、個人の権利を制限しようとする。自由意志の個人を拘束して集団として強くしようとする。同じ強い国づくりといっても、そういうところがアメリカやヨーロッパとは大きく違うところだ。 自民党の改憲草案は、個人の自由を制限する方向に持っていこうとするようにも読める。緊急事態条項も扱い方次第で問題になる。オレはそこは反対だ。党内でそういうことを言うんだけど、なかなか理解されない。 それは教育も含めて、普段からの国づくりの在り方でもある。強い個人の集合体として、結果として国全体が強くなるようにすべきだ。そうじゃないと、グローバルでは通用しない。日本は世界のどこに行っても活躍できるような強い人間を作るべきだ。 オレは、日本は個人が強くてめちゃくちゃやっている国だとは全然思わない。かなり個人の自由が束縛されて、うるさい国だと思っている。思想というより集団主義の文化のせいでもあるが…。戦前みたいに、たとえ国が強くても、窮屈で住み心地が悪ければ面白くないではないか。 それから、自民党の草案は、やたら家族とか家族の絆とか言い過ぎる。極端な話、離婚する人は憲法違反か、みたいなことになってくる。社会の絆、国民の絆とか、何だか絆でがんじがらめになってしまう。そうじゃなくて、自由に暴れる国民をいっぱい育てて、でも、決まったことはきっちり守るという、そんな国づくりがいい。 −−内閣支持率も堅調。安倍首相の政権運営に死角はないのでは? 安倍さんは自分に近い人を重用し過ぎるきらいがある。人事も生理的な好き嫌いで判断する傾向が強いのではないかな。感覚的に自分に合うか合わないかが強い。思い込みも強いと言われている。合わないと感じると対応が冷たいし、合うと思えば大事にする。 例えば、今回、比例で出てきた評論家出身の候補者なんかはそうじゃないかな。安倍さんと気が合うのだろう。すごく票を取っていたけど、あれは党本部が団体を付けていたんだと思うよ。そうじゃないと、あんなに票を取れるわけがない。 比例候補は、例えば医師会や郵便局長会などのような組織や利益団体の代表として出てくるから組織票が集まるんだけど、評論家はそういうのがない。そこで党本部が組織票をくっ付けるわけだ。いくらテレビに出ているとはいえ、個人の人気だけではそれほど票は取れない。 オレが出馬したときは投票まで1カ月くらいしかなかったから、当時の幹事長から「団体は全部使っちゃったから残ってないんだよ」なんて言われて、付けてもらったのは票になりそうもない社交ダンスの団体だった(笑)。それでも当選できたからよかったけどね。(文中敬称略)丸山和也(まるやま かかずや)1946年兵庫県生まれ。東京の中心に法律事務所を構える。日テレ系人気番組「行列のできる法律相談所」レギュラー出演中の2007年、参議院選挙に自民党から出馬し当選。現在2期目。自民党司法制度調査会会長、参議院文教科学委員会委員長。「丸山総合法律事務所」代表。
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レジャー 2016年08月01日 10時40分
【第16回アイビスサマーダッシュ】ベルカントがアタマ差制して優勝
競馬のサマースプリントシリーズ「第16回アイビスサマーダッシュ」(GIII・芝直線1000メートル、31日新潟競馬13頭)は、単勝1番人気のベルカント(55キロM.デムーロ騎手)が2着ネロ(56キロ内田博幸騎手、2番人気)との激闘をアタマ差制して優勝。2連覇を達成した。3着プリンセスムーン(54キロ北村友一騎手、3番人気)1馬身1/4。ベルカントは父サクラバクシンオー、母セレブラールの牝5歳馬(栗毛)。馬主は(株)ノースヒルズ。戦績=19戦6勝(うち海外1戦0勝)。主な勝ち鞍=重賞5勝目(13年ファンタジーS、14年フィリーズレビュー、15年アイビスSD、15年北九州記念)。デムーロ騎手と、角田晃一調教師は昨年に続き2勝目。「配当」単勝(4)240円複勝(4)110円(13)110円(6)130円枠連(4)(8)330円ワイド(4)(13)170円(4)(6)240円(6)(13)230円馬連(4)(13)360円馬単(4)(13)670円3連複(4)(6)(13)480円3連単(4)(13)(6)1800円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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スポーツ 2016年07月31日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND12 〈想定外だったファン離れ〉 テリー・ファンク最初の引退試合
日本のプロレス界において鬼門ともいえるのが、引退からの現役復帰アングルであろう。一つやり方を間違えれば、いかに人気のアイドルレスラーとて、ファンからの強い反発を受けることになる。 スポーツ選手における引退からの現役復帰は、決して悪いイメージばかりではない。アメリカならバスケットボールのマイケル・ジョーダンにボクシングのジョージ・フォアマン。日本でもテニスのクルム伊達公子などは、全盛時のパフォーマンスには及ばずとも、いずれも“レジェンド復活”と好意的に捉える声は多かった。 だが、日本のプロレス界においては多少事情が異なってくる。 「引退から復帰のイメージを決定的に悪くしたのは、間違いなくFMW時代の大仁田厚で、これは『週刊プロレス』でも全否定されていた。1年にわたって引退ツアーをしておきながら2年も待たずに復帰とは、ファンに対する詐欺にも等しいという理屈です」(プロレス記者) いささか感情に走った批判ではあったが、しかし、多くのファンもこれに同調した。 「特に日本のファンは『プロレスはインチキ、八百長だ』との世間の声に常にさらされてきたからか、選手や関係者の嘘やごまかしには極めてナイーブで、『面白ければいい』と開き直って楽しめないところがある。もともと好き嫌いの分かれる大仁田だから批判されたわけでもなく、それ以前には絶対的なアイドルレスラーだったテリー・ファンクですら、引退からの復帰で著しく人気を落とすことがありました」(同) テリーが最初に引退を口にしたのは1980年のことだった。 「私のヒザは皆が思っている以上に状態が悪い。まだ動けるうちに身を引きたいので、3年後の誕生日に引退する」 このときテリーは36歳。唐突な発言にファンもマスコミ関係者も驚かされた。とはいえテリーは、その後も一線級で活躍。'82年には世界最強タッグリーグで3年ぶりに優勝するなど、引退宣言もうやむやになりそうなムードだったが、前言通り'83年6月には『テリー・ファンクさよならシリーズ』が開催された。 全日のレスラーグッズなどを扱うジャイアントサービスからは、引退記念の自伝書『さよなら日本の友達! オレは…アマリロの熱き風になる』も刊行されるなど、周到に準備された引退ロードであった。 当初、引退の日に指定された6月30日のバースデーから遅れること2カ月、8月31日の日本武道館大会において正式な引退試合が開催される。兄ドリーとの最後の兄弟タッグで、対するはテキサス・ファンク一家出身のスタン・ハンセン&テリー・ゴディ。 試合前のセレモニーで、長年の全日への功績をたたえて感謝状と盾が贈られると、テリーは社長のジャイアント馬場とガッチリ握手し、笑顔でファンの声援に応えた。 そうして迎えたメーンイベント、おなじみ『スピニング・トーホールド』のテーマ曲に合わせて応援団が黄色のポンポンを振るう中、テリー&ドリーのザ・ファンクスが入場する。 もちろん館内はテリーコール一色。しかし、ハンセン組が「テキサスの化石になれ!」と、いつもながらのブルファイトに出ると、兄弟分断で孤立したテリーは早々に額から出血。が、テキサス・ブロンコは死せず。 右ジャブから反撃に転じると、伝家の宝刀スピニング・トーホールドこそカットされるが、ゴディのボディープレスを自爆させると、コーナー最上段から飛び掛かるようにしての回転エビ固めで3カウントを奪取した。 自ら有終の美を飾ったテリーは、ファンに向けて涙ながらに「さよなら、フォーエバー」を連呼したのだった。 だが、そんな感動のラストマッチからわずか1年後に、テリーは復帰することになる。ハンセン&ブロディの超獣コンビを相手取り孤軍奮闘するドリーの姿に、たまらずリングインという筋立てではあったのだが…。 「ファンの反応は驚くほどに薄かった。引退の前からすでに『もうファンクスはオールドタイマーで、超獣コンビに叶わない』と見られていたこともあり、テリー参戦への期待感そのものが薄かったし、やはりそれ以上に早過ぎる引退撤回への違和感が強かったようです」(全日関係者) 結局、テリーはかつての人気を取り戻すことなく、'85年に米国WWEと契約したのを機に、全日のリングを離れることになった。 「最初の引退発表時にテリーが満身創痍であったことには違いなく、また、シルベスター・スタローン主演の映画『パラダイス・アレイ』に出演したことから、映画俳優への色気もあったようです。ただ、それを利用して引退アングルを組み、商売にしたのは全日側の意向。しかし、テリーの人気なら復帰もスムーズに受け入れられるとの読みは、完全にハズレてしまいました」(同) 以後のテリーは引退と復帰を繰り返し、齢70を過ぎた現時点でも、正式な引退は表明されていない…。
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スポーツ 2016年07月31日 14時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 快進撃の条件が出揃った「岩隈久志」勝負の後半戦
マリナーズ岩隈久志は今シーズン、開幕から失点が多く、シーズン前半を終えた時点(7月10日)の防御率は4.25という冴えない数字だった。それでもチーム最多の9勝をマークしているのは好投しなくても味方打線が大量得点してくれるからで、RS(9イニング当たりの得点援護)6.28はア・リーグの先発投手で3番目に高い数字だ。 防御率4点台という不調が続く最大の要因は、相性が抜群にいい捕手ヘスース・スークレが今年1月のウインターリーグで脚を骨折。長期欠場することになったため、新加入の正捕手アイアネッタと、同じく新加入の第2捕手クレベンジャーを相手に投げることになったからだ。 岩隈は、左打者には速球とスプリッターを高低に投げ分けて打者の目線を狂わせ、凡フライや三振に仕留めるパターンが基本線だ。しかし、新しい女房役は高低を効果的に使ったリードができず、スプリッターを痛打されるケースが続出。 一方で、右打者にはスライダーとシンカー(シュート軌道の速球)を両サイドに投げ分けてゴロを引っかけさせるピッチングが、ある程度機能していた。しかし、日によってインサイドを効果的に使えないときがあり、その時は、攻めあぐねて甘く入ったシンカーやスライダーを長打にされるケースがよくあった。 それでも正捕手のアイアネッタは経験が豊富なので、大量失点するケースは少なかったが、第2捕手のクレベンジャーを相手に投げた7試合は「バッテリー防御率5.57」が示すように大量失点することが多かった。 そうなった最大の要因は、クレベンジャーが弱肩で盗塁阻止力が低いため、岩隈が一塁走者のけん制にエネルギーを割かれ、打者に集中できなかったからだ。 岩隈はメジャーで最も盗塁を許さない投手の1人と評価されている。一昨年はア・リーグの先発投手で唯一許した盗塁がゼロだった。それによってクイックのうまさは他球団に広く認識され、昨シーズン、岩隈が投げる試合で盗塁を試みるチームはほとんどなかった。 しかし、今シーズンはクレベンジャーの弱肩が岩隈のクイック能力を無力化する結果になったため、相手チームが積極的に盗塁を敢行するようになったのだ。 このように岩隈は、女房役の能力不足で、本来のピッチングができないまま投げ続けていた。そのため個々のボールの切れは悪くないのに、失点と被本塁打がかさみ、防御率が4点台に張り付いたまま一向に改善される気配がなかった。 光明が見えてきたのは6月下旬のことだ。 「全治6カ月」と発表されていたスークレが早い回復を見せ、6月20日に3Aでプレーを再開したのだ。 しかも、時を同じくして第2捕手のクレベンジャーが守備中に打者のファウルチップを右手に受け、骨折するアクシデントに見舞われ、DL入りを余儀なくされたのである。 当初、その代役として3Aから呼ばれたのは、昨年まで正捕手だったズニーノだった。しかし、ズニーノは岩隈をうまくリードできない。そのため、7月6日に岩隈専用捕手としてスークレが3Aから引き上げられ、7月8日のゲームで今年初めてバッテリーを組むことになった。スークレは、相変わらずバッティングがお粗末で、3Aでは打率が1割5分7厘。しかし、岩隈との相性のよさを評価され異例の昇格となったのだ。 岩隈・スークレのバッテリーが対戦したのは、昨年のワールドシリーズ覇者ロイヤルズ。打線にパワーと走力を兼ね備えた好打者を揃えるチームだが、岩隈はスークレの好リードで初回、先頭打者と次打者を連続して3球三振に仕留める上々の滑り出しを見せた。その後も岩隈は緩急とインサイドを効果的に使う投球でロイヤルズ打線を翻弄。7回3分の2を1失点に抑えた。失った1点は三塁手シーガーの判断ミスによる失点だったので、本来なら無失点で降板できたゲームだった。 注目されるのは、マリナーズが今後もスークレをメジャーに残し、岩隈専用捕手として使い続けるかだ。 スークレはリードにすぐれ、強肩で、ボールブロックもうまい。しかし、バッティングはかなりひどい(メジャー4年間の通算打率は1割8分0厘)。チームとしては一発のあるズニーノを第2捕手として使いたいのが本音だ。しかし、岩隈の好投を引き出す能力も無視できず、8月末まではズニーノとスークレを交互にメジャーに引き上げて、なるべく多く岩隈がスークレとバッテリーを組めるようにするだろう。そして、ベンチ入りの枠が25人から40人に増える9月1日以降は、スークレを岩隈のパーソナルキャッチャーとして活用することになると思われる。 岩隈は味方の得点援護によく恵まれて前半戦9勝した。7月15日から再開したシーズン後半は先発する試合が14試合あると予想されるが、10回以上スークレとバッテリーを組むことができれば17勝以上も夢ではない。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中。
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スポーツ 2016年07月31日 12時00分
棚橋弘至がまさかの3連敗で連覇に赤信号!新日本G1波乱の幕開け
新日本プロレス真夏の最強決定戦「G1クライマックス26」が18日、札幌・北海きたえーるで開幕した。A、B両ブロックの開幕から3試合を振り返ってみたい。 開幕戦ではAブロック公式戦が行われ、棚橋弘至が初出場のSANADAに、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカがノアから参戦した丸藤正道に敗れるという波乱の展開に。開幕戦の最後をノアの選手が締めるという新日本勢にとっては屈辱的な出来事があった。 Bブロック公式戦の初戦となった22日の後楽園ホール大会では、YOSHI-HASHIが前IWGPインターコンチネンタル王者ケニー・オメガを新技カルマで破る大金星を挙げる。YOSHI-HASHIは「試合前に俺が勝つと思った人は少なかったはず。でもこれでコイツちょっとやるんじゃないか? って思ったヤツが増えたでしょ。その繰り返しが積み重なることで、ものごとは一瞬で変わる」とケニーの一瞬のスキを逃さずに畳み込んで勝てた喜びを語った。この日はさらに、永田裕志が“本命”内藤哲也に完勝。EVILはIWGPインターコンチネンタル王者マイケル・エルガンに力負けすることなく圧勝。メインでは本間朋晃がNEVER無差別王者の柴田勝頼に勝利を収めるなど、怒涛の金星ラッシュに会場は最後まで興奮の坩堝だった。 この結果により、IWGPヘビー、インターコンチ、NEVERの新日本三大王者が揃って初戦を落としたことになる。43年ぶりに開催された23日の東京・町田大会。ここでも波乱は止まらない。バッドラック・ファレが丸藤を圧殺。丸藤はノアにはいないタイプであるファレのパワーファイトに終始押されていた。オカダはSANADAを返り討ちにして初日を出したが、メインでは地元から近い真壁刀義が大奮闘。棚橋を相手に必殺フルコースで勝利した。 24日は再び東京・後楽園でBブロック公式戦が行われ、注目の柴田vs中嶋勝彦は柴田が勝ち、メインでは内藤がエルガンに勝利。最後はマイクで内藤節を炸裂させ大会を締めた。 25日の福島大会は、開幕から2連勝と小島聡から譲り受けた“最後のG1”で、好調なスタートを見せている天山が、丸藤と対戦。この試合が手に汗を握る大熱戦となり、最後は丸藤が不知火で勝利したものの、最後まで怯まずに向かっていった天山に対して大きな拍手が送られ、丸藤も敬意を払って一礼した。前日の後楽園大会では「明日から行きます」と仕切り直しを誓っていた棚橋だが、タマ・トンガが盟友カール・アンダーソンの必殺技ガンスタンを見事に決めて棚橋から大金星を挙げる。棚橋はまさかの3連敗でいよいよ後がなくなった。メインではオカダがCHAOSの仲間になってから初めてとなる後藤洋央紀との対決を制して2勝目。オカダはペースを取り戻したように見える。 27日の長野大会。永田がYOSHI-HASHIを破り無傷の3連勝とすると、メインではNEVER王者の柴田とインターコンチ王者のエルガンによるチャンピオン対決が実現。開幕2連敗中のエルガンが奮起し、柴田をパワーで圧倒。うれしい公式戦初勝利を挙げ、マイクで大会も締めた。 3試合を終えた両ブロックの成績は次のとおり。(※勝ち2点、引き分け1点、負け0点)<Aブロック>真壁刀義 6点天山広吉 4点オカダ・カズチカ 4点後藤洋央紀 4点丸藤正道 4点石井智宏 2点SANADA 2点バッドラック・ファレ 2点タマ・トンガ 2点棚橋弘至 0点<Bブロック>永田裕志 6点本間朋晃 4点内藤哲也 4点中嶋勝彦 4点ケニー・オメガ 4点柴田勝頼 2点マイケル・エルガン 2点YOSHI-HASHI 2点EVIL 2点矢野通 0点 序盤3試合では両ブロックともに得点配分が同じ結果となった。しかし、序盤の結果がそのまま最後まで反映されたのは第1回大会で全敗し、第6回大会では逆に全勝優勝を収めた長州力ぐらいで、G1は中盤から終盤にかけてもつれていく傾向が強い。出場選手が増えてきた近年は特にそういうイメージがあるが、中盤以降に連敗すると優勝争いから脱落してしまうだけに、どの選手もまだまだ予断を許さない状況にあるが、棚橋が序盤で3連敗したのは痛い。優勝ラインが3敗までと想定すると、このあと6連勝する以外道はなく、昨年優勝の棚橋連覇への道は極めて厳しいと言わざるを得ない。はたして棚橋弘至にミラクルは起きるのだろうか?(どら増田)<新日Times VOL.28>
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芸能ネタ 2016年07月31日 12時00分
島田洋七が『しくじり先生』で語らなかったビートたけしを救った美談
マシンガントークで世の中の笑いを独占した伝説の漫才コンビ『B&B』の島田洋七(66)が、7月18日に放送された『しくじり先生』(テレビ朝日系)に登場。視聴者の爆笑をさらった。『佐賀のがばいばあちゃん』でベストセラー作家になりながらもテレビ界から消えていた裏事情とは…。 「『佐賀のがばいばあちゃん』で大成功したように見えますが、事務所の移籍は4回、コンビ解消が6回。副業失敗に参議院選挙落選と、しくじりの人生だから笑いが取れたんですよ」 と、収録を振り返り洋七は語っていたが、洋七を知るお笑い関係者はこう言う。 「親友であるビートたけしは『アイツは話を作るからな』とよく言っていましたからね。どの程度、真実なのかは分からない。しかし、番組では語っていませんでしたが、一番の“しくじり”は吉本興業を辞めたことですよ」 デビュー当時、吉本興業に所属していた洋七は1972年に『B&B』を結成。'80年代に入るとビートたけしの『ツービート』と並び漫才ブームを牽引した。しかし、たけしは“フライデー襲撃事件”で逮捕され芸能活動の謹慎に入り、マスコミの目を逃れ石垣島に身を隠した。 「洋七は当時、まだ忙しかった。それでも時間を作っては石垣島に行き“芸能界を辞めたい”と言うたけしを励ましていた。そこで2人の友情はさらに深まったんです」(同) その後、たけしは復帰を果たし、お笑いのみならず映画監督としても活躍するようになった。しかし、一方の洋七は仕事が激減したため副業に手を出すようになったが、どれも鳴かず飛ばず。そんなところへ『佐賀のがばいばあちゃん』の大ヒットが到来し、講演会で全国を飛び回る日々が続くようになった。 「ところが、テレビ局からはオファーがなかったんです」と言うのは、前出のお笑い関係者。 「デビュー当時は吉本興業だった洋七ですが、漫才ブームで大ブレイクした時は吉本ではなく東京の事務所に所属していた。それが売れなくなり吉本に再び戻ったわけですが、『がばいばあちゃん』の印税を巡り上層部と揉めてしまった。結果、“契約切れ”の形で退社しましたが、事実上のクビ。その後、テレビ局からのオファーはなくなりました」 しかし、たけしが「喋りは今の若手でも敵う者はいない」と絶賛する洋七。今や再起に何の障害もない。
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スポーツ 2016年07月31日 12時00分
2017年3月・WBC選手選考スタート 小久保監督と侍ジャパンの行方
2017年3月、第4回WBCで野球・日本代表の侍ジャパンを指揮する小久保裕紀監督(44)。その小久保監督の任期は「第4回WBCまで」となっている。同大会の結果次第だが、小久保監督の続投も十分に考えられる。しかし、17年3月以降の代表監督は『東京五輪』も戦うことになる。追加種目として、野球・ソフトボールの復活が濃厚となったことで(16年7月時点)、代表監督人事は慎重に判断しなければならない。 「小久保を代表監督に推したのは、コミッショナー特別顧問の王貞治さんだとされています。王氏は東京五輪のエンブレムを選び直す会合でも尽力されているので、東京五輪を戦う監督は誰が相応しいのかという話し合いになれば、やはり相談することになると思います」(球界関係者) 小久保代表監督が誕生したのは、現役を引退した翌年の13年10月。ホークス、巨人両球団で主将を務めた人望、92年バルセロナ五輪を選手として戦った“国際経験”が買われたという。 このまま、野球・ソフトが追加種目としてオリンピックに復活した場合、小久保監督の任期を考えると、17年3月以降の代表指揮官も『4年』を託されるのではないだろうか。だとすれば、2020年東京五輪、2021年第5回WBCの両大会を指揮することになり、その責任は重大だ。 小久保監督の采配について、こんな声も聞かれた。 「昨年、プレミア12の準決勝で韓国に逆転負けを喫しました。小久保監督は自ら『継投ミス』と話し、以後、代表チームに大ベテランの権藤博氏が投手コーチとして加わったのはその影響とされています」(前出・同) その小久保発言について、色々な意見がある。シンプルに指揮官の継投ミスとする声、そして、逆転の当事者となった投手を庇おうとした親心。さらに、投手を代表チームに派遣した各球団から“登板制限”があり、思い通りの継投ができなかったとするもの。追加点を上げるチャンスのあった7、8回で淡白な攻撃をし、「油断していた」と指摘する声も聞かれた。 「侍ジャパンが常設された目的は、国際試合による新たな収益源を確保するためです。現時点で侍ジャパンの試合は超満員になっていませんし、テレビ視聴率もさほど高くありません。そういう状況を考えると、ネームバリューのあるOBを起用する可能性も捨てきれません」(ベテラン記者) あくまでもウワサだが、NPB内では前広島監督の野村謙二郎氏が推されているという。ソフトバンク指揮官を退任した秋山幸二氏、“WBC監督の経験”がある原辰徳氏もまだ老け込む年齢ではない。第4回WBCでは王座奪回が必須だ。野球・ソフトは追加種目に選ばれたとしても、それがゴールではない。オリンピックの公式種目に復帰する目標があり、そのためには東京五輪での金メダル獲得はWBCでの王座奪回以上に重要となる。 「小久保監督はいずれホークスの監督になるという、ファンの待望論もある。長く代表監督を務めることはないと思うが…」(前出・同) 小久保監督の続投を含め、第4回WBCは野球界にとって重要課題を克服するための第一歩となりそうだ。すでに水面下ではその代表選手選考も始まっているという。
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アイドル 2016年07月31日 12時00分
EDMアイドル「Stereo Tokyo」が示す新たなアイドルの方向性
EDMアイドル「Stereo Tokyo」の新曲が、8月26日に「配信のみ」でリリースされる。Stereo Tokyoならびに姉妹グループのStereo Fukuoka、そして両グループの合同ユニットであるSTEREO JAPANは、今後、「CD」によるリリースを行わないことをアナウンスしている。Stereo Tokyoが示した新たな方向性は、第2次戦国時代に突入したアイドル業界の生き残り競争が激化することを表している? Stereo Tokyoといえば、「CDが1万枚売れたら解散」「リーダーの三浦菜々子がフルマラソンを完走できなければ解散」など、いわゆる「解散商法」でも話題になったばかりだ。フルマラソン企画では、ほかのメンバーによる代走に加え、「当日、三浦と並走する車に移動式CDショップを開設。新曲を5枚予約すると、三浦の代わりに1km走ることができる」という、とんでもない救済策(?)も用意。「ファンに走らせて、さらにCDを売りつける」と一部で批判も呼んだが、当日は後半の多くを三浦自身が走りきり、“意外にも”感動的な結果となった。 言ってみれば、恥も外聞もかなぐり捨てて実施した販促企画。それでも、当該曲『Dancing Again』の売上は、4880枚と1万枚には遠く及ばなかった。この結果を受け、Stereo Tokyoの運営は、「このような企画は、メンバーもファンも疲弊するだけ」と、CDの売上枚数を競い合う現状からの“卒業”を宣言。また、販促企画のひとつであるインストアイベントも、今後は実施しないものとした。「著しいプロモーション効果がある、もしくはギャラが著しく高いイベントのみ参加する」のも、グループの経営をCD売上に依存しないという意思の表れだろう。 もともと、極めて実験性の高い活動をしてきたStereo Tokyo。当世のアイドルソングにありがちな「EDM風味」などではなく、「ビルドアップからのドロップ」「サビ(ドロップ)に歌は入れない」など、王道かつコアなEDMを扱ってきたのもそのひとつだ。その結果、アイドル好きな「オタク」と、パーティー好きな「パリピ」が入り混じって楽しむ、Stereo Tokyoならではの現場が生まれた。アイドルビジネスの大前提とも言える「CDを売る」という形式からの撤退にも、Stereo Tokyoならではの「攻め」の姿勢がうかがえる。 ただ、攻めの姿勢と言えば聞こえはいいが、実際のところ、それだけ現在のアイドル業界でビジネスを成立させること、さらには「ブレイク」「ヒット」という形で成功させることが難しくなってきているのだろう。 同じCDを複数枚売ることへの是非はひとまず置いておいて、「同じCDを複数枚売るための工夫」が、今のアイドルビジネスの勘所となっているのは間違いない。そのために、アイドルはファンと握手をし、写真を撮り、ときには「やりすぎ」「キャバ嬢と同じ」と揶揄されるような特典サービスにも取り組んでいる。前述したStereo Tokyo運営による「このような企画は、メンバーもファンも疲弊するだけ」という言葉は、現在のビジネス手法での限界を示唆している。 いよいよ目前に迫った「TOKYO IDOL FESTIVAL 2016」の出演者は、本稿執筆時点で総勢296組。これだけ見ても、アイドル業界が過去最高レベルに膨れ上がっているのは疑いようがない。まさに、「第2次アイドル戦国時代」と呼んでいい盛況ぶりだ。ただ、それぞれのグループやアイドルが「ビジネス」として盛況しているかは、また別の話だ。アイドルグループやアイドルを名乗る者が爆発的に増えるなかでも、ユーザーが爆発的に増えるわけではない。アイドルが増えれば、その分、ユーザーの取り合いによる生き残り競争が激化するのは必至だ。 ある種、飽和に近い状態から抜け出し、たくましく生き残っていくためには、「変革」あるいは「新たな試み」が必要なのかもしれない。Stereo Tokyoにとっては、それが「CD販売からの卒業」だったわけだ。 突破するための新たな試みには、いくつかのベクトルがある。「音楽性」もそのひとつだ。BABYMETALは言うに及ばず、怒髪天の提供楽曲を9月7日にリリースするひめキュンフルーツ缶、8月24日発売の最新シングルにORANGE RANGEのNAOTOがプロデュース・HIROKIが作詞で参加するバンドじゃないもん!など、他ジャンルのアーティストに楽曲制作やプロデュースを委ねるケースも増えている。 グループの「コンセプト」そのものから、新しさを打ち出すやり方もある。メンバー全員がプロ雀士の麻雀アイドル「More」、「アイドル海を制覇する海賊アイドル」を謳った「黄金時代」、「てじなーにゃ」の山上兄弟プロデュースでオーディション中の「マジカルアイドル」。民謡が大好きな小学4年生から中学3年生まで総勢10名が集まった「民謡ガールズ」も、かつてなかったアイドルグループだ。奇抜なコンセプトは、「奇をてらったような企画モノ」の印象を与えかねないのが難しいところだが、オリジナリティーや話題性といった意味では、それだけでも大きな武器になる。 もはや、グループ数や人数を把握することが不可能になりつつあるアイドル業界。このなかで生き残るため、新たな試みを武器に攻めていくのか、はたまた既存ファンをターゲットに堅い守りに入るのか。運営陣の舵取りが、いよいよ見ものになってきた。【リアルライブ・コラム連載「アイドル超理論」第37回】
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