「ペット」は公開11日間で188万3759人を動員、興収23億1262万0700円を記録し、最終興収52億円をあげた「ミニオンズ」を上回るペースだ。
2位の「シン・ゴジラ」は好調をキープ。公開20日間で累計268万人を動員、興収38億円を突破。先日、「ゴジラ」が「GODZILLA」のタイトルでアニメ映画化されることも発表され話題となった。
「『シン・ゴジラ』は21日放送のダウンタウン・松本人志がMCの『ワイドナショー』で取り上げられたり、石破茂元防衛相がブログでネタにするなど、プロモーションやタイアップを超えたところで話題になり、口コミで集客を増やしている。最終興収は当初見込まれていた40億円を上回ることになりそう」(映画ライター)
3位は人気コミックを実写映画化した土屋大鳳主演の「青空エール」。全国281スクリーンで公開され、オープニング2日間で16万人を動員、興収1億9700万円をあげた。
4位は1980年代に公開され一世を風靡した名作を、メインキャラクターを女性にして新たに復活させた「ゴーストバスターズ」。19日から全国公開され、土日2日間で16万人を動員、興収2億3700万円を記録し、興収では「青空エール」を上回った。8月11〜14日に一部劇場で先行公開されて既に7万人を動員。興収は15億円以上が見込めるスタートとなった。
26日は「ポスト・宮崎駿」とも言われる新海誠監督のアニメ映画「君の名は。」、27日は直木賞作家・黒川博行氏の「後妻業」を、大竹しのぶと豊川悦司の共演で映画化した「後妻業の女」などが公開される。
*「ペット」(C)Universal Studios.