「ペット」は8月11日の祝日「山の日」より全国363スクリーンで公開され、土日2日間で37万人を動員、興収4億6746万円をあげて初登場1位を獲得。短編作品「ミニオンズ アルバイト大作戦」も同時上映で、公開4日間で78万9500人を動員、興収9億8282万円をあげ最終興収40億円超えが狙える好スタートとなった。日本語吹き替え版の声優をお笑いコンビ・バナナマンの2人、モデルでタレントの佐藤栞里らがつとめるなど公開前から話題になっていた。
2週連続1位だった「シン・ゴジラ」は2位に後退。3位は「ファインディング・ドリー」、4位は「ONE PIECE FILM GOLD」がそれぞれランクイン。
5位は名作ディズニーアニメを実写映画化した「ジャングル・ブック」。8月11日より全国676スクリーンで公開され、土日2日間で20万9916人を動員、興収3億0214万1400円をあげ、まずは興収20億円超えが当面の目標となりそうだ。
「『ジャングル・ブック』は日本語吹き替え版の声優に松本幸四郎、西田敏行、宮沢りえら豪華キャスト陣を起用。歌舞伎の殿堂・歌舞伎座で洋画史上初のプレミア上映を行うなど、プロモーションに大々的に金をかけたが、ほかの作品が軒並み好調だったこともあり、1位獲得はならなかった」(映画ライター)
19日は80年代にブームを巻き起こした作品のリメイク「ゴーストバスターズ」、20日は土屋大鳳主演の人気コミックを実写化した「青空エール」、14年に亡くなった名優・高倉健を題材にしたドキュメンタリー作品「健さん」などが公開される。
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