2人は同じ2005年10月にデビュー。同期を強く意識するのは当然のことだが、デビューから今日までの道のりは「明」と「暗」に分かれる。赤嶺はデビュー当日に早々と初勝利を挙げ、翌06年は13勝をマークしてその年の最優秀新人騎手賞を受賞。それに対し、山崎はデビュー翌日に初勝利を挙げたものの、昨年9月、レース中の落馬事故で骨折。今年1月に復帰するまで約4カ月を要し、遅れをとってしまった。
今年は赤嶺が3勝、山崎が2勝。連対率でも12%と13%と、互角のスタートを切った。将来、南関東を背負って立つであろう2人に、持てる力のすべてを発揮して決戦の地で名を挙げてもらいたい。なお、同レースは当日、広域場外発売される。2人の闘いに注目だ。