GIはNHKマイルC(10着)、マイルCS(4着)に続き、3度目の挑戦になるが、「今回が一番チャンスがある」と担当の桑原調教厩務員は期待を込める。
「今月の7日に帰厩したが、今までは牧場からの輸送の後は熱を出したり、必ず何かがあったが、今回は本当に順調にきている。それだけ肉体面も精神面も強くなったということ。NHKマイルCのころは暑さでまいっていたし、マイルCSの時もまだ成長途上で若さが抜けていない感じだったからね」
2カ月半ぶりのぶっつけ本番になるが、中間はマイネル軍団の本拠地・ビッグレッドファームでハードに乗り込まれていただけあって、仕上がりに不安はない。
昨年の覇者オレハマッテルゼは昨秋以降は連対すらなく、6F重賞5勝のシーイズトウショウも明けて7歳。東の新星が短距離界の世代交代を告げる。