☆新潟11R 新潟2歳S(GIII)(芝1600m)
例年中心となる有力馬がいるレースだが、今年は抜けた馬がおらず混戦模様の中、本命に推すのはロードディフィート。新馬戦は先行して2番手から直線残り100mあたりで先頭に立ち、抜け出して粘り込みを狙ったが、ゴールでは頭の上げ下げで敗れ2着。それでも勝ち馬クラックオブドーンは、本馬よりも明らかに良い脚で追い込んできてあっさり交わされるかと思いきや、勝ち馬が迫って来るともうひと伸びを見せて、ゴールぎりぎりまで粘った走りは高評価。前走は2番手からの競馬で、直線ではなかなかエンジンがかからず、逃げたオースビスを捕らえるまでに時間がかかったが、エンジンがかかるとあっさりと捕らえて、最後は流して優勝。馬体は一度使われて引き締まっており、明らかにデキが上がっていたこともあるが、着差以上に力差を感じる内容だった。エンジンのかかりを考えても1ハロン距離が延びるのは歓迎のクチで、今回のメンバーなら初重賞制覇の可能性は十分だろう。相手本線は意欲の連闘で挑むウインオーディン。デビュー戦はスタートで出遅れてしまったものの、すぐに盛り返し5,6番手の位置からの競馬。直線では少し追い辛くなる面がありながら32秒5の上がりを使い、勝ち馬から0秒4差の5着。前走はまずまずのスタートから中団の外目を進み、直線では外からグイグイと伸びて優勝。上がりは33秒1と最速で、今回の新潟2歳Sで重要な、速い上がりが使えるタイプ。連闘でも状態落ちは見られず、ここでも好勝負になるだろう。▲はキタウイング。以下、タマモブラックタイ、シーウィザード、バグラダスまで。
◎(2)ロードディフィート
〇(9)ウインオーディン
▲(7)キタウイング
△(6)タマモブラックタイ
△(8)シーウィザード
△(5)バグラダス
買い目
【馬単】5点
(2)→(6)(7)(8)(9)
(9)→(2)
【3連複2頭軸流し】4点
(2)(9)-(5)(6)(7)(8)
【3連単2頭軸マルチ】24点
(2)(9)⇔(5)(6)(7)(8)
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、金曜掲載の「ハッシーの中央競馬新馬セレクション」も担当している。