☆新潟11R レパードS(GIII)(ダート1800m)
今年は前走勝ち上がってきた馬が多く、好メンバーが揃った印象。中でもハピに期待したい。3連勝で挑んだ前走のジャパンダートダービー(JpnI)だったが、まずまずのスタートを切ったものの、ポジション争いの中で進路が狭くなり、控えざるを得ない不利を受ける。3コーナー入り口でもまだ後方2番手の位置におり、そこから捲って行くとグングンとポジションを上げ、直線入り口では8番手あたりまで上がって行く。先頭を捉えられる勢いで来ていたが、3コーナーから大外を回るロスや、長く脚を使っていたため、流石に残り100mあたりで脚が鈍ってしまい4着まで。上位3頭は先行しての競馬で、後方から追い込んだのは本馬のみと負けて強しの内容だった。今回はひと叩きされて状態は更に良くなっており、ペースが流れそうな今回は、まとめて差し切る可能性は十分にあるだろう。相手本線はタイセイドレフォン。ダートは6戦して連対を外したのは僅かに1回と堅実。その1回も鞍上が立ち上がるほど終始折り合いを欠いてしまったため、流石に直線ズブズブになるだろうと思われたが、しぶとく脚を使って勝ち馬から1秒2差に収めたのはポテンシャルが高いからこそ。その力を見せたのが前走。初の古馬との混合戦だったが、今度は好スタートから4番手の位置を取るとしっかりと折り合う。4コーナーで仕掛け始めると、スッと反応して残り300mあたりで先頭に立つと、あとは後続を引き離す一方。2着馬に1秒3もの着差を付ける圧勝劇で、まともに競馬ができればこれだけやれることを証明した。前々走はハピに0秒3差付けられ敗れているが、直線で少し窮屈になり追いづらくなったことや、外へよれるなどスムーズではなかったため。ハピも最後は流していただけに判断を付けにくいが、着差ほど力差はないかもしれない。今回もスムーズなら逆転があってもおかしくない。▲はビヨンドザファザー。以下、ヘラルドバローズ、ホウオウルーレット、カフジオクタゴンまで。
◎(9)ハピ
〇(2)タイセイドレフォン
▲(6)ビヨンドザファザー
△(1)ヘラルドバローズ
△(10)ホウオウルーレット
△(15)カフジオクタゴン
買い目
【馬単】6点
(9)→(1)(2)(6)(10)
(2)(6)→(9)
【3連複1頭軸流し】10点
(9)-(1)(2)(6)(10)(15)
【3連単フォーメーション】20点
(9)→(1)(2)(6)→(1)(2)(6)(10)(15)
(2)(6)→(9)→(1)(2)(6)(10)(15)
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、金曜掲載の「ハッシーの中央競馬新馬セレクション」も担当している。