☆レッドヴァジュラ
2022年8月7日(日)新潟第5R芝1600m戦に出走予定のレッドヴァジュラ。馬名の由来は「冠名+インド神話に登場する神」。牡、黒鹿毛、2020年3月25日生。栗東・池江泰寿厩舎。父ロードカナロア、母ジョリージョコンド、母父Marju。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額4800万円。半兄には17年札幌2歳S(GIII)で2着に入り、芝で全3勝を挙げたファストアプローチ(父Dawn Approach)がいる。本馬はバランスの良い好馬体の持ち主だが、成長曲線がゆっくりなタイプでまだ心身ともに幼い印象。本格化は古馬になってからだろうが、それでも柔らかみがありスピード感のある走りを見せている。入厩から1か月以上じっくりと乗り込まれており、基礎体力は付いてきている。初戦からというタイプではないが、後々は走ってくるだけの良いものは持っているだけに注目したい。なお、鞍上には松山弘平騎手を予定している。
☆フェイト
2022年8月6日(土)新潟第5R芝1800m戦に出走予定のフェイト。馬名の由来は「運命」。牡、鹿毛、2020年1月28日生。栗東・矢作芳人厩舎。父リアルスティール、母サンタフェチーフ、母父Wiesenpfad。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は藤田晋氏。2021年セレクトセール1歳市場において1億7600万円(税込)で落札された。半兄にはダートで1勝を挙げ、昇級初戦でも2着に好走しているスーパーチーフ(父キンシャサノキセキ)がいる。本馬はまだ丸みがあり幼い馬体をしているが、バランスが良く、付くべきところに筋肉が付く下地ができており、父リアルスティールに似たグッドルッキングホース。一週前の追い切りを見ると、併せた相手が抜こうとすると抜かせない勝負根性を見せている。今週の追い切りでもスピード感のある走りを見せており、初戦から十分好勝負になる仕上がりだ。なお、鞍上には父の背中を知る福永祐一騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。