☆サルジュターグ
2022年7月23日(土)札幌第5Rダート1700m戦に出走予定のサルジュターグ。馬名の由来は「雪の冠(アラビア語)。本馬の毛色より。一つでも多く勝てるように」。牡、芦毛、2020年3月8日生。美浦・村田一誠厩舎。父ダンカーク、母ピッパレジーナ、母父ゴールドアリュール。生産は浦河町・宮内牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額800万円。伯母には13年の船橋・クイーン賞(JpnIII)を勝ったアクティビューティ(父バゴ)がいる。本馬はスッと真っ直ぐ伸びた四肢とバランスの良い好馬体の持ち主で、幅があり腹袋もしっかりとしており内臓面は強そうだ。トモには筋肉が付いてきており、まだまだ成長しそう。追い切りでは頸の位置が低く、跳びの大きいどっしりとした安定感のある走りを披露しており、如何にもダートが合いそうだ。切れよりも長く良い脚を使うタイプで、距離はマイル前後で力を発揮するだろう。なお、鞍上には丸山元気騎手を予定している。
☆シュバルツガイスト
2022年7月24日(日)札幌第5R芝1800m戦に出走予定のシュバルツガイスト。馬名の由来は「黒い精霊(独)」。牡、黒鹿毛、2020年2月15日生。美浦・国枝栄厩舎。父キタサンブラック、母フリーティングスピリット、母父Invincible Spirit。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はインゼルレーシング。愛馬会法人・インゼルサラブレッドクラブの募集馬で総額1億2500万円。半兄には芝の短いところで4勝を挙げたミッキースピリット(父ディープインパクト)や、半姉には芝1200m戦で3勝を挙げているメメントモリ(父ダイワメジャー)がいる。本馬は胴伸びが良く、各パーツバランスの良いグッドルッキングホース。上質な筋肉に如何にも芝が合いそうな軽さを持ち、精悍な顔立ちからは学習能力の高さが窺える。追い切りの走りを見ると、前肢のストライドが大きくはなく、兄姉の走っている距離からも距離はマイル前後が良いかもしれない。なお、鞍上には武豊騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。