☆ブラストウェーブ
2022年7月10日(日)函館第5R芝1800m戦に出走予定のブラストウェーブ。馬名の由来は「爆発時に起こる衝撃波。兄名より連想」。牡、鹿毛、2020年3月15日生。美浦・大竹正博厩舎。父ハービンジャー、母ツルマルワンピース、母父キングカメハメハ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルク・ホースクラブの募集馬で総額7000万円。全兄には18年有馬記念(GI)を勝ったブラストワンピース(父ハービンジャー)がいる。本馬は全兄ブラストワンピース同様、雄大な馬格の持ち主で、馬体には幅があり、トモのボリューム、質はかなりのものがある。胸には深さがあり心肺機能は高そうだ。追い切りでは雄大な馬体を上手く使い、伸びやかでスピード感抜群の走りを披露しており、素質の高さが窺える。距離は長めの方が良さそうで、長く良い脚を武器に活躍してくれることだろう。なお、鞍上には横山和生騎手を予定している。
☆ラヴェル
2022年7月10日(日)小倉第5R芝1800m戦に出走予定のラヴェル。馬名の由来は「人名より。母名より連想」。牝、鹿毛、2020年2月14日生。栗東・矢作芳人厩舎。父キタサンブラック、母サンブルエミューズ、母父ダイワメジャー。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額3000万円。半姉に22年チューリップ賞(GII)を勝ったナミュール(父ハービンジャー)、半兄に芝の短いところで4勝を挙げているヴェスターヴァルト(父ノヴェリスト)がいる。本馬はトモ高でまだ幼い馬体をしているが、特に目が行くのはバランスの良い立ち姿。四肢は真っ直ぐと伸び、しっかりとした立ち姿には体幹の良さが出ている。胸には深さがあり、心肺機能は高そう。マイルから2000mあたりの距離で活躍しそうだ。なお、鞍上には岩田望来騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。