さて、今週は「第5回プラチナC(SIII)」が浦和競馬場でおこなわれる。
本命に推すのはティーズダンク。前走のさきたま杯の内容が優秀だった。まずまずのスタートを切ると馬なりのまま5番手あたりの位置を取り、向正面で先頭集団にやや離されたものの、3コーナー手前から差を詰め始める。3コーナー、4コーナーと内を突いてじわじわとポジションを上げると、直線入り口では3番手まで上がり、そこから一完歩ごとに差を詰めると、先頭に並んだところがゴールだった。残念ながらアタマ差届かず2着に敗れたが、ゴールまで伸びていた脚は際立っていた。勝ったサルサディオーネは交流重賞5勝目の実力馬。他のメンバーも中央馬で重賞勝ち馬、連対馬とメンバーレベルもなかなかのものだった。そこでこれだけの競馬ができるのだから、南関東馬同士の今回はメンバーレベルが楽になる。一抹の不安があるとすれば58kgの斤量だが、勝利こそないものの掲示板は外しておらず、杞憂に終わると見る。ここは勝ち負け必至だろう。
相手本線はベストマッチョ。前走は今回の本命馬ティーズダンクに離された2着に敗れたものの、先行馬総崩れの中、粘っての2着だから評価できる。それも道中は外目を回るロスがありながらで、展開、通ったコースの差を考えれば負けて強しの競馬だった。近走勝ち星こそないものの、2戦続けて連対しており、状態が良いのは明らか。浦和の1400mは8戦して1勝、2着3回、3着1回で、掲示板を外したのは僅かに1回と得意としている舞台で、上位争いを期待する。
まとめて負かす可能性があるのは4連勝中のアマネラクーン。以下、ワールドリング、ワイドファラオまで。
◎(6)ティーズダンク
〇(9)ベストマッチョ
▲(5)アマネラクーン
△(7)ワールドリング
△(2)ワイドファラオ
買い目
【馬単】3点
(6)→(5)(9)
(9)→(6)
【3連複2頭軸流し】3点
(6)(9)-(2)(5)(7)
【3連単フォーメーション】9点
(6)→(5)(9)→(2)(5)(7)(9)
(9)→(6)→(2)(5)(7)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。