☆アスコルティアーモ
2022年8月27日(土)新潟第5R芝1800m戦に出走予定のアスコルティアーモ。馬名の由来は「聞きましょう(伊)」。牝、鹿毛、2020年3月9日生。美浦・林徹厩舎。父キタサンブラック、母アスコルティ、母父Danehill Dancer。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額2400万円。半兄には芝の短いところで3勝を挙げているアスコルターレ(父ドゥラメンテ)がいる。本馬は長めの頸、スラっとした脚長で、父に似て2歳の現時点では細身の馬体をしているが、筋肉は弾力があり上質なものがある。追い切りではコーナーワークで少し外にヨレるような面を見せるなど、まだ幼いところを見せていたが、スピード感のある推進力のある走りをしており、素質の高さを窺わせる。完成は古馬になってからだろうが、素質の高さでクラシック戦線に乗ってきてもおかしくない。なお、鞍上には池添謙一騎手を予定している。
☆アサクサヴィーナス
2022年8月27日(土)新潟第6R芝1600m戦に出走予定のアサクサヴィーナス。馬名の由来は「冠名+女神」。牝、鹿毛、2020年1月30日生。美浦・高柳瑞樹厩舎。父モーリス、母アサクサティアラ、母父ディープインパクト。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は田原慶子氏。伯父には08年高松宮記念(GI)を勝ったファイングレイン(父フジキセキ)がいる。本馬は母父ディープインパクトの軽さと、父モーリスの力強さと豊富な筋肉量を受け継いでいる。可動域が広く、特に後肢の伸びはかなりのものがある。追い切りでは大跳びでダイナミックな走りをしており、鞍上が引っ張り切りにも関わらず、先行していた相手に併入とポテンシャルの高さを見せた。距離はマイルから2000mあたりを得意としそうだ。なお、鞍上には吉田豊騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。