☆ヴィアルーチェ
2022年8月20日(土)新潟第5R芝1200m戦に出走予定のヴィアルーチェ。馬名の由来は「母名の一部+光(伊)」。牝、黒鹿毛、2020年3月16日生。美浦・奥村武厩舎。父Almanzor、母Via Firenze、母父Dansili。生産は愛・Katsumi Yoshida、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルク・ホースクラブの募集馬で総額2500万円。本馬は牝馬としては腹袋がしっかりとしたタイプで、四肢がスラっと伸びたバランスの良い立ち姿。幅、筋肉量ともにこれからといったところだが、筋肉の強さはなかなかのもの。可動域が広いタイプではないピッチ走法だが、ブレがなくパワーロスの少ない走り。ゴーサインが出されると、頸の位置が下がって推進力のあるフォームに。距離は短い方が良いタイプだろう。先行抜け出しの競馬が合っていそうだ。なお、鞍上には岩田康誠騎手を予定している。
☆ジュンツバメガエシ
2022年8月21日(日)札幌第5R芝2000m戦に出走予定のジュンツバメガエシ。馬名の由来は「冠名+武術の技の一つ(剣道、柔道、少林寺拳法)」。牡、黒鹿毛、2020年3月22日生。栗東・友道康夫厩舎。父ジャスタウェイ、母アドマイヤテレサ、母父エリシオ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は河合純二氏。2021年セレクトセール1歳市場において5500万円(税込)で落札された。半兄には14年にコーフィールドカップ(豪GI)を制し、日本でも13年ダイヤモンドS(GIII)を制したアドマイヤラクティ(父ハーツクライ)や、全兄には20年函館記念(GIII)を勝ったアドマイヤジャスタがいる。本馬はジャスタウェイ産駒らしい胴伸びの良い馬体をしており、胸前は母父エリシオの血が強く出たのか幅がありボリュームも満点。追い切りでは跳びが大きい雄大なフットワークを披露しており、ポテンシャルの高さが窺える。少し気になる点があるとすれば、口向きに少し難があるのか、修正しながらの追い切りに見えた。距離は2000m以上が良さそうで、長く良い脚を武器に活躍してくれることだろう。なお、鞍上には横山武史騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。