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芸能 2017年02月20日 21時00分
多くの議論を生んだ清水富美加の出家騒動
宗教法人「幸福の科学」に出家した清水富美加が17日に発売したインタビュー本「全部、言っちゃうね。」を出版して話題になっている。連日、ワイドショーでは清水の話題が取り上げられ、多くの議論を生んでいる。 まず、もっとも議論されたのが、清水が仕事を残して出家するのは、無責任ではないかというものだ。「バイキング」(フジテレビ)で坂上忍は、「仕事を放棄して無責任」との主張を行った。そのほかにも同番組では坂上に賛同する意見が多く、「“死にたい”とまで言うなら逃げてもいい」との考えは少数であった。しかし、この坂上主張はネット上などでは批判されることが多く、その後、徐々にトーンダウンしていった。 また、『ミヤネ屋』(日本テレビ系)で宮根誠司は終始、所属事務所側の立場をとった。「事務所は、何においても自分の味方」「事務所の方は大変お気の毒としか言いようがない」などとコメント。この発言にも、「事務所の肩を持ちすぎ」と世間の風は冷たかった。 坂上も宮根も、「芸能界のルール」を主張しているが、世間的には、「精神的な苦痛や事務所の待遇面」を理由にしている清水に同情的な意見もあるため、批判につながっているようだ。HKT48の指原莉乃は、「ワイドナショー」(フジテレビ)で、「無責任だとか言う人が多く感じているんですけど、芸能人の方だと。私はそう思っていなくて、辞めるってすごく難しいと思うんですよ、芸能界って」とコメント。もし、自分自身が「死にたいから辞めたい」と事務所に懇願しても、なんだかんだで引き延ばしにされてしまうと説明し、「絶対に辞められないと思う」と現実的な意見をした。 しかし、インタビュー本「全部、言っちゃうね。」が発売には、清水の立場に同情するも、違和感を感じるとの意見も少なくない。指原も、「本を出したのはちょっと早いかな」と否定的。他にも、「芸能活動を続けられないほどなのに、本が出版できるのは、おかしい」との声が多い。 様々な意見があるものの、芸能界の論理と一般社会での発想には溝があることが今回の騒動で浮き彫りになった。
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芸能 2017年02月20日 21時00分
「A LIFE」 視聴率アップと反比例するキムタクの評価
1月15日からスタートした木村拓哉主演のTBSドラマ「A LIFE〜愛しき人〜」。周囲からは大きな期待をかけられる中、第6話目となった19日放送回では15.3%(関西地区は何と18.0%、瞬間で21時52分に20.9%を記録した)。瞬間最高視聴率は21時52分の20.9%。民放ドラマの視聴率では暫定1位となっている。 昨今、ドラマの視聴率は一部の爆発的な人気を得たようなもの以外が厳しい状況が続いている。そんな中でのこの視聴率はまずまずといったところだろう。まずは及第点といったところの同ドラマで主演をつとめているキムタクこと木村拓哉に称賛の声が集まってもよさそうだが、そうはならないのが現状のようだ。 「相変わらずのキムタク演技です。SMAPが解散となって、彼の演技も一皮むけるのではないかと期待もあったのですが、変化は特になし。相変わらず飽きられている演技はうんざりされています」(業界関係者) 今回のドラマ「A LIFE〜愛しき人〜」は、キムタクの今後の俳優人生を決める大きな分岐点になると言われていた。SMAPというアイドルから、ひとりの俳優へ脱皮することを求められていたが、その期待には応えられていない。 ドラマは、まずまずの好調なものの、残念ながら主演のキムタクには厳しい将来が待っているようだ。
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芸能 2017年02月20日 17時26分
M.S.S Project、武道館でゲーム実況&単独ライブを敢行!
インターネット動画のゲームや料理実況、さらには楽曲制作などで総再生4億PVを記録している何でもありの楽しみを提供する4人組エンターテインメント集団、M.S.S Project。 2月18日(日)に彼らが初の日本武道館単独公演を敢行した。この公演は昨年行われたツアー『M.S.S Project Tour 2016 〜光と闇のファンタジア〜』のファイナル公演になるが、チケットは即完売し各方面で話題となった。これまでにアルバムも5枚制作しており、新アルバム『M.S.S.Phantasia』(2月8日発売)に至ってはオリコン・デイリーチャート1位(ウィークリー4位)をマークしている。 ライブ当日は熱狂的なファンが集結し、メンバーのイメージカラーのペンライトを掲げながら開演を待っていた。オープニングは彼らの十八番である“ゲーム実況”でスタートし、映像をはさんでライブ演奏へ。新アルバム収録楽曲「Divine Ash」が鳴り響く中、FB777がステージ下からせり上がり、続けてあろまほっと、eoheohがポップアップで登場、最後にKIKKUN-MK-IIがせり上がる派手なオープニングを飾る。 そして「Over Road」から本編がスタート。アッパーなボカロ曲「ENMA DANCE」からハードチューン「Borderlansのテーマ」「Egoist Unfair」、ポップでキャッチーな「M.S.S.Party」など、幅広い音楽性で飽きさせない。もちろん、ボーカルは曲に合わせて4人が担当。歌以外ではFB777がショルダーキーボード、KIKKUN-MK-IIはギターを手に、時おり速弾きで魅了。あろまほっととeoheohは終始ダンスでライブを盛り上げた。曲によってはメンバーがトロッコに乗ってアリーナの通路を移動し、アイドルなみの演出で観客を煽る。「M.S.S.Phantasia」で本編がフィニッシュするまで、まさに何でもアリの彼ららしい内容だった。 続くアンコールでは、それぞれのキャラクターをフィーチャーしたメドレーをプレイ。曲が変わるたびに観客がペンライトの色を変えていくというコンビネーションで、一体感を高める。そんなファンに対し、KIKKUN-MK-IIがMCで「ウチらの活動はいろんなことをやりすぎていて、まとまりがなかったりするし、みんなも友達に紹介しにくいと思います。でも、ゲーム実況や音楽をやるという、ひと言では表せないグループなんだなって、今日は誇りに思ってます。武道館(公演)ができたのも、みんなが応援してくれたおかげです。感謝の気持ちは言い表せないです」と、メンバーを代表して大舞台に立った思いを告白。ハチャメチャなノリに潜む真剣さをのぞかせた。 大ラスは「We Are MSSP!」。4色のメタリックテープが客席に発射され、にぎやかな締めくくりとなった。 終演後、武道館公演のDVD発売と夏に行われる全国ツアー『Soul Meeting 2017』の開催が発表され、次なるアクションを示した。(C)徳間書店・STRE EDGE編集部
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スポーツ 2017年02月20日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND39 〈日本人トップ同士の対決〉 小林の執念を打ち砕いた猪木
国際プロレスを飛び出したストロング小林は、アントニオ猪木とジャイアント馬場に挑戦状を叩きつけた。 これを受諾した猪木との頂上対決(1974年3月19日・蔵前国技館)は、力道山vs木村政彦の対戦以来との前評判に違わない、まさに伝説の名勝負となった。 アントニオ猪木の名勝負というのは、今もプロレスファンの間で語られるテーマの一つ。 「互いにテクニックを尽くしたビル・ロビンソン戦こそベスト」「全世界からの注目を集めたモハメド・アリ戦は外せない」など、意見は人それぞれだろう。 その一方で、相手側から見たときには、猪木戦こそがベストバウトというレスラーも多々存在する。 タイガー・ジェット・シンなどはその筆頭で、全日本プロレス移籍後もそれなりのポジションを与えられたが、今なお話題になるのは輪島大士のデビュー戦ぐらいのもの。 柔道からプロレスに転向したウイリエム・ルスカも、ついに最初の猪木との異種格闘技戦を超えるインパクトを残すことはなかった。 また、日本での試合に限定したときには、ジョニー・バレンタイン('66年に東京プロレス旗揚げ戦で猪木と対戦)、クリス・マルコフ('69年に日本プロレスの『第11回ワールドリーグ戦』決勝で猪木と覇を争う)、ジョニー・パワーズ('73年に新日本プロレスで猪木にNWF王座を奪われる)あたりも、猪木戦がベストマッチに違いない。 バレンタインやマルコフが日プロや全日で、それぞれジャイアント馬場の王座に挑戦したことを、いったいどれほどのファンが記憶しているだろうか。 「これら選手に共通するのは、攻撃的なラフ&パワーのレスラーという点。猪木の提唱した、いわゆる“風車の理論”は、相手の力を最大限に引き出した上でそれを利用して勝つというスタイルですが、そうした選手とはことさらに好相性だったのでしょう」(プロレス研究家) 猪木戦以外にも多くの名勝負を残しているハルク・ホーガンやスタン・ハンセンにしても、グリーンボーイの頃にそんな猪木と対戦したことが、自身のファイトスタイル確立につながった部分は大きい。 「猪木とアブドーラ・ザ・ブッチャーの相性が悪かったのも、同じ理屈で説明できます。ブッチャーは実況で『流血してから動きがよくなる』と言われたように、相手に攻めさせてからの逆襲が持ち味で、同じく受けのスタイルの猪木との試合がかみ合わなかったのは、必然の成り行きだったのです」(同) キャリア後半の猪木は、スティーブ・ウィリアムスやビッグバン・ベイダーの技を食らって、試合途中で失神する場面もあった。 「その頃には、もう肉体や試合勘の衰えが顕著だったにもかかわらず、昔と変わらぬ受け方をしたがゆえの“事故”でした。しかし、それは猪木が全盛時から、常に限界まで相手の力を引き出してきたことの証拠なのです」(同) “力道山vs木村政彦以来の日本人頂上対決”と謳われた猪木vsストロング小林もまた、パワーファイトを持ち味とする小林の力を猪木が最大限まで引き出した名勝負であった。 力道山の逆三角形の肉体に憧れて、高卒後の国鉄職員時代からボディービルで鍛えた小林は、国際プロレスからスカウトを受けて'66年にプロレスデビュー。 同団体のエースとして'72年の『第4回IWAワールドシリーズ』では、決勝トーナメントでドン・レオ・ジョナサンとモンスター・ロシモフ(のちのアンドレ・ザ・ジャイアント)を下し、見事に優勝を果たした。 「国プロ時代にはエドワード・カーペンティアやホースト・ホフマン、マッドドッグ・バションなど、プロレス史にその名を刻む名選手たちと戦ってきた小林ですが、それでも猪木ほど小林の強さと凄味を引き出したレスラーはいませんでした」(プロレスライター) 猪木と小林の対戦は、会場の蔵前国技館に入り切れなかったファンが、周囲を取り巻く熱気の中で行われた。開始早々に猪木がナックルでダウンを奪うが、そこから復活した小林は猛反撃に出る。 猪木必殺のコブラツイストを持ち前のパワーでかわした小林は、場外戦へなだれ込むと猪木を鉄柱に打ち付け、大流血に追い込む。 フラフラの体でエプロンに上がる猪木を、さらにパンチで追撃。ロープ越しにカナディアン・バックブリーカーで担ぎ上げた。 だが、一瞬の隙を突いて猪木はロープを蹴り、その反動でリバース・スープレックスに返すと、立ち上がった小林にバックドロップを炸裂させた。 さらに猪木は前後不覚となった小林の背後に回り、伝説のジャーマン・スープレックス・ホールド。首で小林の全体重を支え、マットに打ち付けた反動で猪木の両足が宙に浮くほどの一撃で、劇的な勝利を収めた。 「小林戦はもちろんプロレス史に残る名勝負ですが、猪木のパワーファイターとの相性のよさを思うと、きっと坂口征二とも小林戦ばりの名勝負が期待できたはず。坂口の新日入団後にシングルでの対戦はありますが、互いの立場を尊重した“大人の試合”に終わったのは実に残念です」(前出・プロレス研究家)
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アイドル 2017年02月20日 15時00分
【アモーレ高橋みおのイタリアへの道】#1 私の学習言語はイタリア語です!
Flower Notesの高橋みおです。Label The Gardenでは、学習言語といって、担当する外国語がひとりずつ決められています。Label The Gardenの大きな目標は海外進出です。現地に行った時にメンバーが何も話せないと、交流が難しいと思います。どこへ行ってもメンバーの誰かが話せれば会話になるはずです。私の担当はイタリア語です。 もともと「みお」という名前はイタリア語からきています。「私の」という「ミヤ」という言葉から、「みお」になりました(「みや」では怒る時に大きな声が出しにくいということがあったようです)。これは小学校の時に自分の名前の由来を調べてくる授業があって、その時に聞きました。それ以来、イタリアは一度は行ってみたい国です。「アモーレ、ミオ」というキャッチフレーズを自己紹介のときに使っています。 ちなみに、学生時代は英語は苦手でした。“三単現”がわからなくて、早々につまずきました。なので、「英語と同じようにイタリア語を覚えよう」というのは無理だと思い、「まず、イタリア語に触れてみよう」と考えて、スマホの設定言語をイタリア語にしてみました。 イタリア語を覚えるために本も買いました。ただ、旅行用のものなので、「このカシミアのコートはどこで売っていますか?」など、あまり実用的じゃありません(笑)。まずは、ちょっとずつ単語から覚えようと思います。■高橋みお日本コロムビアの初のアイドルレーベルLabel The Gardenのリーダー。12月7日に発売されたシングル「恋花」でFlower Notesのメンバーとしてメジャーデビュー。Label The Gardenの中での担当言語はイタリア語
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アイドル 2017年02月20日 14時30分
バンド活動をスタートする元NMB48・岸野里香を山本彩がエール「はよ曲聴きたい!」
元NMB48の岸野里香がロックバンド「Over The Top」のボーカリストとして活動することがわかった。 同バンドの他のメンバーは、元チリヌルヲワカの坂本夏樹、universeの永見和也、元the Lampsの田中裕基。自身のツイッターで岸野は、「第2のスタート! 限界を超えていきます! 皆様応援宜しくお願い致します!」と意気込みを語っている。 岸野にNMB48の山本彩は自身のツイッターで、「おめでとう!! 第2のスタートの早さに驚かされるけどほんまに嬉しいしバンドとか楽しみ過ぎる! はよ曲聴きたい! いや〜私も頑張らねば」とエールを贈っている。
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アイドル 2017年02月20日 14時10分
Clef Leaf、メジャーデビューシングル「Evergreen」ミュージックビデオ公開
日本コロムビアのアイドルレーベル「Label The Garden」から、第二弾メジャーデビューとしてClef Leaf(クレフリーフ)が3月8日(水)に1stシングル「Evergreen」をリリースする。 この度、その「Evergreen」のミュージックビデオが公開された。グループ名にある“Leaf”=“葉”から連想される“言葉”。その“言葉”が集積された場所である図書館が今回のミュージックビデオの舞台となっている。昔から現代に到るまでの言葉の数々が蓄積された場所、それは時として時間の流れを止め、永遠を感じさせる場所となり得るのかもしれない。 このミュージックビデオはまるで映画のワンシーンであるかのような色調で始まり、幻想的な光に満ちたダンスシーンで終わる。最後に衣装から制服に戻るところが現実世界に引き戻されるような感じがするが、本棚の隙間からこちらを覗き込んでくる幸重ななの視線が意味深なのもおもしろい。Label The Gardenの第一弾メジャーデビューグループであるFlower Notesのメジャーデビューシングル「恋花」のミュージックビデオでは、メンバー最年少の藤井愛願が花を食べていたが、それに匹敵する印象を観る者に与えるシーンになっている。 なお、Clef Leaf「Evergreen」はTBS系「有田ジェネレーション」3月度エンディングテーマに決定している。 Clef Leafは現在メジャーデビューシングル「Evergreen」のリリースイベントを各地で開催中。
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社会 2017年02月20日 14時00分
人が動く! 人を動かす! 「田中角栄」侠(おとこ)の処世 第56回
「日本列島改造計画」へ踏み込んだことにより、工場誘致地区に指定された候補地周辺の地価の値上がりを当て込んだ商社をはじめとする大企業が次々と“買い占め”に出、地価はアッという間に暴騰した。 例えば、昭和48年4月、建設省が公表した全国5490地点の地価は平均約30%、首都圏に限れば35%も暴騰したことを明らかにした。また、高騰したのは土地だけではなく、一般物価も凄まじいばかりの勢いで高騰、毎月1.5%〜2.0%ずつ上昇し続けた。わずか半年ばかり前には「今太閤」「庶民宰相」と喝采を浴びた田中角栄だったが、ここに至ってもはや昔日の面影はなく、人心は離れる一方となったのである。田中の着想の素晴らしさは誰もが認めたが、「負」の側面が現れるや国民の多くが手のヒラを返したということだった。 当時の田中首相番記者のこんな証言が残っている。 「地価の暴騰、インフレの高進、さらには前年暮れのよもやの総選挙での敗北も手伝って、田中の普段の表情は大きく変わった。これらはすべて“想定外”ということで、悩みは相当に深かったと思われた。持ち前の明るさは消え、『分かったの角さん』から『だんまりの角さん』と呼ばれるようになっていた。さらに追い打ちをかけたのは“オイルショック(石油危機)”だった。折から顔面神経痛を患ったため顔が歪み、歯切れがよく分かりやすかった国会答弁も次第に不明瞭になっていったものです」 立ち往生する日本列島改造計画に、あたかもトドメを刺すかのようにオイルショックが日本列島を襲ったのはその年(昭和48年)の秋であった。 OAPEC(アラブ石油輸出国機構)が、この年10月に勃発した第4次中東戦争を有利に導こうと、イスラエル友好国に対する原油価格の値上げと原油自体の供給削減を決定、ために原油価格は一挙に4倍にまで急騰、折からのインフレの高進と相まって、日本は未曾有の経済危機に直面したということだった。 「角福総裁選」で敗れ、行政管理庁長官として入閣していた福田赳夫は、これを評して「まさに狂乱物価」と批判した。地価や物価の高騰はとどまることなく、国民も一種のパニック状態に陥ったものだった。石油がなくなる、トイレットペーパーがなくなるという不安心理から、全国の主婦が争って買い求めるという“トイレットペーパー騒動”も起きたのだった。 田中にとってはまさに緊急事態発生、もはや列島改造を云々しているときではなかった。田中内閣は「石油緊急対策要綱」「消費節約運動」などを立て続けに発表、事態の収束に努めたが効果なく、むしろこうした施策が国民の不安心理を煽る結果ともなった。人間、良いことは重ならないが悪いことは重なる。そうしたさなかの11月23日、右腕と頼んでいた大蔵大臣の愛知揆一が急死したのも田中にとっては“痛打”であった。 田中はこれを機に、政権基盤の再構築、体制強化を狙って愛知死後の翌々日の25日に内閣改造を断行、愛知の後釜の蔵相に財政通と評判だった福田赳夫を起用した。その頃の福田は、 「角さんの強気はいかにも心配だ。これでは超高度成長そのもので、インフレ加速が避けられないだろう」 と、田中批判にさらに声を強めていたのだった。 苦境の中での蔵相就任要請をした田中と福田の間にはこんなヤリトリがあった。 「国際収支も大赤字のいま、もはや財政、経済とも政策転換をするしかない。それをのんでくれた上で全権を任せてもらえるなら引き受けるが」と福田。これに対して、田中は「しかし、列島改造の一枚看板を下ろすわけにはいかない」と逡巡、難色の表情を見せた。福田が言った。「それでは、とても蔵相は引き受けられない」。しばし沈黙の後、田中が口を切った。「列島改造は止める。お任せしたい」。 この福田の大蔵大臣起用は、田中の追い込まれた苦悩ぶりが窺われた。福田は長年のライバルであるだけでなく、経済政策的にも田中の高度成長路線に反対するインフレ抑制の安定成長路線を主張していた。言うなら両者は対極的存在で、田中にとっては決定的に列島改造計画の大幅後退を覚悟せざるを得ない決断だったということである。 その福田は蔵相に就任するや徹底した総需要抑制策を取って物価上昇の抑制にひとまず成功、さらにインフレ対策の目安を付けた上で、翌49年7月、蔵相の座から降りた。田中政権は長からずと見て、「ポスト田中」へ向け立ち位置を保ったということだった。 ただし、福田蔵相の手による総需要抑制策により、昭和49年度は戦後初のマイナス成長となったのだった。田中は福田に「任せた」と言った以上、その間、予算に一切の口を挟むことはなかったのである。 そうした苦渋の中、それでも田中は政権再浮揚に腐心した。内政での失点挽回を、外交に向けたのである。かねがね「中国の次はソ連(現・ロシア)だ」としていた懸案の「北方領土」問題解決へ向けての交渉に、ミコシを上げたということだった。(以下、次号)小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材46年余のベテラン政治評論家。24年間に及ぶ田中角栄研究の第一人者。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書、多数。
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レジャー 2017年02月20日 14時00分
今日どこで飲む? ラッキー酒場占い2月20日(月)〜2月26日(日)
皆さんこんにちは! バレンタインはいかがでしたか? 楽しく過ごせた方も、う〜ん、と唸るような一日だった方も、また次のイベントを楽しむ方向で参りましょう! 今週のラッキーな酒場の共通テーマは、他の人には教えるのは嫌だ〜、と思うような隠れ家的なお店です。牡羊座(3/21〜4/19)これまで接する機会のなかったジャンルの人と出会う週に。偏見や決めつけを失くすことで、相手の良さやありがたさが分かります。ラッキーカラーは、黄緑色。ご縁のある異性は蟹座と射手座で、仕切り上手で、良い物を上手に取り入れる人。今週のラッキーな酒場は、ジャズ初心者も安心して寛げて、ほっと安心できるジャズバー。牡牛座(4/20〜5/20)あまり積極的に出るよりはパワー充電が望ましい週に。無謀な行いをすると、心身ともに傷つくことが増えそうです。ラッキーカラーは、ダークネイビー。ご縁のある異性は牡牛座と天秤座で、自分が大好きで、自分をどうしたらよく見せられるかしっかり理解してる人。今週のラッキーな酒場は、料理が上手で、小奇麗なママのいるスナック。双子座(5/21〜6/21)体はやる気についていきにくい週に。健康診断を受けたり、体にいい物を取り入れると自分の今の状態がわかるでしょう。ラッキーカラーは、オレンジ。ご縁のある異性は蠍座と山羊座で、一見大人しいけど、意外と毒舌な面もあり、そこが面白い人。今週のラッキーな酒場は、占い師の顔も持つママがいるパブ。深い人生相談もできちゃいそう。蟹座(6/22〜7/22)今取り組んでいることはとても順調だと実感する週に。一片の恐れも持つことなく、そのままペースを変えずにいきましょう。ラッキーカラーは、赤。ご縁のある異性は蟹座と天秤座で、キラキラ光ったり、綺麗な、と表現される物が大好きな人。今週のラッキーな酒場は、看板娘が元気の出るおつまみを出してくれる小さな居酒屋。獅子座(7/23〜8/21)ちょっと距離を置いていた人と、意外と楽しい時間を過ごせる週に。ただし、関係は思った以上すすまないので、その場だけ楽しく過ごせれば良しとしましょう。ラッキーカラーは、水色。ご縁のある異性は牡羊座と獅子座で、喜怒哀楽がとにかくはっきりしてるので、付き合い方のコツをつかみやすい人。今週のラッキーな酒場は、陽気な嬢がたくさんそろった多国籍のパブ。乙女座(8/22〜9/22)無理を言われて、それを拒否できない週に。この状況を極力さけるには、人のうわさ話等に興味を持たないようにすることです。ラッキーカラーは、紫。ご縁のある異性は牡羊座と双子座で、言いたいことをあまり腹にためないわりには、周囲から好感をもたれやすい人。今週のラッキーな酒場は、豚汁を出してくれる、6人くらいで満席の小料理屋。天秤座(9/23〜10/23)投資した分以上の収穫が得られそうな週に。年下、後輩の世話を進んですると慕われる度数がアップします。ラッキーカラーは、黒。ご縁のある異性は双子座と山羊座で、自分のことを後回しにしがちだけど、しっかり後でこなす人。今週のラッキーな酒場は、肉屋さんが直営で、優しい値段なのに上質のお肉を扱う焼肉屋。蠍座(10/24〜11/22)あなたを軽んじる人に悩まされる週に。極力それを話題にせず、好きなことに没頭すると運気も味方します。ラッキーカラーは、金色。ご縁のある異性は双子座と獅子座で、周囲にいつも人がいて、嫉妬もされやすいけど、文句なしの人気者な人。今週のラッキーな酒場は、なかなか予約の取れない窯焼きピザ屋。射手座(11/23〜12/21)自分の納得いかないところにテコ入れをしたくなる週に。あまり力を入れすぎず、楽にやることが運気回復に繋がります。ラッキーカラーは、黒。ご縁のある異性は牡羊座と射手座で、大勢の中にいて地味な恰好をしていても、なぜかすぐに見つけられるほどの存在感の人。今週のラッキーな酒場は、女子ウケ必至、店内は動物をあしらった可愛い内装のカフェバー。山羊座(12/22〜1/19)あらゆる面で見逃しが多い週に。大げさなくらいの注意深さがあれば、問題なく過ごせるでしょう。ラッキーカラーは、オレンジ。ご縁のある異性は蠍座と射手座で、英語が堪能で、場合によってはそれを仕事に出来るほどのスキルを持つ人。今週のラッキーな酒場は、昼はビュッフェ、夜はビールバーという一度で二度おいしいお店。水瓶座(1/20〜2/18)残り少ないチャンスをうまく活かせる週に。すぐに諦めずに、今までうまくいったことを思い出して取り組んでみて。ラッキーカラーは、桜色。ご縁のある異性は牡羊座と射手座で、一度火がついたら、相手には話をさせないほどマシンガンのように喋る人。今週のラッキーな酒場は、こんな場所にお店あるの?と疑ってしまう、炉端焼きのお店。魚座(2/19〜3/20)自分の体調管理が出来ても、他人から風邪をうつされるなどの週に。その事以外は前向きに動けそうな時期です。ラッキーカラーは、緑色。ご縁のある異性は牡羊座と獅子座で、目立つのが嫌いといいながら、しっかりインパクトをさらう人。今週のラッキーな酒場は、メニューがないけど、お任せで十分楽しめるお洒落居酒屋。 いかがでしたか? 先日のバレンタイン当日、チョコレートが一杯ある売り場にいたにもかかわらず、別な売り場でかかっていた物なのか、ひな祭りの歌が聞こえてきました。ちょっと先取り早すぎましたかね? また来週もお楽しみに!(二ノ宮さな)対面占い師の顔を持つライター。占術は西洋占星術、タロット、オラクルカードが中心。嫁姑問題からママ友問題など、人間関係の悩み解消依頼が多い。元キャバ嬢という経験を活かして、あらゆるジャンルの人々の話を聞くのが得意。対面占い以外に占いアプリChapliにも参加中。画像:by スギサク by pho-to ac
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アイドル 2017年02月20日 13時20分
今野ゆい 「チャームポイントのお尻を強調して踊っています」
2017年度注目の美尻グラドルの今野ゆいが、4枚目となるDVD『天使のヒップ』(イーネット・フロンティア)の発売を記念したイベントが、19日に都内で行われた。 昨年11月に千葉県と都内で撮影された今作は、今野がモデルになって男性と個別の撮影会を行うアイドルファンにとっては、リアルにありそうなシチュエーションになっている。 その内容は「色々な衣装を着て展開していくんですよ。特に浴衣を着ているシーンはお気に入りです。実は1stDVDから必ず浴衣を着ているんですよ。肩を落として艶やかな日本人らしいセクシーさを出そうと思っています。今野といえば浴衣と言われるようになりたいですね」と話した。 続いて一番セクシーなシーンを聞いてみると「透け透けのレースのメイド服がいい感じですね。チャームポイントのお尻を強調して踊っています」と紹介。 セクシーなお姉さんっぽいイメージの今作だが、次回はセクシーさはもちろんだが、もっと攻めた感じの内容をやってみたいという。「ぴっちりしたボンテージを着たいです。カッコ良くてちょっと強気な女性みたいな感じをやってみたいですね」と力説した。 現在26歳の大人の女性である今野だが、恋愛事情なんて聞いてみた。「恋人とかはいないですけど、イメージトレーニングは常にしています。漫画本やケータイ小説を読んでいます。活字でしっかりトレーニングしているんですけど、その通りにはいかないですね。ずっとご無沙汰ですよ。ちなみに好きなタイプは男らしい人です。例えば道を歩いている時に私を道路側からさりげなく歩道側に誘導してくれたりしてくれる優しい人が好きですね」明かした。 身近にそんな人はいそうな感じもするが現実は難しいそうだ。しかし恋愛も大事だが、2017年美尻アイドルとして注目されることは間違いなさそうなので、恋愛はまだまだ先まで我慢して欲しい。
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小室哲哉 自己破産!?
2008年11月05日 15時00分
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日本シリーズ 2勝1敗と勝ち越しも巨人大敗危機
2008年11月05日 15時00分
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上戸彩 CMがグランプリ受賞
2008年11月05日 15時00分
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映画「252 生存者あり」ジャパンプレミア
2008年11月05日 15時00分
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ブレスト式 必勝ロト6当選術
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AR共和国杯 メイショウカチドキが復活ムード
2008年11月05日 15時00分
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武蔵野S(GIII、東京ダ1600メートル、8日) ダート王カネヒキリが復帰
2008年11月05日 15時00分
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「私、テレビの味方です」成海璃子が肉ミンチに大爆笑
2008年11月05日 15時00分
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「アキバ探検隊」モンスター系少女しつけゲーム新登場
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書評「トウキョウソナタ」田中幸子著、竹書房文庫
2008年11月05日 15時00分
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書評「一流の人は空気を読まない」堀紘一著、角川oneテーマ21
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浜名湖周年記念クオカを5人に、中野次郎選手のサイン色紙を3人にプレゼント
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EVEちゃん大特集予告
2008年11月05日 15時00分
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野球 原監督 日本一なら巨人軍終身監督
2008年11月04日 15時00分
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テレ朝前田アナとバスケ田臥選手 交際発覚
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森泉「愛されメーク」勉強中
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石野真子「50周年のお祝いの気持ちを込めて歌います」
2008年11月04日 15時00分
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高山侑子「父と同じ気持ちで」
2008年11月04日 15時00分