小室容疑者が逮捕された4日、「globe」の所属レコード会社エイベックスは新曲の発売中止や全曲の音楽配信中止を、「TM NETWORK」と契約していたソニー・ミュージックエンタテインメントは新アルバムの発売中止を発表した。
「エイベックスは世界同時株安で大幅に株価が下落している。企業のイメージをダウンさせないため迅速な対応をした。これでglobeは事実上の解散。発売中止で億単位の損害賠償金を請求される」(レコード会社関係者)
小室容疑者といえば、前妻で10か月の“スピード離婚”をした前妻の吉田麻美への約7億円の慰謝料の支払いが滞っていたことが発覚。サッカーJ1の大分トリニータへのスポンサー料7000万円の未払いも発覚し、「エイベックスから借りたプロデュース料、裁判で判決が出た男性投資家への弁済などで借金総額は18億円以上」(音楽関係者)という。かつては高額納税者の上位に食い込んでいたのがうそのように、台所事情は火の車だ。さらに、KEIKOとはすでに離婚したことが明らかになった。
「KEIKOは今年3月に出演したテレビ番組で、『夫(小室)は肉も魚も野菜も嫌い。食事はオリジン弁当、マクドナルド、ピザのローテーション』と貧しい食生活を暴露していた」(レコード会社関係者)
02年11月に小室容疑者と結婚したKEIKOだが、この窮状が予想できたわけもなく、挙句の果てに実家である大分の老舗旅館も小室容疑者の借金問題に巻き込まれてしまったという。
「小室容疑者にだまされた投資家をはじめ、何人かの債権者から小室容疑者への督促電話がKEIKOの実家に。母親から離婚するように説得され、逮捕前に離婚届を提出した」(同)
KEIKOが被った被害は甚大で、離婚となれば小室容疑者の前妻に勝るとも劣らない慰謝料を要求してもおかしくはない。しかし、小室に支払う能力はないようだ。
「高級外車など身の回りのものはほとんど処分している。今後、稼げる見込みもない。結局、20億円以上の負債を抱えての自己破産することが濃厚でしょう」(芸能プロダクション関係者)
小室容疑者は一度借金をチャラにしてやり直すしかなさそうだ。