「順調に行けば1月はともかく、4月の改編で新番組でレギュラー出演という具合にいく流れだったんですが、単発ならともかく、やっぱりレギュラーで復帰というと難しいみたい」とはある制作会社関係者。
復帰してから、ロンブーの田村淳やナイナイの岡村隆史などの“好意”に助けられて徐々に露出を増やしていった矢口。復帰への段取りとしては整えられていたはずなのだが、被害者意識が抜けなかったのがまずかった。
「『私だって辛い』とか、周りに言わされたとしても、あれはちょっとよくなかったね」と同関係者。あれで多くの視聴者が被害者面する矢口に「何言っているの?」と反発したが、それがいまでも続いているという。
「いまはスポンサーが、視聴者はこのタレントをどう見ているか、という印象を非常に大事にしている。『楽しいから使おう』というテレビマンはいるから単発なら問題ないけど、レギュラー番組となると、どうしてもスポンサーの意向が強く反映されるため、どうしてもストップがかかってしまう。いまだ嫌悪感を抱いているという人が多いだろうという結果になる。いま4月改変の最後の詰めをやっているところですが、企画段階で『矢口』という名前こそ挙がりますが、最後の最後で落ちてしまいます。仮に全面謝罪の仕方、その後の謝り方、出演の仕方が変わっていたら、違った結果になったかもしれないんですけどね」と同関係者。
まだまだすべてが道筋どおりというワケにはいかないようだ。