-
社会 2019年01月22日 12時00分
50歳男、自分の尿入りペットボトルを路上に捨て逮捕 異常な動機に「意味不明」の声
21日、千葉県習志野市で自分の尿をペットボトルに入れ捨てたとして50歳の男が逮捕されたことが判明。その行動に驚きが広がっている。 男は、21日午後0時40分頃、千葉県習志野市の路上で持っていたカバンから尿の入ったペットボトルを取り出し、路上に捨てた。同市内では、何者かが捨てたと思われる尿入りペットボトルが昨年8月から20件以上発見されており、私服警察官が付近を警戒。犯行に及ぶ男を発見し、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで現行犯逮捕した。 男は容疑を認め、「自分の尿を入れた。ストレス解消のためだった」などと供述しているという。尿入りペットボトルを投げ捨てることでストレスが解消されるとは驚きだ。 この不可解な男の行動にネットユーザーも驚愕。「意味がわからない」「筋金入りの変態」「50にもなって何やってんだ」など怒りの声が。また、「ペットボトルに尿を溜めることが快感だったのでは」「ペットボトルに入れる際、口にアレが収まったってこと? 相当小さいんだろうね」など、奇妙な行動を冷静に分析する声もあった。 男がなぜ尿入りペットボトルを捨てることで、ストレス解消となっていたのかは不明。おそらく自分の汚いものを第三者に押し付け、迷惑を掛けることに一種の快感を覚えていたものと思われる。しかし、それは迷惑行為であり、れっきとした犯罪だ。 50歳の男性がそのような「当たり前のこと」を認識できず、人に迷惑をかけて、「ストレス解消しよう」していたことは、幼稚と言わざるを得ないだろう。文・神代恭介
-
社会 2019年01月22日 06時30分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第304回技術と「豊かさ」
資本主義とは生産者が「技術」に基づく「資本」を生産し、さらなる生産活動に投じることで、生産者1人当たりの生産量を増大させていく経済モデルだ。ここでいう「資本」とはおカネの話ではなく、高速道路や鉄道、電力や水道などのライフライン、工場、機械設備、運搬車両など、生産のために必要な「ハードウエア」を意味している。 例えば、運送サービスを例にとろう。資本主義以前の世界において、東京―大阪間で運送サービスを提供するとする。何しろ自動車も高速道路もないわけだ。生産者は大八車に荷物を載せ、舗装されていない悪路をえっちら、おっちらと荷物を運ぶしかない。運送サービスの生産性(生産者1人当たりの生産量)は、著しく低い。 その後、土木・運送業が高速道路という「資本」を生産した。さらに、自動車会社が大型トラックという「資本」を生産。運送サービスは、他の生産者が生産した大型トラックに荷物を積載し、高速道路を走らせる。運送サービスの生産者、つまりはドライバーだが、それまで大八車で何週間もかけて東京から大阪まで荷物を運んでいたのが、わずか数時間に短縮される。しかも、一度に運べる荷物も増やせる。 運送サービスが高速道路、大型トラックという「資本」を自らの生産活動に投じることで、ドライバー1人当たりのサービス生産量が激増するわけだ。「資本」を用いて生産することで、生産性を高めていくのが「資本」主義の根幹なのである。GDP三面等価の原則により、生産活動における「生産」「需要」「所得」の3つは必ずイコールになる。資本を生産活動に投じ、生産者の生産性が向上すると、イコール「所得の増加」ということになり、人々は豊かになっていく。 もっとも、効率よく資本を生産するためには「技術」が不可欠である。技術がなければ、高速道路も大型トラックも生産できない。ちなみに、いわゆる発展途上国が貧しいのは、おカネがないためではない。おカネなど、政府や中央銀行がその気になれば、いくらでも発行できる。 おカネがあったとしても、資本を生産する技術がなければ、その国は低生産性国に甘んじざるを得ない。つまりは、生産者1人当たりの生産量が小さい「貧しい国」のままなのだ。国民が豊かになるためには、資本を生産するための技術の発展が不可欠だ。 さて、資本主義はインド製綿製品(キャラコ)に対抗するため、イギリスの元・毛織物業界が技術開発、設備投資を始めたことで口火を切った。技術や設備により綿製品の生産性を向上させ、人件費が6分の1のインド綿産業に打ち勝つ。いわゆる、産業革命である。産業革命は、イギリス綿製品の「単位労働コストを引き下げる」生産性向上が目的だったのだ。 産業革命により、資本が資本を生産し、技術が支援し、生産者1人当たりの生産量が激増する「資本主義経済」が本格的に始まった。資本主義により、人類は初めて「継続的に豊かになる経済」を手に入れた。もっとも、当初はイギリスをはじめとする「一部の国」のみが資本主義国となり、そうではない「低生産性国」との間の格差が開いていく。 結果的に、資本主義国が自国の高い生産性のもとで生産した商品を低生産性国に売り込み、所得を収奪する「帝国主義」の時代が始まった。それはともかく、歴史を振り返れば、資本主義の肝、生産性向上を実現する最強のツール(あるいは「概念」)が技術であることが理解できる。技術の発展なしでは、豊かな生活は実現できない。 2019年初頭、建設機器大手のコマツが、2021年までに無人運転の建設機械を商用化するとのニュースが流れた。コマツは国内建設産業で深刻化している技能労働者不足に対応するため、現場の省人化を目指しているわけである。 具体的には、まずは小型無人機ドローンを飛ばし、地形を計測、撮影し、三次元測量データを作成する。さらに、測量データを活用し、ショベルカーなどの建設機器と連携。AIにより現場の画像を分析したショベルカーは、測量データに基づき土砂を「正確」に掘り、指定の位置に自動的に運ぶ。土砂が積み込まれたダンプカーも全自動で、カメラで障害物などを検知しながら、指定の場所へと運搬する。 結果的に、建設機器の操縦者の技能のばらつきがなくなり、施工の生産性向上が達成される。さらには、ショベルカーの近場で掘削の目安を示す人手が不要となり、安全性も高まる。 実は、「ドローンで測量し、三次元測量データを作成。データを建機にインストールし、ミリ単位で正確に施工する」 という技術はすでに確立し、現場に導入されつつある。 もっとも、現在は建機に人が乗り込み、スロットルを動かしているため、完全自動というわけではない。とはいえ、現場で自動建機を活用している企業経営者などに聞くと、生産性効果はすさまじいとのことだ。 まずは、測量の時点でとてつもない生産性向上になる。その上、自動建機の施工は、ある意味では残念なことだが、「どんな熟練工よりも巧い」というのが現実なのだ。 当たり前だが、人間には調子の波というものがあり、しかも疲労する。どれだけ熟練した技術者であっても、次第に精度が下がるのは仕方がない話だ。ところが、自動建機は疲れない。測量データやGPSなどを用い、正確に施工を続ける。 別にコマツに限らず、日本の「民間」の生産性向上のための技術開発、技術進化は始まっているのだ。理由はもちろん、日本には「人手不足」という技術開発に対する膨大な需要があるためである。 需要こそが、技術を発展させる。わが国は生産年齢人口比率の低下により、人手不足という「資本主義の成長」の絶好の機会を迎えた。それを潰すのが、政府の緊縮財政であり、移民受け入れなのだ。安倍政権は、日本の経済成長を妨害する「ボトルネック(制約)」に落ちぶれてしまった。********************************************みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
-
スポーツ 2019年01月22日 06時00分
蝶野正洋「よく見とけガッデム!」2.15プロレスマスターズTEAM2000選抜を発表!
2月15日に武藤敬司プロデュースの『プロレスリングマスターズ』後楽園ホール大会が開催される。メインイベントの『BAT vs TEAM2000』の8人タッグマッチに出場する蝶野正洋のTEAM2000の選抜メンバー4選手が発表された。 昨年2月16日の後楽園大会以来、1年ぶりの復活となるTEAM2000だが、前回はAKIRA、天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤が登場。蝶野正洋がマネージャー役としてセコンドにつき、藤波辰爾、長州力、武藤敬司、獣神サンダー・ライガーの90年代新日本プロレスドリームチームと対戦すると当初は発表されていた。しかし昨年は小島が負傷欠場したため、かつてnWoスティングのリングネームで、新日本やアメリカWCWで活躍したスーパーJが久々に緊急来日。90年代のファンを喜ばせている。 今回は、新日本から天山と小島のテンコジタッグが参戦し、ヒロ斎藤、スーパーJを加えた4選手が選抜メンバーとなった。前回欠場した小島は昨年9月に復帰し、コンディションは絶好調。元気な姿を見せてくれることだろう。ちなみに天山、小島、ヒロは、2017年1.5新日本後楽園大会で、前日の1.4東京ドーム大会の『ニュージャパンランボー』のため来日したスコット・ノートン、そして新メンバー?チーズバーガーとのタッグで、蝶野がいないTEAM2000を復活させた。ケニー・オメガ、バッドラック・ファレ、タマ・トンガ、タンガ・ロア、ボーン・ソルジャー(初代)のバレットクラブとの時空を超えたユニット対決に快勝しており、その続きが期待されていた。 今回、メンバーを選抜した蝶野は「オイ、プロレスリング・マスターズ! 2月15日後楽園ホール!TEAM2000のメンバーは天山!小島!スーパーJ!そして、ヒロ斎藤!このメンバーだ!武藤!BATT?本当にメンバー集まるのか?顔じゃねぇんだよ!いいか、TEAM2000は絆が違うんだよ。プロレスリング・マスターズは俺達、TEAM2000が仕切る!よく見とけガッデム!」とコメントした。 一世を風靡したnWoジャパンから分裂する形で誕生したTEAM2000だが、当時武藤が率いていたnWoジャパンとの生き残り軍団抗争を制したTEAM2000が、nWoジャパンの天山、小島、ヒロらを吸収。1人となった武藤はグレート・ムタとしてWCWと契約し、日本マット復帰後、BATTを結成したという経緯がある。 TEAM2000に所属したメンバーはBATTに比べるとはるかに多い。今回はオリジナルメンバーであるAKIRAが外れ、nWoジャパンから“引き抜かれた”メンバーだけを選抜された。武藤としてはBATTの選抜メンバーに、TEAM2000のオリジナルメンバーでもあるドン・フライを是が非でも招聘したいところ。馳浩が国会会期中で出場できないだけに、マスターズのリングを黒に染め上げられることをいかにして阻止するのだろうか?あとはBATT選抜メンバーの発表が待たれる。 現在も新日本の所属選手として活躍中のテンコジが揃い踏みする。単なる同窓会のような試合ではなく、これが平成最後の結成になるであろうTEAM2000のさらなる進化に期待したい。取材・文 / どら増田写真 / ©︎プロレスリングマスターズ
-
-
芸能ニュース 2019年01月22日 06時00分
高畑裕太、イケメン俳優の元カノと熱愛報道 母の思惑通りにはならない?
女優の高畑淳子の息子で元俳優の高畑裕太とダンサーの菅原小春の交際を、ニュースサイト「デイリー新潮」(新潮社)が報じている。 高畑といえば、16年8月、強姦致傷容疑で逮捕(後に示談成立、不起訴)され、その後、遺品整理業者や都内の老舗バーでも働いていることが報じられていた。 菅原の元彼は俳優の三浦春馬。昨年末の「紅白歌合戦」では、徳島県から生中継した米津玄師の出演時に、パフォーマンスを披露し話題を呼んでいた。 同サイトによると、2人は昨年3月頃から交際。今月18日には菅原の姉が出演したライブを都内のライブハウスで鑑賞。その後、仲間たちと居酒屋で打ち上げを行っていたというが、結婚話も浮上する関係だというのだ。同誌に対し、菅原の姉も、高畑の母親・淳子も交際を否定しなかった。「息子について、母親はなんとかして俳優に復帰させようとしている。映像作品は事件のこともあり、厳しいのは分かっているので、舞台で復帰させようとしているようだが、肝心の裕太本人があまり復帰しようという意思がないようだ。事件の際、散々メディアで叩かれたこともあり、表舞台に出るのが嫌になってしまったようだ」(舞台関係者) 一方の菅原だが、18歳で単身渡米し成功を手に入れただけに、日本人のメンタルとは違い、あまりにもキャラクターが強烈で、そのため、三浦が交際中に音を上げてしまい、破局したことが報じられていた。 「独創的なダンスで注目を集め、米の人気歌手リアーナのバックダンサーを務め、TDKのCMでは米の大御所歌手スティービー・ワンダーと共演。国内では、安室奈美恵さんやSMAPらのバックダンサーを務めた実績から、相変わらず振り付けのオファーも殺到しています」(音楽業界関係者) このまま結婚となれば、菅原は高畑を養う覚悟がありそうだ。
-
その他 2019年01月21日 23時00分
歴史の闇に消えた“首吊り村”の真実
インターネット上で生まれ続け、語り継がれる都市伝説。代表的なものでは、青森県に存在し、一人の発狂した村人により村民全員が殺されたという廃村『杉沢村』、日本の法治が及ばない『犬鳴峠』など、これまで様々な怪異が人々を心胆寒からしめてきた。そして、これらのほか、以前からずっと議論の種とされている都市伝説がある。それが、『上多島・下多島村』の伝説だ。これは2008年、ネット掲示板『2ちゃんねる』の、とあるスレッドに投稿されたもので、書き込まれたのはこんな話だ。上多島では、《4年前まで住んでいた被差別部落とされる村では、部外者を立ち入らせない祭りを行っており、一方で自殺者が相次ぐ不気味な集落だった》。下多島でも、《ほぼ毎年自殺者が出ていて、村にある電柱の何本かは首吊りに使われることで有名、自殺者の全員が首吊り》。“秘された集落”というテーマが人々のオカルト心をくすぐったのか、この上多島村・下多島村という村が一体どこに存在するのかについて、多くのネット民が検証に乗り出すなど、話題を集めているのだ。一聞では凡庸な都市伝説とも思えるが、オチがないというリアルさ、沖縄の一部にはいまだに部外者が立ち入れない秘祭を行う集落があるなどの“状況証拠”も手伝って、なんとも言えない真実味を醸成していることも確かである。果たして、この都市伝説の村は本当に存在するのか、それとも投稿者による創作なのか……。●自殺者が続出するという“地図から消された村”(宮崎市佐土原町) 2017年10月、まず初めに訪れたのは、宮崎市佐土原町にある「上田島・下田島」と呼ばれる地域である。こちらは、1889年に町村制施行に伴って合併されるまで、「上田島村」と「下田島村」が実際に存在しており、その名前が「上多島・下多島」と酷似していることが候補地とされる大きな理由だ。さらに、宮崎では自殺が多いと言われていること、付近にコツコツトンネルと言われる心霊スポットがあることなども、疑いのかかる理由となっているらしい。訪れた佐土原町は、かつて戦国大名・島津氏が治めた佐土原藩の城下町だ。05年まで独立した佐土原町として宮崎郡に属していたが、06年に宮崎市に編入され、県中心部で働く人のベッドタウンとして開かれている。佐土原町の中心地からほど近い上田島は、片田舎の地方小都市という言葉がぴったりくる地域で、村や集落といった感じは皆無である。ここでは《部外者を立ち入らせない祭りを行っており、一方で自殺者が相次ぐ不気味な集落だった》ということで、周辺の住民に話しかけてみたが…。「県の自殺者が多いという話は聞くが、上田島や下田島で自殺があったなんて聞いたことがない」(50代・女性)「上田島では鬼子母神の祭り、夏祭りなどを行っているが、下田島でそのような秘密の祭はないと思う」( 60代・男性)出て来るのは、そんな声ばかりだった。一方の下田島はと言うと、こちらはJR佐土原駅などが設置された地方の繁華街だったことが判明する。2ちゃんねるに投稿が行わる。ここでは《部外者を立ち入らせない祭りを行っており、一方で自殺者が相次ぐ不気味な集落だった》ということで、周辺の住民に話しかけてみたが…。「県の自殺者が多いという話は聞くが、上田島や下田島で自殺があったなんて聞いたことがない」(50代・女性)「上田島では鬼子母神の祭り、夏祭りなどを行っているが、下田島でそのような秘密の祭はないと思う」( 60代・男性)出て来るのは、そんな声ばかりだった。一方の下田島はと言うと、こちらはJR佐土原駅などが設置された地方の繁華街だったことが判明する。2ちゃんねるに投稿が行われたのは08年。書き込みの内容によれば、投稿者は4年前まで住んでいたということになり、この地が下多島村であったとすると、04年までは部外者を立ち入らせない祭りを行う閉鎖的な集落であったということになる。わずか10年あまりでこれだけ発展するというのは、さすがに無理があるだろう。付近の人に聞き込みをしても、「ここで自殺した人なんていません。自殺したい人は、このへんなら海のほうへ行くと思います」(40代・主婦)と、しごくごもっともな意見ばかり。やはり、この地が上多島・下多島である線は薄いだろう。●かつて“ピンク”で知られた中都市にいったい何が起きたのか…?(群馬県太田市) 次に訪れたのは、もう一つの候補地として挙がっていた群馬県太田市の上田島・下田島である。こちらも1889年に宝泉村へ合併されるまでは『上田島・下田島村』という地域が存在していたという。 太田市は、群馬県南東部に位置する人口約22万人の都市で、県で3番目に大きい。自動車メーカー・スバルのお膝元で、かつては大風俗街として関東一帯にその名を知られていた。 だが、こちらも宮崎の佐土原同様、田舎のベッドタウンといった光景が広がっており、まったく閉鎖的な部分は感じられない。こちらでは先に下田島地区を訪れ、祭りや自殺、電信柱について話を聞いてみた。「近くでねぶた祭りがあるが、上田島、下田島で祭りはない」( 60代・女性)「電信柱で自殺した人の話なんて聞いたことがないね」(40代・女性)と、住民たちは口を揃える。確かに、こちらの下田島地区は、発展度で言えば駅前の地方都市然とした佐土原のそれよりも低く、田畑が多く見られるいかにも田舎と言った場所ではある。が、マンションなどの集合住宅が多く建てられ、現在分譲中の場所もかなりある新興地区と思われる。祭りに人を呼ばないどころか、住民をどんどん呼び込むような場所が、果たして閉鎖的な秘祭の集落たりえるのか。続いて上田島に行って同様に聞き込みをしてみたが、やはり答えは同じ。この時点で、取材は完全に行き詰まっていた。 そんな思いを抱きながら調査を続けていると、地元の老人( 80代・男性)から、興味深い話を聞くことができた。「ここら辺でそういった風習があるというのは聞いたことがないが、わしが生まれるよりも前に、“宝泉”という集落で殺人事件が起こったというのを聞いたことはある。確か、何人か死んだはずだ」 あの巨大都市伝説「杉沢村」でも、話の起因として昭和20〜30年代に“一家八人殺し”という陰惨な殺人事件があった。そこに様々な尾ひれがついて都市伝説が形成されていったと思われる。さらに、かの有名な『津山30人殺し(昭和13年)』が起きた岡山県の西加茂村(現・津山市)が小説『八つ墓村』(横溝正史著)のモデルとなったように、こうした事実を背景に、投稿者がフィクションを盛りまくって作られた可能性は十分にあるだろう。そう考えた取材班は、この地で起こったという殺人事件について調べることにしたのである。 すると……、あった。付近の聞き込みでも、ネットでの検索でも、まったく情報が出てこなかったのだが、群馬県警のホームページの事件・事故年表に唯一該当すると思われる見出しを発見したのだ。 そこには、『大正13年に宝泉村で八人殺傷事件が起きた』という事実の記載のみ。群馬県警に問い合わせてみるも、回答ができる内容か、あるいは資料が残っているのか調査しないといけないとのことで、原稿を執筆している段階まで回答はなく、やむを得ず太田市の図書館にて、当時の新聞のマイクロフィルムを確認してみた。 事件の詳細を要約すると、以下のようになる。《大正13年2月16日の午前3時頃、中島飛行機製作所の職工で宝泉村藤阿久に住む高田猶次郎(28)は深夜、突然槍を持ちだし、祖父( 77)と自身の長男(6)、二女(5)の3人を殺害。さらに実母(50)と妻(30)、妹2人(16)と(9)、長女(6)らにも重傷を負わせた。原因は父である高田次郎蔵が急病で危篤になった影響で、一時的に精神に異常をきたしたものではないか》 4世帯で暮らす一家で家族3人を殺害、5人に傷を負わせた。一歩間違えば“8人殺傷”になっていたかもしれない大事件である。しかし、このような大事件が、警察資料にしか記載されておらず、書籍やネットの類いに何も記述がないというのも妙な話である。 そんな疑問を抱きながら、何か分かるかもしれないと思い、事件が起きた大田市藤阿久へと向かった。 大正13年に起きたということは、今年で94年。聞き込みをしたものの、やはり時の壁は厚く、さらに現在この地区に住んでいる人々は、ここ40年ほどの間に移ってきた、まったく事件を知らない人ばかりで、旧家を探すにも見つからない。藁にもすがる思いで地域の寺院を訪れ、住職に話を聞いた。「この寺は元々住職を置いておらず、私も30年前にここに赴任したんですよ。だから、そんな昔の話は残念ながら知りませんね。ただ、当時、藤阿久に住んでいたというなら、きっとお墓はここにあるんじゃないかとは思います。ただ、それだけの事件を起こした一家が、今もここに住んでいるとは考えにくいでしょうな」 情報が断絶しているのは、当時の情報を継承している人間がこの地にほぼいないということも関係しているのかもしれない。住職の許可を得て、事件を起こした高田猶次郎の墓を探してみたが、この一帯には高田姓が多いようで、これと確証を持てるものを探すことは叶わなかった※ ※ 残念ながら、今回訪れた2つの地域に関して、『上多島・下多島村』であるという確証を得ることはできなかった。 しかし、ここで取材班の脳裏をよぎったのは、「1889年の町村制施行」である。2つの地区に共通するのは、この町村制が施行されたことにより、『上多島・下多島村』という名が消えてしまっている。『上多島・下多島村』というフレーズには、“消さざるを得ない何か”があったのだろうか。 そして犯罪史に名を残してもよさそうな宝泉村の「一家8人殺傷事件」もまた、歴史の闇に消えようとしていた。繰り返すが、「杉沢村」の伝説も、一家8人殺しの事件を端緒として、何者かによって伝承していった都市伝説である。ならばこの『上多島・下多島村』の伝説も、今後いっそうネットを騒がせていくのかもしれない。
-
-
芸能ニュース 2019年01月21日 23時00分
木村拓哉が『鉄腕DASH』に出演、TOKIOと共倒れでイメージダウン? SNSではトレンド入り
木村拓哉が、20日に放送された『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)にゲスト出演。SMAP時代から、あまり経験のなかったTOKIOと共演に臨んだ。この日出演した国分太一、長瀬智也との絡みや、番組中の振る舞いが話題となり、Twitterでは番組タイトルや木村の名前がトレンド入りすることとなった。 道の駅で情報収集した後、キッチンカーで農家や養鶏場などに出向き、“捨てるもの”をもらって最後に調理する『0円食堂』という企画に参加した木村。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の『BISTRO SMAP』以来の料理姿ということもあって、ファンは大喜びした。 しかし、ネットでは厳しい意見も散見された。木村にとってTOKIOメンバーは直属の後輩ということもあり、国分、長瀬やスタッフに対する木村の態度が高圧的に見えたのか“エラそう”という声や“長瀬や国分がペコペコしすぎ”というつぶやきも。さらに、木村のある行動に多数のツッコミが寄せられたのだ。 「木村は地元の方に話を聞く際に、腕を組んだり、ポケットに手を突っ込んだままでいたため、不快に感じた視聴者が多かったようです。しかし、“木村拓哉”というパブリックイメージを考えると“腕を組んでいても違和感がない”と指摘する人もいましたね。確かに、彼が国分らと同じように下からペコペコする姿はあまり想像できません」(エンタメライター) また、番組内では奇跡とも呼べる出来事も起こった。 「今回のロケの場所は千葉県香取市。もちろんSMAPで同じメンバーだった“香取慎吾”と関連づけてツイートする人も多くいました。番組サイドもあえて狙ったに違いありません。しかも木村が最初に訪れたのが、“香取さん”が所有していた養鶏場を加藤さんが借りて運営している“香取加藤農場”だったのです。同時間帯には、香取と草彅剛がパーソナリティーを務めるラジオ番組『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)が放送されていたこともあって、一方でテレビを、一方でラジオを聴きながら楽しむファンもいたようですよ」(同上) “SMAPファン”にとっては、今回の偶然は最高のプレゼントとなったに違いないだろう。
-
その他 2019年01月21日 22時10分
◎専門医に聞け! Q&A スマホ老眼
Q:最近、視力が落ちたように思います。と言うのは、スマホを操作していて、目を上げて正面を見る時、ぼやけます。ピントが合わないようです。いつもスマホを見ているせいでしょうか。このまま近視になるのではないかと心配です。改善する方法はあるでしょうか。_(24歳・フリーター)A:あなたの場合、近視ではなく、スマホ老眼と言われる状態です。仰るとおり、原因はスマホの見すぎでしょう。 目は、水晶体の厚みを変えることでピントを調節します。水晶体はカメラのレンズに相当します。水晶体は毛様体という筋肉の働きによって、遠くを見る時は薄くなり、近くを見る時は厚くなります。 スマホを操作するときは至近距離で画面を見るものです。スマホを見続けると、毛様体は厚い状態を保ち続け、疲れてしまいます。ピント機能が低下し、そのため、スマホの手を止めて正面を見たとき、目がぼやけるのです。 スマホ老眼は20代、30代では珍しくなく、10代、40代、50代にも見られます。スマホを見すぎると、小学生でもスマホ老眼になってもおかしくありません。スマホが習慣の人の多くが目の疲れを感じていますが、そういう人はみな、スマホ老眼になる恐れがあると言えるでしょう。●スマホの使用を減らそう ところで、“老眼”という言い方をしていますが、普通の老眼は至近距離が見えにくい状態です。だから、老眼とスマホ老眼はまったく別のもの。スマホ老眼はむしろ近視に近いと言えるでしょう。 スマホ老眼は毛様体の機能低下が原因ですから、深刻な状態ではありません。しかし、スマホ漬けの生活を続けると、やがて真性の近視になる恐れもあります。 とは言え、スマホ老眼はスマホをする時間を減らし、目を休ませると治ります。最近は、近視でも乱視でもないし、ストレスもないのに、視力が落ちる小学生がいます。これもスマホ老眼で、スマホをいっさいやめさせると治ります。 実際、スマホを放棄することはできないでしょうから、スマホを見る時間を減らしましょう。起きている時間の半分はスマホを見ない、などと決めるとよいと思います。**************************************山口康三氏(回生眼科院長)自治医科大学卒業。眼科医、漢方内科医。食事、運動、睡眠などを改善する生活改善療法を指導し、眼科の病気や生活習慣病の治療に成果を挙げている。日本綜合医学会副会長。
-
アイドル 2019年01月21日 22時00分
キスマイ、初のゴールデンレギュラーに早くも暗雲? 人気芸人の力を借りて飛躍できるか
ジャニーズ事務所のグループ「Kis-My-Ft2」とお笑いコンビ「サンドウィッチマン」が出演しているテレビ朝日の深夜バラエティー番組『10万円でできるかな』が、今春から月曜午後8時台に進出することが1月19日の同番組のスペシャル版で発表された。 『10万円でできるかな』は2017年10月に番組がスタート。もともとは前番組である『キスマイレージ』内の「様々なテーマを10万円で達成する企画」をリニューアルした番組としてスタート。キスマイはテレビ朝日では2012年から深夜枠で冠番組を担当しており、今回の『10万円でできるかな』が初のゴールデン帯での冠番組となり、苦節7年目でゴールデン進出となる。 Kis-My-Ft2は一時期、ジャニーズ事務所内では異例である「ブサイク」をあえて売りにしたり、メンバー内で格差があることを包み隠さずにオープンにするスタイルで話題を集めた。しかし、それらの売り出し方はテレビ界では決して成功したと言えず、長らくジャニーズ軍団の二軍として活動してきた。 この度、Kis-My-Ft2はサンドウィッチマンと共同という形であるが、念願のゴールデン進出を決められたことは、本人もファンも一安心といったところだろう。 しかしながら、『10万円でできるかな』に関しては、早くも「早期終了説」が噂されている。本番組のコンセプトは「10万円で何ができるか」であるが、本番組は深夜番組時代からネタ切れ疑惑が囁かれており、最近では長期企画である「10万円分の宝くじを買う」、「懸賞に○○通応募したらどれくらい当たるか」、「10万円で借りた土地でいくら儲けられるか」ばかりの編成となっている。 そのため、例え4月にゴールデン枠へ進出したとしても、ネタ切れは免れず、テレビ朝日系バラエティーにありがちである「ゴールデン進出からの短命終了」となるのではないかと噂されている。 深夜枠で7年も力を蓄えてきたKis-My-Ft2。2019年はまさに勝負の年と言えそうだ。
-
芸能ネタ 2019年01月21日 21時45分
『ももクロ』と元メンバー有安杏果との“わだかまり”が消えた!?
元『ももいろクローバーZ』の有安杏果が、昨年の卒業・引退発表からちょうど1年がたった1月15日、ソロとして芸能活動を再開すると発表した。 これを受けて「ももクロ」のオフィシャルサイトでは《これからのストーリー お互い頑張ろうね ももいろクローバーZ》とエールを送り、それが美談として伝わっているのだが…。「内情は、そんなにキレイな話しではなく、卒業・引退の理由として、有安がグループで孤立していたなどと報じられたことから、その負のイメージを払拭するために“わざわざ”掲載したというのです」(芸能プロ関係者) 有安とももクロの確執は、いまだ消えていないのだろうか――。予想通りの芸能界復帰となった有安は、ツイッターなどで《音楽活動や写真活動を通して表現し、伝えていく活動を始めます》と発表した。3月には東京と大阪でライブを行うという。 「昨年には、『普通の日常の生活を送りながら22歳の女の子としての教養や知識をしっかりと身に付けられるように励みたいと思います』と、卒業だけではなく引退も表明。所属していた事務所との契約も終了していましたが、1年間の冷却期間を置いて戻ってくるのは既定路線でしたから、驚きは全くありません。有安がももクロを抜けたのは、メンバー以上に運営との関係がこじれたからであって、引退する気などはなかったのです」(同・関係者) 慰留したにもかかわらず有安が卒業を強行したことによって、ももクロの運営は激怒したという。発表から1週間後の卒業コンサートでも、主役は有安だというのに「有安を抜いたメンバー4人の写真を使ってほしい」などとマスコミに言い出したほどだった。 それほど揉めに揉めた卒業だったのだが、1年たってわだかまりは解消されたのだろうか。 「実は全く消えていません。ただ、無視をするとまたファンに何を言われるか分からないため、HPでエールを送っただけ。卒業するときもメンバーとの不仲説が噴出して、さすがにちょっと困っていましたから」(テレビ局関係者) いつか有安が“本当のこと”をブチまける日が来るかもしれない。
-
-
芸能ニュース 2019年01月21日 21時40分
ユーチューバー転身の元NMB植村、元カレへの電話動画公開 「落ちるとこまで落ちた」ファンから批判殺到
アイドルグループ・NMB48の元メンバーで昨年12月にユーチューバーに転身した植村梓が自身のチャンネルにアップした動画に批判が殺到している。 植村は20日、自身のチャンネルに「元アイドルがガチ元カレに電話してみた」という動画をアップ。その中で、植村は「勝負企画」として、「元カレに突然電話をかけてみたー!」と動画のコンセプトを紹介。相手はNMB48に加入する前、中学生の頃に1年間交際していた元カレだといい、「全然話してないし会ってないからこっちの方が緊張するんですけど」と話していた。 実際に電話が繋がると、相手は「いまトイレ」と言い、植村はそれをしきりにネタにし、「早く拭いて」などとイジリ。また、「私のどこが好きですか?」と強引に質問したり、交際当時の思い出話など“身内ネタ”で電話は盛り上がりを見せていた。電話を切ったあと、植村は「観ていただいた皆さんはちょっと複雑になったかも知れないですけど、私の元カレに電話をしてみました」と言い、「中学生のころの淡い記憶の片隅の方なのでみなさんお手柔らかに」と視聴者に依頼。最後には「次は何、カレに電話しようかな〜」と言いつつ、画面には「めちゃくちゃ冗談です」というテロップが出ていた。 植村といえば昨年12月、突然NMBの活動を辞退し、ユーチューブチャンネルを開設。初めてアップした動画の中では、突然の卒業を泣きながらファンに報告したものの、動画の中で活動辞退の理由について触れなかったことから、「ファン軽視」「ユーチューバーになる意味が分からない」として炎上していた。 また、NMB加入直後には、ファンによって交際相手が特定されるなどの騒動も起こっていたこともあり、今回の動画について、「いくらアイドル卒業したからってこの動画はない」「最低。落ちるところまで落ちた」「あんな辞め方をして突然ユーチューブ始めて、それですぐにやる企画がこれ?さすがに引いた」といった声が殺到。一方では、「手っ取り早く有名になりたいかも知れないけど、もうちょっとファンの気持ち考えてほしい」「ここまで分かりやすい炎上狙いもないわ。面白くないし」と、“炎上商法”を疑う声も多数寄せられていた。 今回容易に連絡が繋がったこともあり、現役時代も元恋人と“繋がっていた”疑惑も浮上している植村。自身を応援してくれていたはずのファンから呆れ声が多く集まっていた。記事内の引用について植村梓公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCW9uynkZRtsvixBmfRgiLPA
-
芸能ニュース
ガリレオ スピンオフ番組第2弾が決定
2013年06月05日 11時45分
-
芸能ニュース
タカトシ・トシに第2子が誕生
2013年06月05日 11時45分
-
社会
電気業者を装い留守番の女児を暴行した男を逮捕
2013年06月05日 11時45分
-
社会
マードック会長が孫正義社長とまた接触 新たな“動き”で名前が出たあのテレビ局
2013年06月05日 11時00分
-
スポーツ
球団身売り阻止 イチローに急転直下ヤクルト監督就任(2)
2013年06月05日 11時00分
-
ミステリー
謎の生命体「フラダンス小僧」日本に現れる!?
2013年06月04日 16時30分
-
芸能ニュース
“あまちゃん”効果に期待! ものまねタレント原俊作
2013年06月04日 15時30分
-
芸能ニュース
【週刊テレビ時評】フジテレビ目論見外れる! 篠原涼子主演「ラスト・シンデレラ」視聴率連続上昇記録ストップ
2013年06月04日 15時30分
-
社会
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第29回 GDPデフレーター
2013年06月04日 15時00分
-
その他
専門医に聞け! Q&A 心筋梗塞・脳梗塞を予防する漢方薬
2013年06月04日 13時28分
-
その他
梅雨シーズンを安全に過ごす ノロウィルス、O157「食中毒」対策法(2)
2013年06月04日 13時28分
-
スポーツ
球団身売り阻止 イチローに急転直下ヤクルト監督就任(1)
2013年06月04日 13時28分
-
社会
デフレ脱却とは無縁… すき家・吉野家・松屋 牛丼低価格戦争に見る外食サバイバルの壮絶(2)
2013年06月04日 13時28分
-
その他
梅雨シーズンを安全に過ごす ノロウィルス、O157「食中毒」対策法(1)
2013年06月04日 13時28分
-
社会
デフレ脱却とは無縁… すき家・吉野家・松屋 牛丼低価格戦争に見る外食サバイバルの壮絶(1)
2013年06月04日 13時18分
-
芸能ネタ
大島優子 総選挙1位へ巻き返し むきむき筋肉美エロ露出
2013年06月04日 13時17分
-
社会
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 成長戦略の本質
2013年06月04日 13時16分
-
芸能ニュース
不倫離婚で矢口真里が支払う代償はいくら?
2013年06月04日 11時45分
-
芸能ニュース
AKB48 高橋みなみ総監督が指原莉乃に宣戦布告「もし負けたら全員土下座」
2013年06月04日 11時45分